ロードホイールの金字塔として知られるカンパニョーロ BORA ULTRA WTOに、特別なチームエディションが登場。往年のBORAシリーズを彷彿とさせるホワイトロゴを纏ったスペシャルな一本が限定販売される。



カンパニョーロ BORA WTO ULTRA TEAM EDITION (c)日直商会

1994年の登場以来、カーボンホイールのベンチマークであり続けてきたカンパニョーロのBORAシリーズ。空力、重量、ペダリング効率、ハンドリング、そしてライドフィールといった全ての要素を高次元でバランスさせたオールラウンドなホイールとして、多くのサイクリストの憧れであり続けてきた。

その最新モデルにして最高峰となるのがBORA ULTRA WTO。BORA誕生から30周年を迎えた昨年にモデルチェンジを果たし、リム内幅を23mmへと拡大。合わせてリムシェイプを根本から見直すことで、前作と比べると正面からの風に対しては13%、15°からの風に対しては80%もの空気抵抗削減を実現した。

カンパニョーロは BORA WTO ULTRA TEAM EDITION (c)日直商会

長足の進化を果たした新型BORA ULTRA WTOを擁するカンパニョーロだが、25シーズンにはコフィディス、そしてVFグループ・バルディアーニCSF・ファイザネをサポート。特に、ワールドチームへのサポートをカンパニョーロが再開したことは大きなニュースであり熱い注目を浴びてきた。

カンパニョーロで身を固めたコフィディスのルック、そしてVFグループ・バルディアーニCSF・ファイザネのデローザの足元には、市販モデルとは異なるコスメティークを施されたBORA ULTRA WTOの姿があった。

VFグループ・バルディアーニCSF・ファイザネのデローザとコフィディスのルックに装着されたチームエディション (c)日直商会

艶やかなグロス仕上げのリムに踊るBORA ULTRAのホワイトレターは、往年のファンの心を揺さぶるグラフィック。通常モデルとはロゴのカラーだけでなくリムの仕上げも異なるチームエディションが、数量限定で一般販売されることとなった。

鏡面仕上げのC-LUXフィニッシュに対し、チームエディション用にデザインされたロゴは水転写プリントされ、その上にトップコートを施すことで、その美しさと強さをより長期に渡って維持することを可能とした。

ホワイトロゴがブラックのリムに映える (c)日直商会
通常モデルとは異なり、グロスフィニッシュとされている (c)日直商会



その他の基本的なスペックは、通常のBORA ULTRA WTOと共通。軽量なカーボン製のハブや前後21本のG3スポ―キング、そしてリムとツライチになることで空力と整備性を高めるAero Mo-Magなど、BORA ULTRA WTOならではのテクノロジーが盛り込まれた。

イタリアの古豪が誇るハイエンドホイールを更なる高みへと押し上げた特別なチームエディションは、数量限定での販売となる。45mmハイトと60mmハイトの2モデルが用意され、価格は685,300円(税込)。



カンパニョーロ BORA WTO ULTRA TEAM EDITION
リムハイト:45mm または 60mm
重量:1.325g (45mm) および 1.395g (60mm)
リム内幅:23mm
リム形式:2WAYFIT
ハブベアリング:CULT セラミックベアリング
フリーボディ:N3W または HG11
価格:685,300円(税込)


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