2024/07/01(月) - 16:00
パナレーサーが誇るプレミアムフラッグシップロードタイヤ、AGILEST FASTに待望のチューブレスレディモデルが登場した。パナレーサー史上「最速傑作」と胸を張る、次世代レーシングTLRタイヤへと仕上げられた。
2022年のデビュー以来、サイクリストから高い支持を得たきたパナレーサーのレーシングタイヤ"AGILEST"シリーズ。その中でも、究極の高性能を目指して開発されたプレミアムフラッグシップモデルが"AGILEST FAST"だ。(昨年デビュー時の特集記事はコチラ)
そして今年、AGILEST FASTに待望のチューブレスレディモデルが追加される。パナレーサーをして「最速傑作」と言わしめる、同社史上最小の転がり抵抗を実現した次世代レーシングTLRタイヤとして、AGILEST FAST TLRが誕生した。
具体的な数値で示すと、AGILEST FAST TLRはベーシックモデルとなるAGILEST TLRと比較し、約10%もの転がり抵抗を削減することに成功したという。一方、レーシングタイヤに求められるグリップも大きく向上しており、同条件でのテスト下におけるスリップ量を大きく削減。更にロングライフ性能も約18%向上し、3,000kmの走行試験に耐える結果を残した。
スピード、グリップ、耐久性。レーシングタイヤに求められる性能をこれまでにない高いレベルでバランスしたハイパフォーマンスTLRタイヤに、AGILEST FAST TLRは仕上げられた。
この背後にあるのは、AGILEST FAST TLRのために開発された"Fマテリアル"の存在だ。クリンチャーモデルにも既に投入されたFマテリアルだが、パナレーサーはこのTLRモデルのためにAGILE-F LAYERとZSG AGILE-FX COMPOUNDという2つの新たなFマテリアルを開発した。
AGILE-F LAYERは、ケーシングの内側サイドウォール部分に配置されるレイヤーで、ケーシングセンターの積層を減らすことを可能とした。この新構造により、耐パンク性を損なわずに転がり抵抗の削減に成功しており、更にはよりしなやかな乗り味と高いエア保持力にも貢献するという。
ケーシング自体はクリンチャーモデルと共通のAGILE-F CASINGを採用。柔軟性に優れた超軽量の極細ナイロンコードを高密度に織り上げることで、高い耐パンク性能と軽量性を両立している。
このケーシングに組み合わせられるのがTLRモデルに最適化して開発された新コンパウンド"ZSG AGILE-FX COMPOUND"によるトレッドだ。パナレーサー史上最小の転がり抵抗値を実現したプレミアムコンパウンドが実現したのは、走りの軽さだけではない。トレッドへの異物付着を劇的に軽減することでパンクリスクを大幅に低減。さらにはウェットグリップの改善にも大きく貢献しているという。
そして、タイヤの製造工程においては加硫前の電子線照射によって分子間に予備架橋を行うことで、ゴムの流動性を制御。加熱を伴う加硫工程においても形状や寸法を保持し、ケーシングとゴムの密着性を向上させることで真円度を高め、転がり抵抗低減につなげている。
また、パナレーサーの新たな"BEAD LOCK"テクノロジーを搭載することで、チューブレス運用のハードルを大きく引き下げている。リムへの脱着を簡便にしつつ、フロアポンプでもビード上げを容易とするこのテクノロジーは、より多くのサイクリストにとってAGILEST FAST TLRを身近にするだろう。
これまでのテクノロジーを結集し開発されたAGILEST FAST TLR。同シリーズのアイコンカラーである「ブラックレインボー」がラベルおよびパッケージに継続採用され、プレミアムかつレーシーな雰囲気を醸し出す。
サイズおよび重量は700×25C(255g)、700×28C(275g)、700×30C(295g)。価格は12,100円(税込)となる。
また、AGILEST FAST TLRと組み合わせることで最高の性能を発揮するシーラント、シールスマート EXもモデルチェンジを果たしている。高いシール性能はそのままに、配合するクルミ殻パルダーを改善することでバルブから注入可能となった。容量および価格は120mlが880円、500mlが2,420円、1000mlが4,400円(全て税込)となる。
パナレーサー AGILEST FAST TLR
サイズ/重量:700×25C(255g)、700×28C(275g)、700×30C(295g)
価格:12,100円(税込)
パナレーサー シールスマートEX
容量/価格:120ml/880円(税込)、500ml/2,420円(税込)、1000ml/4,400円(税込)
2022年のデビュー以来、サイクリストから高い支持を得たきたパナレーサーのレーシングタイヤ"AGILEST"シリーズ。その中でも、究極の高性能を目指して開発されたプレミアムフラッグシップモデルが"AGILEST FAST"だ。(昨年デビュー時の特集記事はコチラ)
そして今年、AGILEST FASTに待望のチューブレスレディモデルが追加される。パナレーサーをして「最速傑作」と言わしめる、同社史上最小の転がり抵抗を実現した次世代レーシングTLRタイヤとして、AGILEST FAST TLRが誕生した。
具体的な数値で示すと、AGILEST FAST TLRはベーシックモデルとなるAGILEST TLRと比較し、約10%もの転がり抵抗を削減することに成功したという。一方、レーシングタイヤに求められるグリップも大きく向上しており、同条件でのテスト下におけるスリップ量を大きく削減。更にロングライフ性能も約18%向上し、3,000kmの走行試験に耐える結果を残した。
スピード、グリップ、耐久性。レーシングタイヤに求められる性能をこれまでにない高いレベルでバランスしたハイパフォーマンスTLRタイヤに、AGILEST FAST TLRは仕上げられた。
この背後にあるのは、AGILEST FAST TLRのために開発された"Fマテリアル"の存在だ。クリンチャーモデルにも既に投入されたFマテリアルだが、パナレーサーはこのTLRモデルのためにAGILE-F LAYERとZSG AGILE-FX COMPOUNDという2つの新たなFマテリアルを開発した。
AGILE-F LAYERは、ケーシングの内側サイドウォール部分に配置されるレイヤーで、ケーシングセンターの積層を減らすことを可能とした。この新構造により、耐パンク性を損なわずに転がり抵抗の削減に成功しており、更にはよりしなやかな乗り味と高いエア保持力にも貢献するという。
ケーシング自体はクリンチャーモデルと共通のAGILE-F CASINGを採用。柔軟性に優れた超軽量の極細ナイロンコードを高密度に織り上げることで、高い耐パンク性能と軽量性を両立している。
このケーシングに組み合わせられるのがTLRモデルに最適化して開発された新コンパウンド"ZSG AGILE-FX COMPOUND"によるトレッドだ。パナレーサー史上最小の転がり抵抗値を実現したプレミアムコンパウンドが実現したのは、走りの軽さだけではない。トレッドへの異物付着を劇的に軽減することでパンクリスクを大幅に低減。さらにはウェットグリップの改善にも大きく貢献しているという。
そして、タイヤの製造工程においては加硫前の電子線照射によって分子間に予備架橋を行うことで、ゴムの流動性を制御。加熱を伴う加硫工程においても形状や寸法を保持し、ケーシングとゴムの密着性を向上させることで真円度を高め、転がり抵抗低減につなげている。
また、パナレーサーの新たな"BEAD LOCK"テクノロジーを搭載することで、チューブレス運用のハードルを大きく引き下げている。リムへの脱着を簡便にしつつ、フロアポンプでもビード上げを容易とするこのテクノロジーは、より多くのサイクリストにとってAGILEST FAST TLRを身近にするだろう。
これまでのテクノロジーを結集し開発されたAGILEST FAST TLR。同シリーズのアイコンカラーである「ブラックレインボー」がラベルおよびパッケージに継続採用され、プレミアムかつレーシーな雰囲気を醸し出す。
サイズおよび重量は700×25C(255g)、700×28C(275g)、700×30C(295g)。価格は12,100円(税込)となる。
また、AGILEST FAST TLRと組み合わせることで最高の性能を発揮するシーラント、シールスマート EXもモデルチェンジを果たしている。高いシール性能はそのままに、配合するクルミ殻パルダーを改善することでバルブから注入可能となった。容量および価格は120mlが880円、500mlが2,420円、1000mlが4,400円(全て税込)となる。
パナレーサー AGILEST FAST TLR
サイズ/重量:700×25C(255g)、700×28C(275g)、700×30C(295g)
価格:12,100円(税込)
パナレーサー シールスマートEX
容量/価格:120ml/880円(税込)、500ml/2,420円(税込)、1000ml/4,400円(税込)
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