2010/06/14(月) - 11:13
6月13日に開催された全日本選手権タイムトライアルで、中盤にパンクでホイール交換しながらも、コースレコードとなる38分07秒で優勝した福島晋一(クムサン・ジンセン・アジア)。チームキャプテンを務めるベテラン38歳のコメント。
「折り返し地点の180度コーナーでブレーキング中に、後輪がバーストしたんです。『何てことだ!』と思って。でもメカニックが手早くホイールを交換してくれたおかげで、大きくタイムロスすることなく、すぐに再スタートが切れました」
「コーナーはどの選手もスピードが落ちる場所なので、タイムロスは少なかったはずです。これで負けたら凄く悔やまれたんですけど、優勝出来たので、何も悔いは無いです」
「折り返し地点までは平均51km/hでした。ホイール交換後はメーターが動かなくなったので、スピードもタイムがさっぱり分からなくなった。でもむしろ計算が出来なくなった分、がむしゃらに追い込んで、走り続けることに集中出来たんです」
「今振り返ってみると、パンクしたことで逆に吹っ切れたんだと思います。前半は比較的慎重に走っていたんですけど、パンクしてからはコーナーも攻めて、もうダメもとで頑張ろうと思って。パンクで雑念が取れました」
「前方にチームメイトの(奈良)基が見えたので、『追い抜けばまだチャンスがあるかも?』と思ったんですけど、走っても走っても追いつけない。ゴール後に基が2位だと知って、どうりで追いつけないわけだと納得しました。走りの感触は悪くなかったけど、本当にゴールするまでタイムが分からなかった。平均スピード47km/hを目標に走っていたので、ゴール後にタイムを見てもいまいちピンと来なくて。コースレコードだと聞いて驚き、これなら勝てるかなと思いました(実際の平均スピードは47.20km/h)」。
「このTTは2003年に走って5位(タイムは40分05秒)だった。でも5位だったおかげで、マークされずに全日本ロードで優勝出来たのだと思います。でも今回はTTで優勝したので、厳しくマークされて勝つのが難しくなる。マークされるのは分かっているので、スタートから行きます(笑)」
福島の次なる目標は広島で2週間後に開催される全日本選手権ロードレースだ。
text&photo:Kei Tsuji
「折り返し地点の180度コーナーでブレーキング中に、後輪がバーストしたんです。『何てことだ!』と思って。でもメカニックが手早くホイールを交換してくれたおかげで、大きくタイムロスすることなく、すぐに再スタートが切れました」
「コーナーはどの選手もスピードが落ちる場所なので、タイムロスは少なかったはずです。これで負けたら凄く悔やまれたんですけど、優勝出来たので、何も悔いは無いです」
「折り返し地点までは平均51km/hでした。ホイール交換後はメーターが動かなくなったので、スピードもタイムがさっぱり分からなくなった。でもむしろ計算が出来なくなった分、がむしゃらに追い込んで、走り続けることに集中出来たんです」
「今振り返ってみると、パンクしたことで逆に吹っ切れたんだと思います。前半は比較的慎重に走っていたんですけど、パンクしてからはコーナーも攻めて、もうダメもとで頑張ろうと思って。パンクで雑念が取れました」
「前方にチームメイトの(奈良)基が見えたので、『追い抜けばまだチャンスがあるかも?』と思ったんですけど、走っても走っても追いつけない。ゴール後に基が2位だと知って、どうりで追いつけないわけだと納得しました。走りの感触は悪くなかったけど、本当にゴールするまでタイムが分からなかった。平均スピード47km/hを目標に走っていたので、ゴール後にタイムを見てもいまいちピンと来なくて。コースレコードだと聞いて驚き、これなら勝てるかなと思いました(実際の平均スピードは47.20km/h)」。
「このTTは2003年に走って5位(タイムは40分05秒)だった。でも5位だったおかげで、マークされずに全日本ロードで優勝出来たのだと思います。でも今回はTTで優勝したので、厳しくマークされて勝つのが難しくなる。マークされるのは分かっているので、スタートから行きます(笑)」
福島の次なる目標は広島で2週間後に開催される全日本選手権ロードレースだ。
text&photo:Kei Tsuji
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