グラベルを始めとするオフロードカルチャーに深く関わるジロ。メッシュ素材のSYNCHWIREを使用したオフロード向けシューズ"SECTOR"、"RINCON"、"RANGER"という3種類の新作が一気に発表された。



ジロ SECTORジロ SECTOR (c)ダイアテック
軽量で高い通気性を備える素材として開発されたジロのSYNCHWIRE(シンクワイヤ)生地。フィルムのような薄さのメッシュ生地を芯材となるTPUと熱溶着することで、実用に耐えられる強度を実現したマテリアルとして、ロードシューズのPROLIGHT TECGLACEからジロが使用し始めた生地だ。

そんなSYNCHWIREを利用したオフロード向けシューズがジロから一気に3モデルもリリースされる。各モデルでアッパー素材とトレッドの設計は共通し、クロージャーやアウトソール素材の仕様がそれぞれのグレードで異なっている。

ニットとTPUを溶着するSYNCHWIRE生地を採用するニットとTPUを溶着するSYNCHWIRE生地を採用する (c)ダイアテック
トレッドはシューズ外側まで張り出すデザインとし、グリップ力を稼いでいるトレッドはシューズ外側まで張り出すデザインとし、グリップ力を稼いでいる (c)ダイアテック
トレッドについては、どのグレードもアウトソールにトレッドがインサート成形されている点が共通設計となっている。足の裏だけではなく、サイド部分と爪先部分にトレッドが張り出しているため、ルーズな路面でしっかりとグリップ力を発揮しそうだ。また、スパイク用のホールや、土踏まず部分に配置されたスクエア型のパターンなどからも、グリップ性能に関する設計は妥協されていなさそうだ。

ハイグレードに位置づけられる"SECTOR(セクター)"はBOAダイヤルを2つ搭載するモデル。アセンブルされるBOAダイヤルはL6というベーシックグレードだ。アウトソールはインジェクションカーボン製とすることで、剛性を獲得していることが特徴だ。レースユースからアドベンチャーライドまで対応してくれるだろう。重量は42サイズで345g(片方)。カラーはOLIVE GUM、PORTARO GREYの2種類。カラーは29,800円(税抜)。

ジロ RINCON(OLIVE GUM、PORTARO GREY)ジロ RINCON(OLIVE GUM、PORTARO GREY) (c)ダイアテック
ジロ RANGER(BLACK、OLIVE GUM、PORTARO GREY)ジロ RANGER(BLACK、OLIVE GUM、PORTARO GREY) (c)ダイアテック
ミドルグレードはRINCON(リンコン)というモデル名が与えられている。こちらのシューズはL6 BOAダイヤルを1つ、前足部にベルクロというクロージャー構成を採用。アウトソールはナイロン/グラスファイバーコンポジットだ。重量は42サイズで335g(片方)とSECTORよりも軽量に仕上げられている。カラー展開はSECTORと同様。価格は17,800円(税抜)だ。

末弟グレードに当たるRANGERは、3本ベルクロのクロージャーが採用されたモデル。非常にシンプルな作りとされているため、フィットするサイクリストの幅は広そうだ。アウトソールはRINCONと同じくナイロンとグラスファイバーのコンポジット素材。重量も同様の335g(42サイズ、片方)だ。カラーはBLACK、OLIVE GUM、PORTARO GREYという3色。価格は12,800円(税抜)。

ジロ SECTORジロ SECTOR (c)ダイアテックジロ RINCONジロ RINCON (c)ダイアテック


ジロ SECTOR
サイズ:39 / 40 / 41 / 42 / 43 / 44 /45
カラー:OLIVE GUM / PORTARO GREY
アウトソール:カーボンコンポジット WITH DUAL-INJECTED RUBBER
重量:342g 42サイズ
価格:29,800円(税抜)

ジロ RINCON
サイズ:39 / 40 / 41 / 42 / 43 / 44 / 45
カラー:OLIVE GUM / PORTARO GREY
アウトソール:ナイロンコンポジット WITH DUAL-INJECTED RUBBER
重量:335g 42サイズ
価格:17,800円(税抜)

ジロ RANGER/b>
サイズ:39 / 40 / 41 / 42 / 43 / 44 / 45
カラー:OLIVE GUM / PORTARO GREY
アウトソール:BLACK / OLIVE GUM / PORTARO GREY
重量:335g 42サイズ
価格:12,800円(税抜)

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