2022/10/29(土) - 18:28
ジャパンカップを走ったエウスカルテル・エウスカディのチームバイクを紹介する。バスクの、バスクによる、バスクのためのチームが駆るのは、バスクのオルベアの代表作ORCAシリーズ。初参戦を果たしたチームのバイクに注目してほしい。
ジャパンカップ初参戦を果たしたのが、スペインの中で最も自転車熱盛んなバスク地方を代表するUCIプロチーム、エウスカルテル・エウスカディ。2013年に淡路島でラストランを行ったオレンジチームは、復活を経て9年後の2022年、宇都宮の舞台を2日間駆け抜けた。
かつてNIPPOに所属したスプリンターのフアンホセ・ロバトや、逃げの名手ルイス・マテといったベテラン率いるチームのメインバイクは、軽量オールラウンダーのORCA。ロバトだけはエアロロードのORCA AEROを駆り、その両モデルともトップチューブやフレームの内側などにオレンジのグラフィックが施されたチームカラーだ。
コンポーネントはシマノのR9170系デュラエースDI2だが、FSA/ヴィジョン製パーツをフルセットで装備することが特徴。クランクセットはPOWER 2 MAXとのタッグでリリースされたFSAのPOWER BOXで、画像のウナイ・クアドラード (スペイン)は53/39Tチェーンリングを装備していた。
ホイールはヴィジョンのMETRONシリーズ(55SLがメイン)で、多くのチームがチューブレスに移行しつつある中、エウスカルテルは全員がチューブラータイヤで固めていた。タイヤはヴィットリアのCORSAで、今大会の海外チームで最も細身の25mm幅。スルーアクスルがマヴィック製なのは、ORCAがホイール交換時の作業速度を上げるマヴィックの規格「Speed release」を採用しているため。
そのほか、コンピュータはガーミンのEDGE 530で、ボトルとボトルケージはエリート。スペイン&イタリア色の濃いサプライヤー構成と言えるだろう。
text&photo:So Isobe
ジャパンカップ初参戦を果たしたのが、スペインの中で最も自転車熱盛んなバスク地方を代表するUCIプロチーム、エウスカルテル・エウスカディ。2013年に淡路島でラストランを行ったオレンジチームは、復活を経て9年後の2022年、宇都宮の舞台を2日間駆け抜けた。
かつてNIPPOに所属したスプリンターのフアンホセ・ロバトや、逃げの名手ルイス・マテといったベテラン率いるチームのメインバイクは、軽量オールラウンダーのORCA。ロバトだけはエアロロードのORCA AEROを駆り、その両モデルともトップチューブやフレームの内側などにオレンジのグラフィックが施されたチームカラーだ。
コンポーネントはシマノのR9170系デュラエースDI2だが、FSA/ヴィジョン製パーツをフルセットで装備することが特徴。クランクセットはPOWER 2 MAXとのタッグでリリースされたFSAのPOWER BOXで、画像のウナイ・クアドラード (スペイン)は53/39Tチェーンリングを装備していた。
ホイールはヴィジョンのMETRONシリーズ(55SLがメイン)で、多くのチームがチューブレスに移行しつつある中、エウスカルテルは全員がチューブラータイヤで固めていた。タイヤはヴィットリアのCORSAで、今大会の海外チームで最も細身の25mm幅。スルーアクスルがマヴィック製なのは、ORCAがホイール交換時の作業速度を上げるマヴィックの規格「Speed release」を採用しているため。
そのほか、コンピュータはガーミンのEDGE 530で、ボトルとボトルケージはエリート。スペイン&イタリア色の濃いサプライヤー構成と言えるだろう。
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