2024/03/26(火) - 17:30
ストリートカルチャーへ深い造詣を有するチネリが、「ブートレッグコンセプト」をリブート。ハイパフォーマンスなバイクをチューニングし、都会の精神的・肉体的限界から逃れるためのツールとして再構築した特別モデルだ。ベースとなるのは、ZYDECOとTUTTO MINI。それぞれ特徴的なシルバーブートレッグカラーにペイントされ、新たなイメージを纏って登場した。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/03/25/hv-zydeco_side.jpg)
チネリ ジデコ シルバーブートレッグ (c)ポディウム
イタリア御三家に数えられるほどの老舗チクリでありながら、ピストをはじめとしたストリートカルチャーとも密接な関係を有するチネリ。独自の立ち位置を保つ中で、チネリが生み出したのがブートレッグというブランドだった。
カラフルでレーシーなイメージであったチネリに対し、シンプルでシックな雰囲気のバイクを手掛けるライフスタイルバイクブランドとして人気を博したブートレッグ。ただ、近年はチネリとしてブートレッグで手掛けていたようなバイクもリリースされるようになってきた。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/03/25/hv-dsc09670.jpg)
チネリ ジデコ シルバーブートレッグ (c)ポディウム ![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/03/25/hv-dsc09536.jpg)
チネリ ジデコ シルバーブートレッグ (c)ポディウム
しかし、2024モデルの中にチネリは再びブートレッグの名を復活させることを選択。ブートレッグコンセプトを再始動させ、都会を駆け抜けるアーバンバイクとしてふさわしいデザインと性能を兼ね備えた2つの"SILVER BOOTLEG”バイクを発表する。
一つがZYDECO SILVER BOOTLEG。チネリが誇るベストセラーグラベルバイクであるZYDECOが、フラットバーとヘビーデューティーなフロントラックを装備することで、どこへでも行け、なんでも運べるシティバイクとして生まれ変わった。
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頑丈なフロントキャリアとフラットバーを標準装備する (c)ポディウム
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特徴的なグラフィックがトップチューブに描かれる (c)ポディウム ![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/03/25/hv-zydeco_d5.jpg)
3Dロゴが配置される (c)ポディウム
グラベル並みに過酷な都会での通勤はZYDECOにとってもう一つの戦場。最大荷重8kgのフロントラックは、このZYDECO SILVER BOOTLEGのために特別に用意されたコロンバスのXカーボンフォークへしっかりと固定され、荷物を積載してもぶれることのないハンドリングを実現。
より安定感と操作性に優れた680mm幅のライザーバー、カスタムリベットシステム、リフレクターを多用したディテール、3Dデカールなど、シティライドにピッタリのスペックが盛り込まれている。タイヤも標準で35mm幅を装着し、最大40mmまでに対応する。
TUTTO MINI SILVER BOOTLEG
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チネリ トゥットミニ シルバーブートレッグ (c)ポディウム
もう一つ用意されるのが、ミニベロのTUTTO MINI SILVER BOOTLEGだ。万能を意味するTUTTOシリーズの中でも、このTUTTO MINIはユニークな存在だ。単なるミニベロではなく、BMX的なスタイルとスライダー式エンドの採用によるシングルスピードバイクのエッセンス、ワイドタイヤによるグラベルテイストを混交させることで生み出された唯一無二のモデルとなっている。
スライダーエンドが可能とするのは固定ギア、シングルスピード、変速ギア、更にはベルトドライブまで、様々なセットアップに対応する多様性。さらにフレームには19か所のアイレットを装備しており、非常に大きな拡張性を確保している。
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ビンテージアメリカンMTBスタイルのセグメンテッドフォーククラウン (c)ポディウム
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ブートレッグを象徴するグラフィック (c)ポディウム ![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/03/25/hv-cinelli_20243132_1.jpg)
多くのアイレットを装備する (c)ポディウム
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スライダー式のストレートドロップアウトエンドを採用し、様々なアセンブルに対応する (c)ポディウム
フォークはビンテージアメリカンMTBスタイルのセグメンテッドフォーククラウンを採用し、その特徴的なスタイルを更に深化させた。BMXライクな180mmライズハンドルバーと50mmステムを採用しつつ、MTBタイヤを装着可能な25Cホイールを履くことで、あらゆる路面でその魅力を発揮する。
輪行のしやすさ、加速性能、そして荒れた路面でのハンドリングを兼ね備え、なめらかな固定ギアのライディングからグラベルツーリング、トリック、日常の都会での通勤まで、あらゆることを可能とするTUTTOの名に相応しい一台だ。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/03/25/hv-dsc09607.jpg)
チネリ トゥットミニ シルバーブートレッグ (c)ポディウム ![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2024/03/25/hv-dsc09467.jpg)
チネリ トゥットミニ シルバーブートレッグ (c)ポディウム
今回発表された2台は、特別に用意されたシルバーブートレッグカラーにペイントされる。これはアルミニウムの外観をそのまま模倣した過酷な使用に耐えるシルバーペイントで、同カラーを重ねることで塗り直した盗難車のような雰囲気を醸し出す、ブートレッグのコンセプトを体現したようなカラーとなっている。
価格はZYDECO SILVER BOOTLEGが363,000円、TUTTO MINI SILVER BOOTLEGが308,000円(共に税込)となる。
チネリ ZYDECO SILVER BOOTLEG
フレーム:トリプルバテッドアロイ
フォーク:Columbus Alu-Carbon1-1/8” – 1-1/4”
カラー:シルバーブートレッグ
サイズ:XS (49) – S (51) – M (54) – L (56) – XL (59)
価格:363,000円(税込)
チネリ TUTTO MINI SILVER BOOTLEG
フレーム:Steel
フォーク:Columbus Steel 1-1/8”
カラー:シルバーブートレッグ
サイズ:S (36) – L (42)
価格:308,000円(税込)
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イタリア御三家に数えられるほどの老舗チクリでありながら、ピストをはじめとしたストリートカルチャーとも密接な関係を有するチネリ。独自の立ち位置を保つ中で、チネリが生み出したのがブートレッグというブランドだった。
カラフルでレーシーなイメージであったチネリに対し、シンプルでシックな雰囲気のバイクを手掛けるライフスタイルバイクブランドとして人気を博したブートレッグ。ただ、近年はチネリとしてブートレッグで手掛けていたようなバイクもリリースされるようになってきた。
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しかし、2024モデルの中にチネリは再びブートレッグの名を復活させることを選択。ブートレッグコンセプトを再始動させ、都会を駆け抜けるアーバンバイクとしてふさわしいデザインと性能を兼ね備えた2つの"SILVER BOOTLEG”バイクを発表する。
一つがZYDECO SILVER BOOTLEG。チネリが誇るベストセラーグラベルバイクであるZYDECOが、フラットバーとヘビーデューティーなフロントラックを装備することで、どこへでも行け、なんでも運べるシティバイクとして生まれ変わった。
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グラベル並みに過酷な都会での通勤はZYDECOにとってもう一つの戦場。最大荷重8kgのフロントラックは、このZYDECO SILVER BOOTLEGのために特別に用意されたコロンバスのXカーボンフォークへしっかりと固定され、荷物を積載してもぶれることのないハンドリングを実現。
より安定感と操作性に優れた680mm幅のライザーバー、カスタムリベットシステム、リフレクターを多用したディテール、3Dデカールなど、シティライドにピッタリのスペックが盛り込まれている。タイヤも標準で35mm幅を装着し、最大40mmまでに対応する。
TUTTO MINI SILVER BOOTLEG
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もう一つ用意されるのが、ミニベロのTUTTO MINI SILVER BOOTLEGだ。万能を意味するTUTTOシリーズの中でも、このTUTTO MINIはユニークな存在だ。単なるミニベロではなく、BMX的なスタイルとスライダー式エンドの採用によるシングルスピードバイクのエッセンス、ワイドタイヤによるグラベルテイストを混交させることで生み出された唯一無二のモデルとなっている。
スライダーエンドが可能とするのは固定ギア、シングルスピード、変速ギア、更にはベルトドライブまで、様々なセットアップに対応する多様性。さらにフレームには19か所のアイレットを装備しており、非常に大きな拡張性を確保している。
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フォークはビンテージアメリカンMTBスタイルのセグメンテッドフォーククラウンを採用し、その特徴的なスタイルを更に深化させた。BMXライクな180mmライズハンドルバーと50mmステムを採用しつつ、MTBタイヤを装着可能な25Cホイールを履くことで、あらゆる路面でその魅力を発揮する。
輪行のしやすさ、加速性能、そして荒れた路面でのハンドリングを兼ね備え、なめらかな固定ギアのライディングからグラベルツーリング、トリック、日常の都会での通勤まで、あらゆることを可能とするTUTTOの名に相応しい一台だ。
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今回発表された2台は、特別に用意されたシルバーブートレッグカラーにペイントされる。これはアルミニウムの外観をそのまま模倣した過酷な使用に耐えるシルバーペイントで、同カラーを重ねることで塗り直した盗難車のような雰囲気を醸し出す、ブートレッグのコンセプトを体現したようなカラーとなっている。
価格はZYDECO SILVER BOOTLEGが363,000円、TUTTO MINI SILVER BOOTLEGが308,000円(共に税込)となる。
チネリ ZYDECO SILVER BOOTLEG
フレーム:トリプルバテッドアロイ
フォーク:Columbus Alu-Carbon1-1/8” – 1-1/4”
カラー:シルバーブートレッグ
サイズ:XS (49) – S (51) – M (54) – L (56) – XL (59)
価格:363,000円(税込)
チネリ TUTTO MINI SILVER BOOTLEG
フレーム:Steel
フォーク:Columbus Steel 1-1/8”
カラー:シルバーブートレッグ
サイズ:S (36) – L (42)
価格:308,000円(税込)
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