ヴォルタ・アオ・アルガルヴェ第4ステージで行われた今大会2度目の集団スプリントは、ポール・マニエ(フランス、スーダル・クイックステップ)が先着。スーダルの若きフレンチスプリンターが今大会2勝目を挙げた。



2月21日に行われたヴォルタ・アオ・アルガルヴェ第4ステージ photo:Volta ao Algarve

9名の逃げ集団が形成されたヴォルタ・アオ・アルガルヴェ・エン・ビシクレタ(UCI2.Pro)は、182.1kmの平坦ステージで実施された。コース真ん中には3級山岳を含む3つの登りが設定されたものの、スプリンターが遅れることはなく、今大会2度目となる白熱のスプリントバトルが見られた。

残り80kmの登りで逃げ集団は3名と6名に分裂した。今大会3度目の逃げに乗り、3級山岳を狙い通りトップ通過したトマス・コンテ(アルゼンチン、アヴィルード ・ ロウレターノ ・ ロウレ)だったが、後続の追走を受け、最終的にスプリントを狙うメイン集団に吸収される。その後も散発的なアタックが起こったものの、決め手を欠き、集団は1つのままフィニッシュラインの引かれたラゴスの市街地へと突入した。

白馬の眼前を横切る逃げ集団 photo:Volta ao Algarve

ジュリアン・アラフィリップ(フランス)も隊列に加わったチューダープロサイクリングが集団先頭でトレインを組み、最終コーナーを先頭で抜けたのはジョシュア・ギディングス(イギリス、ロット・アンテルマルシェ)。マルコ・ハラー(オーストリア、チューダープロサイクリング)のリードアウトからルカ・モッツァート(イタリア)がスプリントを開始し、ティム・トルン・トイテンベルク(ドイツ、リドル・トレック)とサイド・バイ・サイドになる。

しかしこの2名を抜き去り、圧倒的なトップスピードを見せつけたポール・マニエ(フランス、スーダル・クイックステップ)が勝利。大会初日に続く2勝目を手に入れた。

圧巻のスプリントで今季2勝目を挙げたポール・マニエ(フランス、スーダル・クイックステップ) photo:CorVos

「今日もチームはとても強く、逃げとのタイム差をコントロールしてくれた。終盤でも皆まだフレッシュで、慌ただしい展開となった。そんななかでもチームメイトが良いポジションまで僕を運んで、適切なタイミングでのスプリントができた。クラシックシーズンに向けて大きな自信に繋がる勝利だ」と、21歳の若きエーススプリンターは語った。
ヴォルタ・アオ・アルガルヴェ2026第4ステージ
1位 ポール・マニエ(フランス、スーダル・クイックステップ) 3:58:38
2位 ヨルディ・メーウス(ベルギー、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)
3位 オデッド・コグット(イスラエル、NSNサイクリングチーム)
4位 ティムトーン・トイテンベルク(ドイツ、リドル・トレック)
5位 ユーゴ・オフステテール(フランス、NSNサイクリングチーム)
個人総合成績
1位 フアン・アユソ(スペイン、リドル・トレック) 12:31:21
2位 ポール・セクサス(フランス、デカトロンCMA CGM) +0:07
3位 ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG) +0:44
4位 ケヴィン・ヴォークラン(フランス、イネオス・グレナディアーズ) +0:57
5位 テイメン・アレンスマン(オランダ、イネオス・グレナディアーズ) +1:01
その他の特別賞
ポイント賞 ポール・マニエ(フランス、スーダル・クイックステップ)
山岳賞 トマス・コンテ(アルゼンチン、アヴィルード ・ ロウレターノ ・ ロウレ)
ヤングライダー賞 ポール・セクサス(フランス、デカトロンCMA CGM)
チーム総合成績 イネオス・グレナディアーズ
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos