4日目を迎えたUCIトラック世界選手権は男子スプリントで太田海也が準決勝進出。男子オムニアムで今村駿介は11位、女子個人パシュートで垣田真穂は予選敗退だった。



4日目を迎えた2024年UCIトラック世界選手権 photo:

日本の宇都宮でジャパンカップが開幕したのと時を同じく、デンマークのコペンハーゲン・バレラップではトラック世界選手権が開催中。4日目は男子スプリントや男子オムニアムや、女子個人パシュートなどが行われた。

男子スプリントには、大会初日の男子スプリントで銅メダルを獲得した太田海也と小原佑太に加え、中野慎詞の3名が出場した。全員が予選を通過し、続く1/16決勝も揃って勝ち上がる。そして臨んだ1/8決勝で中野が敗れた一方で、太田と小原は勝利して1/4決勝へと進んだ。

翌日行われる準決勝への進出を決めた太田海也 photo:JCF

小原の相手は同種目のパリ五輪金メダリストであるハリー・ラブレイセン(オランダ)で、その力を見せつけられる形で2本連続で取られ敗北。しかしリー・ホフマン(オーストラリア)との対戦となった太田は1本も取られることなく勝利し、翌日に行われる準決勝へと駒を進めた。

男子オムニアムには昨年3位の今村駿介が挑んだ。最初のスクラッチで3位と好スタートを切った今村だったが、続くテンポレースを18位と後退。エリミネーションで15位、そして最後のポイントレースでは5位と巻き返し、全体の11位でレースを終えている。

スクラッチで3位に入り、全体の11位でレースを終えた今村駿介 photo:JCF

男子オムニアムの優勝はリンドサイ・デヴィルデ(ベルギー) photo:JCF

29歳のリンドサイ・デヴィルデ(ベルギー)が涙を流して優勝を喜び、2位はロード選手としても知られるシモーネ・コンソンニ(イタリア)、3位はヤネ・ドレンボス(オランダ)だった。

また女子個人パシュートに臨んだ垣田真穂は13位で予選敗退。優勝はアンナ・モリス(イギリス)がチームパシュートとの2冠を達成し、2位はクロエ・ダイガート(アメリカ)。3位決定戦はブライオニー・ボタ(ニュージーランド)が制している。

また女子マディソンには内野艶和と池田瑞紀のペアで挑み、全体の13位でレースを終えている。

女子個人パシュートに臨んだ垣田真穂は13位で予選敗退 photo:JCF

チームパシュートとの2冠を達成したアンナ・モリス(イギリス) photo:JCF
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