A.S.O.がツールと同時開催されるワンデーレース「ラ・クルスbyツール・ド・フランス」の出場チームを発表。與那嶺恵理が所属するアレ・BTCリュブリャナは自動選出されている。



今年7回目を迎えるラ・クルスbyツール・ド・フランス今年7回目を迎えるラ・クルスbyツール・ド・フランス photo:Kei Tsuji
ツール主催者A.S.O.(アモリ・スポル・オルガニザシオン)によれば、8月29日(土)に開催される2020年大会に出場するのは合計23チーム。與那嶺恵理が所属するアレ・BTCリュブリャナや、昨年大会覇者のマリアンヌ・フォス(オランダ)要するCCC・リブといった8つの女子ワールドチームが自動選出されたほか、ブールス・ドルマンスやアスタナ女子チームなど15のUCIコンチネンタルチームが出場権を掴んだ。

2014年に初開催され、2016年からは女子ワールドツアーの1戦に組み込まれているラ・クルスbyツール・ド・フランス。歴史こそ浅いながらも、男子レースの最終シャンゼリゼステージや難関山岳コースに合わせて開催されたことで、一躍大きなステータスを得た大会だ。昨年はツール第13ステージのコースを使用して行われ、フィニッシュ前に組み込まれた最大勾配17%の急坂で仕掛けたフォスが圧勝した。

全日本王者の與那嶺は2017年から連続出場中で、超級山岳イゾアール峠にフィニッシュした2017年大会では先頭から3分12秒遅れの11位と記録を残した。今年ワールドチームとなったアレ・BTCリュブリャナは自動選出されているため、4年連続の出場に期待がかかる。
UCIウィメンズワールドチーム
アレ・BTCリュブリャナ(イタリア)
キャニオン・スラムレーシング(ドイツ)
CCC・リブ(ポーランド)
FDJヌーヴィルアキテーヌ・フュチュロスコープ(フランス)
ミッチェルトン・スコット(オーストラリア)
モビスター(スペイン)
サンウェブ(ドイツ)
トレック・セガフレード(アメリカ)
UCIウィメンズコンチネンタルチーム
アロミタリア・バッソバイク・ヴァイアノ(イタリア)
アスタナ(カザフスタン)
ビスカヤ・デュランゴ(スペイン)
ブールス・ドルマンス(オランダ)
セラティツィット・WMTプロサイクリング(ドイツ)
シャラント・マリティム(フランス)
コゲアス・メットラー・ルックプロサイクリング(ロシア)
ハイテックプロダクツ・バークスポーツ(ノルウェー)
ロット・スーダル(ベルギー)
パークホテル・ファルケンブルク(オランダ)
ポール・カ(スイス)
ラリーサイクリング(アメリカ)
チームアルケア(フランス)
チームティブコ・シリコンバレーパーク(アメリカ)
ヴァルカー・トラベル&サービス(イタリア)
text:So.Isobe