ルックが用意するMTB向けフラットペダル、TRAIL ROC+にシグネチャーモデルが登場。フリーライダーとして活躍するクリス・カイルとトーマス・ゲノンがデザインした独創的なグラフィックを纏ったペダルを紹介しよう。



ルック TRAIL ROC+ シグネチャーシリーズ(クリス・カイルエディション) (c)ポディウム

フランスに拠点を置くフレーム&ペダルブランドのルック。ビンディングペダルの祖としても知られる歴史的なブランドであるルックが用意するMTB用のピン付きフラットペダルがTRAIL ROC+だ。

2年に渡るラボと現場でのテスト、そしてアスリートたちからのフィードバックを得て開発されたTRAIL ROC+は、オフロードやバイクパークにおいて最高のパフォーマンスを発揮する。幅広く、そして非対称形状のプラットフォームは最高レベルのコントロールをライダーに提供し、高いジャンプからの着地、鋭いターン、激しいダウンヒルにおいても安定感をもたらす。

ルック TRAIL ROC+ シグネチャーシリーズ(トーマス・ゲノンエディション) (c)ポディウム

靴底にフィットするコンケイブ形状、そして16mmの薄型ボディ、そこに配置される10個のピンが足の安定感と障害物からのクリアランスを高め、あらゆるシーンでペダルとシューズが一体となったようなグリップを実現。

鍛造アルミボディには防塵性に優れたデュアルシールドカートリッジベアリングや金属ブッシュが組み合わせられ、過酷な環境でも性能を維持し続ける高い耐久性を持つペダルとして設計されていることも特徴だ。

ルック TRAIL ROC+ シグネチャーシリーズ(クリス・カイルエディション) (c)ポディウム
ルックのサポートライダーであるクリス・カイルとトーマス・ゲノン (c)ポディウム
ルック TRAIL ROC+ シグネチャーシリーズ(トーマス・ゲノンエディション) (c)ポディウム



今回、そのTRAIL ROC+に用意されたのは、ルックのサポートライダーであるフリーライダーのトーマス・ゲノン、そして世界トップクラスのBMX/MTBフリースタイルライダーであるクリス・カイルのシグネチャーモデルだ。

トーマス・ゲノンは、ヒッチコックやキューブリックの先見的なスタイルとバイクパークのスパイラルやトップクラスのフリーライドトレイルを融合させたサイケデリックなアートワークをペダルの上で表現。

「デザインは私の好きな映画から影響を受けていて、私の個性をとても反映しています。トレイルロック+は、大きなペダルで遊ぶ余地がたくさんあります。バイクや競技を頻繁に変える場合、ペダルに本当に慣れていなければ、自信を持って乗ることはできません。フリーライディングからスロープスタイルまで、素早く足が安定することが非常に重要です。トレイルロック+は、乗るたびにそれが可能になります。」とそのグラフィックについてコメントしている。

激しいアクションでも心強い味方となるルック TRAIL ROC+ (c)ポディウム

一方のクリス・カイルは、クリエイティブな個性を反映した手描きのアートワークをデザイン。クリスは「デザインは全体的に自分らしく、エッジが効いていて都会的です。ペダルは自転車の最も重要なパーツの1つです。ペダルはしっかりした信頼できるプラットフォームでなければなりません。初めてトレイルロック+乗ったとき、特別な安定を感じました。どんな状況でも足が滑り落ちることはないとわかりました。」と、自らのデザインとTRAIL ROC+について語っている。

単色のシンプルなデザインが主流のフラットペダルにおいて、目を惹くであろうこの2つのシグネチャーモデル。パークやトレイルで自らをよりアピールしたいライダーにとって、注目の一作となるだろう。価格はどちらも33,000円(税込)。



ルック TRAIL ROC+ シグネチャーシリーズ
カラー:クリス・カイル、トーマス・ゲノン
価格:33,000円(税込)
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