2024/07/25(木) - 17:00
「D.I.D」ブランドでバイク用チェーン世界シェアナンバーワンを誇る大同工業株式会社が、オランダ自転車競技連盟とサプライヤー契約を締結。トラック日本代表に続く契約締結であり、世界最速を目指して共同開発したトラック競技用チェーン「MIDAS」を使う。
オートバイの分野では「D.I.D」として知られ、オンロード/オフロード問わず世界最高峰の舞台で高いシェア率を誇るチェーンブランドが、石川県加賀市に本社を置く大同工業株式会社。創業から90年以上の歴史を誇り、今でこそオートバイ用や産業機械用チェーンで知られる同社だが、もともとは明治36年に山中漆器の形成に使うろくろ技術を活用し、当時輸入に依存していた自転車用木製リムの製造を開始したことに端を発している。その後は国内初の鉄製リム内製化や自転車チェーンの製造にも取り組んだ実績がある。
2022年にはパリオリンピックのトラック競技で金メダルを獲るための"世界最速チェーン"の開発プロジェクトを立ち上げた。各国ナショナルチームへのプロトタイプ供給を経てD.I.D「MIDASチェーン」の完成にこぎつけたという。すでに日本代表チームはアジア選手権やトラックネイションズカップでメダルを量産するなど性能はお墨付きと言える。
MIDASチェーンは、Ni-PTFEブッシュによる駆動抵抗削減や、鍛造ブッシュ採用による剛性アップ、中空ピンによる従来比26.7gの軽量化、面出しなしによる空気抵抗削減、軽量化に伴う強度低下なしといった新テクノロジー採用によって生まれたMIDASチェーンはイギリスの第三者テスト機関SSEHにて行われたテストで「最も駆動効率の良いチェーン」の評価を獲得した意欲作だ。
大同工業株式会社はトラック日本代表、そして世界最強を誇るオランダ自転車競技連盟とのオフィシャルサプライヤー契約を締結。日本、オランダチームともにプロトタイプをテストして性能を高く評価し、最終的なサプライヤー契約締結に至ったという。
パリ2024のトラック競技は8月5日(月)からスタートする。
オートバイの分野では「D.I.D」として知られ、オンロード/オフロード問わず世界最高峰の舞台で高いシェア率を誇るチェーンブランドが、石川県加賀市に本社を置く大同工業株式会社。創業から90年以上の歴史を誇り、今でこそオートバイ用や産業機械用チェーンで知られる同社だが、もともとは明治36年に山中漆器の形成に使うろくろ技術を活用し、当時輸入に依存していた自転車用木製リムの製造を開始したことに端を発している。その後は国内初の鉄製リム内製化や自転車チェーンの製造にも取り組んだ実績がある。
2022年にはパリオリンピックのトラック競技で金メダルを獲るための"世界最速チェーン"の開発プロジェクトを立ち上げた。各国ナショナルチームへのプロトタイプ供給を経てD.I.D「MIDASチェーン」の完成にこぎつけたという。すでに日本代表チームはアジア選手権やトラックネイションズカップでメダルを量産するなど性能はお墨付きと言える。
MIDASチェーンは、Ni-PTFEブッシュによる駆動抵抗削減や、鍛造ブッシュ採用による剛性アップ、中空ピンによる従来比26.7gの軽量化、面出しなしによる空気抵抗削減、軽量化に伴う強度低下なしといった新テクノロジー採用によって生まれたMIDASチェーンはイギリスの第三者テスト機関SSEHにて行われたテストで「最も駆動効率の良いチェーン」の評価を獲得した意欲作だ。
大同工業株式会社はトラック日本代表、そして世界最強を誇るオランダ自転車競技連盟とのオフィシャルサプライヤー契約を締結。日本、オランダチームともにプロトタイプをテストして性能を高く評価し、最終的なサプライヤー契約締結に至ったという。
パリ2024のトラック競技は8月5日(月)からスタートする。
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