ビアンキのエンデュランスバイク"INFINITO"の新モデルが発表された。実績あるジオメトリーを採用しつつ、より幅広い層が手の届くモデルとして、次代のビアンキエンデュランスファミリーを担う一台だ。



ビアンキ INFINITO (c)サイクルヨーロッパジャパン

130年以上もの歴史を持つ世界最古の自転車ブランドとして知られるビアンキ。その幅広いラインアップのなかで、コンフォートロードとして用意されているINFINITO。エアロロードのOLTRE、軽量オールラウンダーのSPECIALISSIMAをそれぞれモデルチェンジしたビアンキが、次に手掛けるのがINFINITOのアップデートだ。

新モデルとして用意されるINFINITOは、より広いユーザーに向けて開発された一台。現行モデルのINFINITO CV、そしてINFINITO XEから最も大きな変更点となるのがケーブルフル内装となった点だ。クリーンなルックス、そして効率的で優れたエアロ性能を実現し、INFINITOのコンセプトであるロングライドにおいて、より少ない力で遠くまで走れるようになっている。

ケーブルフル内装となり、よりスマートに (c)サイクルヨーロッパジャパン
SPESIALISSIMAに搭載されたインテグレーテッドカーボンハンドルとも互換性を有している (c)サイクルヨーロッパジャパン



エンデュランスバイクとして重要なジオメトリーについては、ハイエンドモデルであるINFINITO CVと同様の設計に。世界中のサイクリストたちによって検証されてきたこのジオメトリーは、長めのヘッドチューブが実現するアップライトポジションによって、長時間のライドを快適に過ごすことを可能とした。

ビアンキの誇る振動除去技術であるカウンターヴェイルを搭載したINFINITO CVに次ぐモデルとして開発された新しいINFINITO。32mm幅のタイヤクリアランスを備えたフレームに、シマノ105機械式12速グループセットを採用した完成車にはセミインテグレーテッドハンドルバー、そしてヴェロマン V30Rアルミホイールが装備される。

ビアンキ INFINITO (c)サイクルヨーロッパジャパン

フル内装システムはビアンキのSPECIALISSIMAとも互換性があり、同車に採用される新しいインテグレーテッドカーボンファイバーハンドルバーをINFINITOに装着することも可能。より軽く、空力に優れたセットアップへとカスタムできる。

カラーは2色展開となり、ビアンキ伝統のチェレステ、そして角度によって色味を変えるパープルが用意される。サイズは47~57の5種類。価格は462,000円(税込)。



ビアンキ INFINITO
サイズ:47cm、50cm、53cm、55cm、57cm
コンポーネント:シマノ105 機械式12速、セミインテグレーテッドハンドルバー、V30Rアルミホイール
価格:462,000 円(税込)
リンク

同じ製品カテゴリーの記事

ウィリエール BRENTA シンプルで扱いやすいシマノ105搭載エントリーオールロード Naoki Yasuoka 2024/07/03(水) - 17:25
新製品情報2025
Liv LANGMA 女性向けオールラウンドレーサーがフルモデルチェンジ Naoki Yasuoka 2024/07/03(水) - 15:00
新製品情報2024
ウィリエール FILANTE SLRにカヴェンディッシュのシグネチャーカラーが登場 Naoki Yasuoka 2024/06/29(土) - 17:45
ツール最多記録更新を狙う

最新ニュース(全ジャンル)