2020/06/17(水) - 09:12
チームイネオスとのパートナーシップで知られているイタリアのカスク。近年はMTBにも力を入れ始めており、CAIPI(カイピ)というハーフシェルのモデルをリリースした。
イタリアンヘルメットブランドのカスクが、REX以来の久々となるオフロード用ヘルメット「Caipi(カイピ)」をリリースした。アメリカを中心に盛り上がりを見せているトレイルライドに向けたプロダクトだ。フロートレイルや里山ライドを楽しむようなシチュエーションにマッチするモデルとなっている。
見た目の大きな特徴は大きなバイザーだろう。Caipiはバイザーを装着することを前提としており、バイザーとシェルの境目は段差が小さくなるように、バイザー自体も空気の流れを意識した設計が行われている。角度調節は行えないものの、4点で固定するため、脱落する心配がない。
ヘルメット本体は開口部のサイズが小さく、かつロードヘルメットよりも後頭部まで覆う設計、内側まで覆われるアウターシェルによって、非常に堅牢な作りだと思わせる。安全規格はヨーロッパのCE EN1078を始め、アメリカとオーストラリアの規格にも準拠している。
開口部が小さく作られてはいるものの、通気性を向上させるべくエアフローの設計は非常に手を込んだ作りとなっている。バイザーで隠れている額部分を含め、ヘルメット全体で22個のベンチレーションホールを設定。ヘルメット外側は開口部周囲の空気の流れを誘導するような作りであることが見て取れる。
カスクは額部分にも風の通り道を設け、そのまま後方へと流れるようなチャネル設計を行った。もちろん各ベンチレーションホールから取り込まれた風もそれぞれのチャネルを通るように作られており、ProtoneやUtopiaの開発で培ったノウハウを感じられる。
アジャスターにはオクトフィットというシステムを採用。これは頭のサポーターを左右に3段階、上下にほぼ自由に調整できる機構で、様々な頭にあわせることが可能になっている。サポーター自体も湾曲しており、頭の曲線にフィットしやすい。
ストラップの上部にはディバイダーが設けられたため、片側のストラップがまとまる部分を上下に調節可能となっている。顎紐はカスクお馴染みの革製で、バックルはカスク印のユニークな形状のものが装着される。パッドは非常に厚手で、クッション性に優れていることが特徴だ。
帽体は他のカスクヘルメットとほぼ同じで、ValegroのMサイズを着用する筆者はCaipiのMサイズでベストマッチ。カブト製ヘルメットで言うと、筆者はS/Mサイズがフィットするサイズ感だ。後頭部の下側まで覆われている印象が強く、ヘルメットに守られている感覚を受ける。
また、通気性は開口部の小さな見た目から受けるイメージを払拭するほど優れている。バイザーに隠れている部分と、前頭部左右のベンチレーションホールから入る風の流れが最も感じやすく、トレイルライドでの快適性を期待できるはずだ。
カラー展開はL.BLU、LIME、WHT、ORGの4色が揃う。サイズはM(52-58cm)、L(59-62cm)。重量は250g(Mサイズ)。価格は20,000円(税抜)。
カスク Caipi
安全規格:CE EN 1078
サイズ:M(52-58cm)、L(59-62cm)
重 量:250g(Mサイズ)
カラー:L.BLU、LIME、WHT、ORG
価 格:20,000円(税抜)
イタリアンヘルメットブランドのカスクが、REX以来の久々となるオフロード用ヘルメット「Caipi(カイピ)」をリリースした。アメリカを中心に盛り上がりを見せているトレイルライドに向けたプロダクトだ。フロートレイルや里山ライドを楽しむようなシチュエーションにマッチするモデルとなっている。
見た目の大きな特徴は大きなバイザーだろう。Caipiはバイザーを装着することを前提としており、バイザーとシェルの境目は段差が小さくなるように、バイザー自体も空気の流れを意識した設計が行われている。角度調節は行えないものの、4点で固定するため、脱落する心配がない。
ヘルメット本体は開口部のサイズが小さく、かつロードヘルメットよりも後頭部まで覆う設計、内側まで覆われるアウターシェルによって、非常に堅牢な作りだと思わせる。安全規格はヨーロッパのCE EN1078を始め、アメリカとオーストラリアの規格にも準拠している。
開口部が小さく作られてはいるものの、通気性を向上させるべくエアフローの設計は非常に手を込んだ作りとなっている。バイザーで隠れている額部分を含め、ヘルメット全体で22個のベンチレーションホールを設定。ヘルメット外側は開口部周囲の空気の流れを誘導するような作りであることが見て取れる。
カスクは額部分にも風の通り道を設け、そのまま後方へと流れるようなチャネル設計を行った。もちろん各ベンチレーションホールから取り込まれた風もそれぞれのチャネルを通るように作られており、ProtoneやUtopiaの開発で培ったノウハウを感じられる。
アジャスターにはオクトフィットというシステムを採用。これは頭のサポーターを左右に3段階、上下にほぼ自由に調整できる機構で、様々な頭にあわせることが可能になっている。サポーター自体も湾曲しており、頭の曲線にフィットしやすい。
ストラップの上部にはディバイダーが設けられたため、片側のストラップがまとまる部分を上下に調節可能となっている。顎紐はカスクお馴染みの革製で、バックルはカスク印のユニークな形状のものが装着される。パッドは非常に厚手で、クッション性に優れていることが特徴だ。
帽体は他のカスクヘルメットとほぼ同じで、ValegroのMサイズを着用する筆者はCaipiのMサイズでベストマッチ。カブト製ヘルメットで言うと、筆者はS/Mサイズがフィットするサイズ感だ。後頭部の下側まで覆われている印象が強く、ヘルメットに守られている感覚を受ける。
また、通気性は開口部の小さな見た目から受けるイメージを払拭するほど優れている。バイザーに隠れている部分と、前頭部左右のベンチレーションホールから入る風の流れが最も感じやすく、トレイルライドでの快適性を期待できるはずだ。
カラー展開はL.BLU、LIME、WHT、ORGの4色が揃う。サイズはM(52-58cm)、L(59-62cm)。重量は250g(Mサイズ)。価格は20,000円(税抜)。
カスク Caipi
安全規格:CE EN 1078
サイズ:M(52-58cm)、L(59-62cm)
重 量:250g(Mサイズ)
カラー:L.BLU、LIME、WHT、ORG
価 格:20,000円(税抜)
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