2024/04/13(土) - 18:30
4月6と7日の2日間、東京都江東区にある東京ビッグサイトで「サイクルモードTOKYO」が開催された。東日本最大のスポーツバイク展示会で目立っていたブースをピックアップ。vol.2ではピナレロ、カワシマサイクルサプライ、オーストリッチ、カブトを紹介していく。
3月に一足早く大阪の万博記念公園で行われた「サイクルモードライドOSAKA」に引き続き、4月6日(土)と7日(日)に東京都江東区にある東京ビッグサイトで「サイクルモードTOKYO」が開催された。
東日本最大のスポーツバイク展示会で目立っていたブースをピックアップ。vol.1ではiRC、チャンピオンシステム、iGP SPORTS、トライスポーツを紹介した。今回のvol.2ではピナレロ、カワシマサイクルサプライ、オーストリッチ、カブトを紹介していく。
ピナレロ MTB世界チャンピオンのトーマス・ピドコックが使用したDOGMA XCを展示
イタリアンバイクブランドであるピナレロのブースにはMTB世界チャンピオンであるトーマス・ピドコック(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)が実際にレースで使ったバイク"DOGMA XC"が展示されていた。
DOGMA Fシリーズには2024モデルの新色が追加され、GREVIL F5がお披露目となった。また、DOGMA FやF9、F5、X3の試乗車が用意され、事前にピナレロ販売店や申し込みサイトで試乗予約ができ、早々に試乗予約が埋まったという。
カワシマサイクルサプライ フィジークやオークリーの新製品がお披露目
カワシマサイクルサプライのブースには、ピナレロ、ピレリ、フルクラム、フィジーク、オークリー、エリートなど、会場でも一際大きく存在感が強いブースで各ブランドの新製品が展示されていた。
ピレリはロードやグラベル、マウンテンバイクのフルタイヤラインアップを展示。新作MTB用タイヤのSCORPION RACEはダウンヒル(DH)とエンデューロ(EN)が登場。さらに、オールラウンドのM、ハイトラクションのT、ハイグリップのS、ダウンヒルのみディープマッドのMUDが用意され、コースコンディションに合わせたタイヤ選択が可能となった。
フィジークのブースエリアには先日発表されたばかりのフラッグシップシューズ VENTO POWERSTRAP AEROWEAVE CARBONがお披露目となった。足を包み込むようにフィットしてくれるクロージャー"POWERSTRAP"と通気性に優れたアッパー素材"AEROWEAVE"を採用。重量は184gと軽量な仕上がりになっている。サイズは39~44まで展開され、価格は55,400円(税込)。
エリートはスマートトレーナーのDIRETO XRとJUSTO、TUOの3モデルの試乗会を実施。さらに、開催中の「ホームトレーナー下取り買換えキャンペーン」もあり、エリートの最新スマートトレーナーをお得に購入できるタイミング。さらに、試乗しながら専門スタッフに説明を受けられる機会とあってか多くの方が体験している様子だった。
イタリアンホイールブランドであるフルクラム。ロード用ホイールのSPEEDシリーズとWINDシリーズ、グラベル用ホイールのRapid Red、MTB用ホイールのRed Zoneなど、ホイールラインアップがディスプレイされた。
オークリーは毎年恒例となっているツールドフランスコレクションの2024年モデルが登場した。SUTRO LITEとENCODER STRIKE VENTEDの2種類を展開する。マイヨ・ジョーヌのイエローをアイコンとテンプルに使用し、レンズの隅にツール・ド・フランスの大会ロゴがレーザー刻印が入る。
オーストリッチ 輪行バッグや多くアイテムを搭載したデモバイクを提案
輪行袋や自転車用バッグを取り扱う日本ブランド、オーストリッチは人気の高い輪行バッグや多くの新製品を展示していた。売れ筋はフロントバッグ"POTARI"シリーズやランタンルージュとのこと。
その中でも「POTARI フロントXハーフ」は通常モデルの半分幅となり、サイクルコンピューターやライトなどと干渉を避けられるアイディア商品。ステムの前の空間を有効に使えるため、ツーリングやロングライドを楽しむサイクリストからの高い支持を得ている。
こういった展示会では、毎回のようにプロトタイプを持ってきてくれるオーストリッチ。今回はなんだろう、と楽しみにしていると飛行機輪行で人気の輪行袋”OS500”の改良モデルのプロトをお披露目してくれた。
一体型ハンドルを考慮し、ハンドル回りの空間を拡張できるようになっている。まだ試行錯誤中とのことだが、製品版を楽しみにしていたい。
カブト 新製品のバーサタイルヘルメット"HIKE"を展示
日本のヘルメットブランドであるカブトは360度に渡ってヘルメットを展示するブースを設置した。そこに並ぶのは、昨年の4月からヘルメット着用の努力義務化も開始されたこともあり、子供用から大人用までほぼフルラインアップのヘルメットが展示されていた。
ブースの真ん中に聳え立つタワーにはMotoGPライダーのアレイシ・エスパルガロの写真がプリントされ、そこにはアレイシ・エスパルガロのバイク用ヘルメットとシグネチャーモデルのAERO-R2 Mipsがディスプレイされていた。
軽量ロードヘルメット"FLEX-AIR"は昨年の秋から一部の取り扱いショップで優先販売されていたが、この春から一般販売が開始され、全国のショップをはじめ、インターネットでも購入できるようになったという。
新製品のバーサタイルヘルメット"HIKE"はスポーツサイクリングから通勤通学などの日常使いまで、幅広く使えるのがコンセプトになっている。丸みを帯びたデザインを採用し、サイクルウェア以外にもマッチしてくれるため、使うシーンに馴染むヘルメット。さらに、カラー展開も中間色でコーディネートしやすいのも特徴だ。
text & photo:Michinari TAKAGI
3月に一足早く大阪の万博記念公園で行われた「サイクルモードライドOSAKA」に引き続き、4月6日(土)と7日(日)に東京都江東区にある東京ビッグサイトで「サイクルモードTOKYO」が開催された。
東日本最大のスポーツバイク展示会で目立っていたブースをピックアップ。vol.1ではiRC、チャンピオンシステム、iGP SPORTS、トライスポーツを紹介した。今回のvol.2ではピナレロ、カワシマサイクルサプライ、オーストリッチ、カブトを紹介していく。
ピナレロ MTB世界チャンピオンのトーマス・ピドコックが使用したDOGMA XCを展示
イタリアンバイクブランドであるピナレロのブースにはMTB世界チャンピオンであるトーマス・ピドコック(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)が実際にレースで使ったバイク"DOGMA XC"が展示されていた。
DOGMA Fシリーズには2024モデルの新色が追加され、GREVIL F5がお披露目となった。また、DOGMA FやF9、F5、X3の試乗車が用意され、事前にピナレロ販売店や申し込みサイトで試乗予約ができ、早々に試乗予約が埋まったという。
カワシマサイクルサプライ フィジークやオークリーの新製品がお披露目
カワシマサイクルサプライのブースには、ピナレロ、ピレリ、フルクラム、フィジーク、オークリー、エリートなど、会場でも一際大きく存在感が強いブースで各ブランドの新製品が展示されていた。
ピレリはロードやグラベル、マウンテンバイクのフルタイヤラインアップを展示。新作MTB用タイヤのSCORPION RACEはダウンヒル(DH)とエンデューロ(EN)が登場。さらに、オールラウンドのM、ハイトラクションのT、ハイグリップのS、ダウンヒルのみディープマッドのMUDが用意され、コースコンディションに合わせたタイヤ選択が可能となった。
フィジークのブースエリアには先日発表されたばかりのフラッグシップシューズ VENTO POWERSTRAP AEROWEAVE CARBONがお披露目となった。足を包み込むようにフィットしてくれるクロージャー"POWERSTRAP"と通気性に優れたアッパー素材"AEROWEAVE"を採用。重量は184gと軽量な仕上がりになっている。サイズは39~44まで展開され、価格は55,400円(税込)。
エリートはスマートトレーナーのDIRETO XRとJUSTO、TUOの3モデルの試乗会を実施。さらに、開催中の「ホームトレーナー下取り買換えキャンペーン」もあり、エリートの最新スマートトレーナーをお得に購入できるタイミング。さらに、試乗しながら専門スタッフに説明を受けられる機会とあってか多くの方が体験している様子だった。
イタリアンホイールブランドであるフルクラム。ロード用ホイールのSPEEDシリーズとWINDシリーズ、グラベル用ホイールのRapid Red、MTB用ホイールのRed Zoneなど、ホイールラインアップがディスプレイされた。
オークリーは毎年恒例となっているツールドフランスコレクションの2024年モデルが登場した。SUTRO LITEとENCODER STRIKE VENTEDの2種類を展開する。マイヨ・ジョーヌのイエローをアイコンとテンプルに使用し、レンズの隅にツール・ド・フランスの大会ロゴがレーザー刻印が入る。
オーストリッチ 輪行バッグや多くアイテムを搭載したデモバイクを提案
輪行袋や自転車用バッグを取り扱う日本ブランド、オーストリッチは人気の高い輪行バッグや多くの新製品を展示していた。売れ筋はフロントバッグ"POTARI"シリーズやランタンルージュとのこと。
その中でも「POTARI フロントXハーフ」は通常モデルの半分幅となり、サイクルコンピューターやライトなどと干渉を避けられるアイディア商品。ステムの前の空間を有効に使えるため、ツーリングやロングライドを楽しむサイクリストからの高い支持を得ている。
こういった展示会では、毎回のようにプロトタイプを持ってきてくれるオーストリッチ。今回はなんだろう、と楽しみにしていると飛行機輪行で人気の輪行袋”OS500”の改良モデルのプロトをお披露目してくれた。
一体型ハンドルを考慮し、ハンドル回りの空間を拡張できるようになっている。まだ試行錯誤中とのことだが、製品版を楽しみにしていたい。
カブト 新製品のバーサタイルヘルメット"HIKE"を展示
日本のヘルメットブランドであるカブトは360度に渡ってヘルメットを展示するブースを設置した。そこに並ぶのは、昨年の4月からヘルメット着用の努力義務化も開始されたこともあり、子供用から大人用までほぼフルラインアップのヘルメットが展示されていた。
ブースの真ん中に聳え立つタワーにはMotoGPライダーのアレイシ・エスパルガロの写真がプリントされ、そこにはアレイシ・エスパルガロのバイク用ヘルメットとシグネチャーモデルのAERO-R2 Mipsがディスプレイされていた。
軽量ロードヘルメット"FLEX-AIR"は昨年の秋から一部の取り扱いショップで優先販売されていたが、この春から一般販売が開始され、全国のショップをはじめ、インターネットでも購入できるようになったという。
新製品のバーサタイルヘルメット"HIKE"はスポーツサイクリングから通勤通学などの日常使いまで、幅広く使えるのがコンセプトになっている。丸みを帯びたデザインを採用し、サイクルウェア以外にもマッチしてくれるため、使うシーンに馴染むヘルメット。さらに、カラー展開も中間色でコーディネートしやすいのも特徴だ。
text & photo:Michinari TAKAGI
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