昨年12月限りでアスタナ・カザフスタンを退団したミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア)が、コロンビアのコンチネンタルチーム「メデリンEPM」に移籍したことを発表。ワールドチームも揃う1月22日開幕のブエルタ・ア・サンフアンに出場予定だ。



昨年12月にアスタナを退団したミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア)昨年12月にアスタナを退団したミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア) photo:CorVos
「(アスタナ退団が)所属先が見つかりづらい時期だったこともあり、2023年に所属チームがなくなるところだった。だがこのチームが僕に走る機会と自信を与えてくれた」とミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア)はチーム加入を伝える動画で語った。

28歳ロペスの所属が決まったのは、コロンビア籍のコンチネンタルチームであるメデリンEPM。EFエデュケーション・イージーポストのヨナタン・カイセド(エクアドル)を輩出したチームで、現在は2001年ブエルタ・ア・エスパーニャ総合2位など数々のステージレースで活躍した46歳のオスカル・セビリャ(スペイン)が所属している。

薬物取引とマネーロンダリングの容疑でスペイン警察に逮捕された人物との関係が明らかになったため、2022年12月12日にアスタナ・カザフスタンとの契約が解除されたロペス。ロペスがどう事件に関与していたかはいまだ明らかにされておらず、アスタナもロペスと契約を解除して以降コメントしていない。

ロペスの新チームでの初戦は1月22日にアルゼンチンで開幕するブエルタ・ア・サンフアン(UCI.Pro)の予定。本大会には古巣のアスタナやイネオス・グレナディアーズなど6のワールドチームが出場し、エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)やペテル・サガン(スロバキア、トタルエネルジー)、モビスターに加入したフェルナンド・ガビリア(コロンビア)など豪華メンバーが集結する。


text:Sotaro.Arakawa

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