2024/10/22(火) - 19:28
ジャパンカップ恒例の大好評企画、コース沿道に集うユニークなファンたちの応援の様子を3日間スナップしてお届けします。コスプレや手描きバナーの力作など、選手たちも大いにウケる、ちょっとオモシロ・可笑しいファンたちの応援スタイルは今年もパワーアップ。それではいってみよう!
毎年のように選手たちを喜ばせる日本のファンたちの歓迎ぶり。土曜のクリテリウム会場の宇都宮大通りや日曜の古賀志林道の沿道には様々な応援スタイルが繰り広げられる。それらは毎年のようにグレードアップして海外から参戦する選手たちを熱く迎え入れる。
日曜のジャパンカップ本戦の古賀志林道にて、2年前は2匹、昨年は4匹だったティラノサウルスが、今年はなんと9匹が並び、厳しい登りをこなす選手たちの視界を楽しませた。じつは少し離れたところに「はぐれティラノ」も1匹いて、合計10匹でのお出迎え。観客たちにも人気で、今年もっとも熱い応援コーナーとしてにぎわった。
選手たちの似顔絵が描かれた手作りのバナーやフラッグはあちこちに。それぞれがレベルの高いイラストで描かれ、絵柄が年々とレベルアップしているのはさすがマンガの国・ニッポンといったところでしょうか。
Tシャツにステッカーなどの小物を自作するファンも多く、それをプレゼントされた選手たちも大喜び。まさにジャパンカップ独特のカルチャーとして世界でも評判になっている様子です。昨年はファンがつくったスーダル・クイックステップの応援グッズがチーム&スポンサー公式グッズとして認定されたが、今年は当初から「WOLF PACK」公式グッズとして採用されたりと、チームやスポンサーにも認められるクオリティになっているのが驚き。
チームプレゼンテーションで「幸也団扇」を持って登場したバーレーン・ヴィクトリアス。この似顔絵入りのチーム応援グッズはコガワさん作によるもの。しかしこうしたグッズは直前での出場選手の交代などもあるからその差し替え作業は大変。聞けば宇都宮入りしてからイラストを描く作業を済ませてチームプレゼンにギリギリで間に合わせ、最終的には午前2時まで作業してデータが完成したとのことで、かなり大変だった模様。しかしそのかいあってチーム公式グッズとして活用され、沿道の多くファンにも団扇やミニ応援フラッグが行き渡った。
オリオンスクウェアでのクリテリウムの表彰式では、リドル・トレックのメンバー全員のイラストバナーを描いたファンと優勝したトムス・スクインシュとが一緒に記念撮影。5連勝のトレックチームにとってはすっかり恒例行事になったようで、初出場で優勝したスクインシュも大喜びで、自身のSNSにこの写真を投稿している。
今年は国内選手への応援も海外選手並みに多く、工夫をこらしたものが見受けられた。とくに手の込んだものでなくても選手は応援が嬉しいもの。金曜夜のチームプレゼンで引退を発表した畑中勇介選手(キナンレーシングチーム)への大声援は畑中選手本人も感動したとのこと。選手たちのパワーに繋がるユニークな応援風景をスナップ写真でお楽しみください。
text&photo:Makoto AYANO
毎年のように選手たちを喜ばせる日本のファンたちの歓迎ぶり。土曜のクリテリウム会場の宇都宮大通りや日曜の古賀志林道の沿道には様々な応援スタイルが繰り広げられる。それらは毎年のようにグレードアップして海外から参戦する選手たちを熱く迎え入れる。
日曜のジャパンカップ本戦の古賀志林道にて、2年前は2匹、昨年は4匹だったティラノサウルスが、今年はなんと9匹が並び、厳しい登りをこなす選手たちの視界を楽しませた。じつは少し離れたところに「はぐれティラノ」も1匹いて、合計10匹でのお出迎え。観客たちにも人気で、今年もっとも熱い応援コーナーとしてにぎわった。
選手たちの似顔絵が描かれた手作りのバナーやフラッグはあちこちに。それぞれがレベルの高いイラストで描かれ、絵柄が年々とレベルアップしているのはさすがマンガの国・ニッポンといったところでしょうか。
Tシャツにステッカーなどの小物を自作するファンも多く、それをプレゼントされた選手たちも大喜び。まさにジャパンカップ独特のカルチャーとして世界でも評判になっている様子です。昨年はファンがつくったスーダル・クイックステップの応援グッズがチーム&スポンサー公式グッズとして認定されたが、今年は当初から「WOLF PACK」公式グッズとして採用されたりと、チームやスポンサーにも認められるクオリティになっているのが驚き。
チームプレゼンテーションで「幸也団扇」を持って登場したバーレーン・ヴィクトリアス。この似顔絵入りのチーム応援グッズはコガワさん作によるもの。しかしこうしたグッズは直前での出場選手の交代などもあるからその差し替え作業は大変。聞けば宇都宮入りしてからイラストを描く作業を済ませてチームプレゼンにギリギリで間に合わせ、最終的には午前2時まで作業してデータが完成したとのことで、かなり大変だった模様。しかしそのかいあってチーム公式グッズとして活用され、沿道の多くファンにも団扇やミニ応援フラッグが行き渡った。
オリオンスクウェアでのクリテリウムの表彰式では、リドル・トレックのメンバー全員のイラストバナーを描いたファンと優勝したトムス・スクインシュとが一緒に記念撮影。5連勝のトレックチームにとってはすっかり恒例行事になったようで、初出場で優勝したスクインシュも大喜びで、自身のSNSにこの写真を投稿している。
今年は国内選手への応援も海外選手並みに多く、工夫をこらしたものが見受けられた。とくに手の込んだものでなくても選手は応援が嬉しいもの。金曜夜のチームプレゼンで引退を発表した畑中勇介選手(キナンレーシングチーム)への大声援は畑中選手本人も感動したとのこと。選手たちのパワーに繋がるユニークな応援風景をスナップ写真でお楽しみください。
text&photo:Makoto AYANO
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