2023/06/09(金) - 16:04
ドイツのタイヤブランドであるシュワルベが手掛けるロード用レーシングモデル"PRO ONE"とオールラウンドモデル"ONE"のクリンチャーモデルをインプレッション。さらに、軽量で耐久性に優れるTPUチューブ"AEROTHAN"も同時にテストを実施した。
シュワルベはロードバイクやグラベル、シクロクロス、MTB、アーバン、車椅子まで幅広くタイヤを手掛けているドイツのタイヤブランドである。レーシングモデルの"PRO ONE"シリーズ、オールラウンドモデル"ONE"や"DURANO"シリーズ、スポーツモデルの”LUGANO”シリーズなど、ロードバイク用のタイヤだけでもレースからビギナーまで幅広くラインアップしている。
レーシングモデルにカテゴライズされている"PRO ONE"はスープレスというカーカス構造を採用。フランス語で「Souplesse(スープレス)=柔軟性」というワードから想像されるように、サイドウォールは非常にしなやか。優れた快適性と路面追従性が期待できそうなタイヤに仕上げられている。
ADDIXコンパウンドを採用し、耐摩耗性やグリップ性能などに優れる仕様に。また、トレッドパターンはタイヤの側面に斜線が入るようにパターンがあるようなデザインで、センター部分はスリックとなっている。転がりが軽く、コントロール性能にも優れているため、ロードレースやヒルクライムなどに適しているだろう。
PRO ONE(700×28C)の実測値は287gで、肉厚な作りが乗り心地の良さに繋がっている。サイズは23Cと25C、28C、30C、32Cと5つのサイズが展開されているため、ライドスタイルに合わせて選択することが可能だ。25C~32CはE-BIKEにも対応したモデルとなり、モーターによる大きなパワーを受け止める頑丈さも併せ持っている。価格は11,440円(税込)。
そして、オールラウンドモデルの"ONE"シリーズはレーシングモデルの"PRO ONE"シリーズを基に開発され、その性能を受け継ぐセカンドグレード。ADDIXコンパウンドを搭載し、耐摩耗性やグリップ性能などに秀でたモデルとして開発されている。
耐パンクベルトにはレースガードを採用。荒れた路面を走るサイクリングやトレーニング、ロングライドでも安心して走ることが出来る耐パンク性能を確保し、走行性能と扱いやすさのバランスを高次元で両立するオールラウンドタイヤに仕上げられた。ONE(700×28C)の実測値は276g、耐パンクベルトを搭載しながらも軽量な仕上がりになっている。なお、こちらもE-BIKE対応モデル。
サイズは700×23C、700×25C、700×28C、700×30C、700×32C、650×23C、24×0.90、20×1.10、20×1 1/8と9種類が展開されているため、小径車からロードバイク、オールロードまで使用可能。価格は7,590円(税込、700 x 23C~32C))。それでは編集部インプレッションに移っていこう。
ー編集部インプレッション
これまで多くのブランドの多種多様なタイヤを使用してきた編集部員の高木がシュワルベ "PRO ONE"と"ONE"のクリンチャーモデルをテストしていく。
最近ではロードレースシーンでも太めの28Cを愛用する選手も増えつつあり、サイクリングシーンでも高い走行性能と安定性の魅力を感じられる700×28Cを試した。また、今回は"PRO ONE"と"ONE"のクリンチャーをテストしたが、ブチルチューブとTPUチューブの2種類のインナーチューブも用意し、それぞれの組み合わせの可能性を探った。
テストホイールはシマノ ULTEGRA WH-R8170-C36-TL DISCのカーボンホイール。PRO ONEもONEどちらも取り付けに苦戦することなく、作業にストレスはない。これならば出先でのパンクにも対応しやすいクリンチャーのメリットを感じられそうだ。
<共通するADDIXコンパウンドの魅力が光る2グレード>
今回のテストを通じて感じられたのはADDIXコンパウンドのグリップ力の高さ。粘り気のあるコンパウンドが路面を捉え、ペダリングパワーを余すことなく路面に伝えるトラクションの良さが際立つ。スプリントやヒルクライムなどペダリング力を効率よく推進力に変えたいシチュエーションで活躍してくれそうだ。
グリップが高いとはいえ転がりの軽さが犠牲にされていない部分もADDIXコンパウンドの魅力。重量やトレッドパターンなど様々な要因が重なっているため、PRO ONEとONEで同じようには転がらないものの、コンパウンドとしての転がりは申し分ない。
PRO ONEとONEのトレッドパターンは厳密には違いがあるものの、設計思想は共通している。センター部分はスリックとすることで転がりの軽さを確保しつつ、サイド部分の斜線パターンによってグリップ力を向上させている。
斜線のパターンはトレッド1本1本が踏ん張りながら路面をしっかりと捉えてくれる感覚があり、高速域でのコーナリングでも挙動を把握しやすい。転がりの軽さとグリップ力の両立はこのパターンによって実現している部分が大きいと感じる。
<グリップ力の高さが空気圧のセッティングに影響を与える>
"PRO ONE"と"ONE"はグリップ性能が高いため、タイヤを潰してグリップさせるような乗り方・空気圧のセッティングの場合はグリップ力が転がりの軽さを上回ってしまい重さを感じてしまった。具体的には体重61kgで、4Barほどでは低すぎるように感じる。
対してホイールの許容空気圧であった7.5Barではタイヤが明らかに跳ねてしまい、これはこれで乗りにくい。5.8Barほどから細かく空気圧を煮詰めていくと6Barで最も乗り心地と転がりのバランスが良いポイントを迎えた。
ここのところ低圧で性能が引き出されるタイヤに乗る機会が多かったので、最初に低圧から試してみたのだが、ONEシリーズは少し高圧の設定がスイートスポットのようだ。
<PRO ONEはケーシングのしなやかさが際立つモデル>
さてここまでPRO ONEとONEに共通する特徴をお届けしたが、ここからはそれぞれのタイヤにフォーカスしたい。レーシングモデルであるPRO ONEはSouplessと呼ばれるカーカス構造を特別に採用しているためか、タイヤのしなやかさがあらゆるシーンで大きなメリットとして発揮されている。
例えばコーナリング中も路面を常に捉え続けてくれるため、どのような状況でもタイヤがコントロール下に置かれていることが伝わってくる。加速する時もコンパウンドのトラクションと相まってタイヤ全体でパワーをロスすることなく、ひと踏みごとに推進力へと確実に繋がっているような感覚を受ける。
それでいて転がりの軽さも備えているため、コーナー立ち上がりの加速でもたつくことも無い。高いグリップと転がりの軽さを求めるレーサーにとって、心強い味方となるレーシングタイヤだと感じる。
<ONEはコンパウンドとケーシングのバランスに優れる>
対してオールラウンドモデルのONEも、コンパウンドとケーシングのバランスが整えられたタイヤという印象を抱いた。Soupless構造のPRO ONEと比較するとケーシングは硬めという感想になるが、一般的なロードタイヤと比較すれば十分にしなやかな部類。それだけSouplessはしなやかであると言っても良さそう。
ONEの程よいしなやかさはコンパウンドの良さに気づかせてくれる。先述したようにグリップ力が高いことはもちろん、コンパウンド自体がクッション性を備えており、路面の凹凸から受ける衝撃を丸めてくれるのだ。今回のテストでは荒れた道を走ってみたが、路面からの突き上げ感も程よく緩和され、ハンドルが暴れてしまうこともなかった。
更に、しっかりとした耐パンクベルトもが搭載されているため、時折荒れた路面が出てくる裏道を縫って走るようなサイクリングや、トレーニング、ロングライドで安心して使用できるはずだ。また、車体重量が重いE-BIKEにはONEの方が向いているだろう。
<AEROTHANはしなやかさと軽さで魅力が引き立つ>
また、"PRO ONE"と"ONE"の両方をブチルチューブからシュワルベのTPUチューブ"AEROTHAN"に交換し、再びテストを実施。AEROTHANの魅力はなんと言ってもしなやかであること。これまで他ブランドのTPUチューブを試したこともあるが、それらと比較しても乗り心地が良い印象だ。
AEROTHANによるしなやかさを加えることで、タイヤ+ブチルチューブの時よりもアグレッシブにバイクを倒し込めるようになった。ADDIXコンパウンドのグリップ力の高さもAEROTHANによってさらに引き出されるように感じる。
そしてなによりもチューブ重量が43gとブチルやラテックスの半分となるため、外周部が軽くなることでハンドリングもより機敏になる。また、起伏の激しいコースでもチューブの軽量化により、ブチルチューブの時よりも軽快に進んでくれる。ストップアンドゴーを繰り返すロードレースやクリテリウムではかなりのアドバンテージがありそうだ。
また、空気の保持力もブチルチューブと同等またはそれ以上で、ラテックスチューブのように空気が抜けやすいということはないのも好印象。"PRO ONE"と"ONE"の両方で、全体的に走りが軽くなった。ロードレースやヒルクライムに出場するレーサーにお勧めしたいが、週末サイクリングやポタリングを楽しむサイクリストにもメリットは体感できるハズ。ブチルチューブよりも価格は高いが、その独特のしなやかさも相まってアップデートを体感しやすく、多くの方にお勧めしたいと思えるTPUチューブだ。
シュワルベ PRO ONE(チューブタイプ)
バージョン:SuperRace、V-Guard
コンパウンド:ADDIX RACE
サイズ(重量):23C(215g)、25C(235g)、28C(250g)、30C(280g)、32C(310g)
カラー:ブラック、トランスペアレント ※23Cはブラックのみ
税込価格:11,440円
シュワルベ ONE(チューブタイプ)
バージョン:RaceGuard
コンパウンド:ADDIX
20インチサイズ(重量):1・1/8(280g)、1.10(200g)※1・1/8はワイヤービード
24インチサイズ(重量):0.90(195g)
650Cサイズ(重量):23C(205g)
700Cサイズ(重量):23C(225g)、25C(245g)、28C(265g)、30C(290g)、32C(305g)
カラー:ブラック ※700x25Cのみレッドストライプ、ブルーストライプ、ホワイトストライプ、クラシックが揃う
700C税込価格:7,590円
その他サイズ税込価格:3,960円(20x1・1/8)、6,050円(20x1.10)、6,820円(24x0.90、650x23C)
text:Michinari Takagi
シュワルベはロードバイクやグラベル、シクロクロス、MTB、アーバン、車椅子まで幅広くタイヤを手掛けているドイツのタイヤブランドである。レーシングモデルの"PRO ONE"シリーズ、オールラウンドモデル"ONE"や"DURANO"シリーズ、スポーツモデルの”LUGANO”シリーズなど、ロードバイク用のタイヤだけでもレースからビギナーまで幅広くラインアップしている。
レーシングモデルにカテゴライズされている"PRO ONE"はスープレスというカーカス構造を採用。フランス語で「Souplesse(スープレス)=柔軟性」というワードから想像されるように、サイドウォールは非常にしなやか。優れた快適性と路面追従性が期待できそうなタイヤに仕上げられている。
ADDIXコンパウンドを採用し、耐摩耗性やグリップ性能などに優れる仕様に。また、トレッドパターンはタイヤの側面に斜線が入るようにパターンがあるようなデザインで、センター部分はスリックとなっている。転がりが軽く、コントロール性能にも優れているため、ロードレースやヒルクライムなどに適しているだろう。
PRO ONE(700×28C)の実測値は287gで、肉厚な作りが乗り心地の良さに繋がっている。サイズは23Cと25C、28C、30C、32Cと5つのサイズが展開されているため、ライドスタイルに合わせて選択することが可能だ。25C~32CはE-BIKEにも対応したモデルとなり、モーターによる大きなパワーを受け止める頑丈さも併せ持っている。価格は11,440円(税込)。
そして、オールラウンドモデルの"ONE"シリーズはレーシングモデルの"PRO ONE"シリーズを基に開発され、その性能を受け継ぐセカンドグレード。ADDIXコンパウンドを搭載し、耐摩耗性やグリップ性能などに秀でたモデルとして開発されている。
耐パンクベルトにはレースガードを採用。荒れた路面を走るサイクリングやトレーニング、ロングライドでも安心して走ることが出来る耐パンク性能を確保し、走行性能と扱いやすさのバランスを高次元で両立するオールラウンドタイヤに仕上げられた。ONE(700×28C)の実測値は276g、耐パンクベルトを搭載しながらも軽量な仕上がりになっている。なお、こちらもE-BIKE対応モデル。
サイズは700×23C、700×25C、700×28C、700×30C、700×32C、650×23C、24×0.90、20×1.10、20×1 1/8と9種類が展開されているため、小径車からロードバイク、オールロードまで使用可能。価格は7,590円(税込、700 x 23C~32C))。それでは編集部インプレッションに移っていこう。
ー編集部インプレッション
これまで多くのブランドの多種多様なタイヤを使用してきた編集部員の高木がシュワルベ "PRO ONE"と"ONE"のクリンチャーモデルをテストしていく。
最近ではロードレースシーンでも太めの28Cを愛用する選手も増えつつあり、サイクリングシーンでも高い走行性能と安定性の魅力を感じられる700×28Cを試した。また、今回は"PRO ONE"と"ONE"のクリンチャーをテストしたが、ブチルチューブとTPUチューブの2種類のインナーチューブも用意し、それぞれの組み合わせの可能性を探った。
テストホイールはシマノ ULTEGRA WH-R8170-C36-TL DISCのカーボンホイール。PRO ONEもONEどちらも取り付けに苦戦することなく、作業にストレスはない。これならば出先でのパンクにも対応しやすいクリンチャーのメリットを感じられそうだ。
<共通するADDIXコンパウンドの魅力が光る2グレード>
今回のテストを通じて感じられたのはADDIXコンパウンドのグリップ力の高さ。粘り気のあるコンパウンドが路面を捉え、ペダリングパワーを余すことなく路面に伝えるトラクションの良さが際立つ。スプリントやヒルクライムなどペダリング力を効率よく推進力に変えたいシチュエーションで活躍してくれそうだ。
グリップが高いとはいえ転がりの軽さが犠牲にされていない部分もADDIXコンパウンドの魅力。重量やトレッドパターンなど様々な要因が重なっているため、PRO ONEとONEで同じようには転がらないものの、コンパウンドとしての転がりは申し分ない。
PRO ONEとONEのトレッドパターンは厳密には違いがあるものの、設計思想は共通している。センター部分はスリックとすることで転がりの軽さを確保しつつ、サイド部分の斜線パターンによってグリップ力を向上させている。
斜線のパターンはトレッド1本1本が踏ん張りながら路面をしっかりと捉えてくれる感覚があり、高速域でのコーナリングでも挙動を把握しやすい。転がりの軽さとグリップ力の両立はこのパターンによって実現している部分が大きいと感じる。
<グリップ力の高さが空気圧のセッティングに影響を与える>
"PRO ONE"と"ONE"はグリップ性能が高いため、タイヤを潰してグリップさせるような乗り方・空気圧のセッティングの場合はグリップ力が転がりの軽さを上回ってしまい重さを感じてしまった。具体的には体重61kgで、4Barほどでは低すぎるように感じる。
対してホイールの許容空気圧であった7.5Barではタイヤが明らかに跳ねてしまい、これはこれで乗りにくい。5.8Barほどから細かく空気圧を煮詰めていくと6Barで最も乗り心地と転がりのバランスが良いポイントを迎えた。
ここのところ低圧で性能が引き出されるタイヤに乗る機会が多かったので、最初に低圧から試してみたのだが、ONEシリーズは少し高圧の設定がスイートスポットのようだ。
<PRO ONEはケーシングのしなやかさが際立つモデル>
さてここまでPRO ONEとONEに共通する特徴をお届けしたが、ここからはそれぞれのタイヤにフォーカスしたい。レーシングモデルであるPRO ONEはSouplessと呼ばれるカーカス構造を特別に採用しているためか、タイヤのしなやかさがあらゆるシーンで大きなメリットとして発揮されている。
例えばコーナリング中も路面を常に捉え続けてくれるため、どのような状況でもタイヤがコントロール下に置かれていることが伝わってくる。加速する時もコンパウンドのトラクションと相まってタイヤ全体でパワーをロスすることなく、ひと踏みごとに推進力へと確実に繋がっているような感覚を受ける。
それでいて転がりの軽さも備えているため、コーナー立ち上がりの加速でもたつくことも無い。高いグリップと転がりの軽さを求めるレーサーにとって、心強い味方となるレーシングタイヤだと感じる。
<ONEはコンパウンドとケーシングのバランスに優れる>
対してオールラウンドモデルのONEも、コンパウンドとケーシングのバランスが整えられたタイヤという印象を抱いた。Soupless構造のPRO ONEと比較するとケーシングは硬めという感想になるが、一般的なロードタイヤと比較すれば十分にしなやかな部類。それだけSouplessはしなやかであると言っても良さそう。
ONEの程よいしなやかさはコンパウンドの良さに気づかせてくれる。先述したようにグリップ力が高いことはもちろん、コンパウンド自体がクッション性を備えており、路面の凹凸から受ける衝撃を丸めてくれるのだ。今回のテストでは荒れた道を走ってみたが、路面からの突き上げ感も程よく緩和され、ハンドルが暴れてしまうこともなかった。
更に、しっかりとした耐パンクベルトもが搭載されているため、時折荒れた路面が出てくる裏道を縫って走るようなサイクリングや、トレーニング、ロングライドで安心して使用できるはずだ。また、車体重量が重いE-BIKEにはONEの方が向いているだろう。
<AEROTHANはしなやかさと軽さで魅力が引き立つ>
また、"PRO ONE"と"ONE"の両方をブチルチューブからシュワルベのTPUチューブ"AEROTHAN"に交換し、再びテストを実施。AEROTHANの魅力はなんと言ってもしなやかであること。これまで他ブランドのTPUチューブを試したこともあるが、それらと比較しても乗り心地が良い印象だ。
AEROTHANによるしなやかさを加えることで、タイヤ+ブチルチューブの時よりもアグレッシブにバイクを倒し込めるようになった。ADDIXコンパウンドのグリップ力の高さもAEROTHANによってさらに引き出されるように感じる。
そしてなによりもチューブ重量が43gとブチルやラテックスの半分となるため、外周部が軽くなることでハンドリングもより機敏になる。また、起伏の激しいコースでもチューブの軽量化により、ブチルチューブの時よりも軽快に進んでくれる。ストップアンドゴーを繰り返すロードレースやクリテリウムではかなりのアドバンテージがありそうだ。
また、空気の保持力もブチルチューブと同等またはそれ以上で、ラテックスチューブのように空気が抜けやすいということはないのも好印象。"PRO ONE"と"ONE"の両方で、全体的に走りが軽くなった。ロードレースやヒルクライムに出場するレーサーにお勧めしたいが、週末サイクリングやポタリングを楽しむサイクリストにもメリットは体感できるハズ。ブチルチューブよりも価格は高いが、その独特のしなやかさも相まってアップデートを体感しやすく、多くの方にお勧めしたいと思えるTPUチューブだ。
シュワルベ PRO ONE(チューブタイプ)
バージョン:SuperRace、V-Guard
コンパウンド:ADDIX RACE
サイズ(重量):23C(215g)、25C(235g)、28C(250g)、30C(280g)、32C(310g)
カラー:ブラック、トランスペアレント ※23Cはブラックのみ
税込価格:11,440円
シュワルベ ONE(チューブタイプ)
バージョン:RaceGuard
コンパウンド:ADDIX
20インチサイズ(重量):1・1/8(280g)、1.10(200g)※1・1/8はワイヤービード
24インチサイズ(重量):0.90(195g)
650Cサイズ(重量):23C(205g)
700Cサイズ(重量):23C(225g)、25C(245g)、28C(265g)、30C(290g)、32C(305g)
カラー:ブラック ※700x25Cのみレッドストライプ、ブルーストライプ、ホワイトストライプ、クラシックが揃う
700C税込価格:7,590円
その他サイズ税込価格:3,960円(20x1・1/8)、6,050円(20x1.10)、6,820円(24x0.90、650x23C)
text:Michinari Takagi
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