2020/05/01(金) - 09:00
キャノンデールがE-ROADへ本格参入。その先鋒となるのが、同社のエンデュランスロードをベースとした「Synapse NEO」だ。最新のボッシュ製アシストユニットと定評のあるアルミフレームの組み合わせで、洗練された走りを実現している。
キャノンデール Synapse NEO (c)キャノンデール・ジャパン
年々、加速していくE-BIKE市場の拡大。昨年は多くの有名ブランドが本格的なE-MTBを国内へ導入した年となった。そして、今年に入ってその流れは拡大し、ロードバイクへも波及しつつある。
そんな中で、キャノンデールが日本におけるE-BIKEの展開を発表した。既報のクロスバイクQuick NEOに続く第2弾となるのが、同社の誇るエンデュランスロード"Synapse"をベースとしたE-ロードバイク「Synapse NEO」だ。
高速時の安定性と機敏なハンドリングを兼ね備えたOUTFRONTジオメトリー (c)キャノンデール・ジャパン
最新世代のE-ロードらしく、パワーユニットやバッテリ―がインテグレーションされたデザインを与えられたSynapse NEOは、一見したところでは普通のロードバイクと変わらないシルエットに仕上がっている。
E-BIKEのコアとなるパワーユニットは高いシェアを誇るボッシュの手によるもの。昨年モデルチェンジしたばかりの第3世代Active Line Plusは、オンロードバイク用のアシストユニットとして必要十分なパワフルなアシストと静粛性を兼ね備えたドライブユニットだ。
メインコンポーネントはシマノTiagraを採用 (c)キャノンデール・ジャパン
バッテリーはダウンチューブに収められるインフレーム式のパワーチューブ500を採用する。500Whの大容量を誇るバッテリーによって、エコモードで最大166km(自転車協会による標準パターン時)の航続距離を実現。ほとんどのサイクリストにとって、バッテリー切れの心配は無いだろう。
そんな、パワフルでタフなボッシュのドライブユニットが、キャノンデールの十八番ともいえる高性能なアルミフレームと組み合わせられることで、最高のパフォーマンスを発揮する。
充電用ポートはダウンチューブ上部に設けられる (c)キャノンデール・ジャパン
エンデュランスバイクらしいアップライトなポジション、路面からの振動をいなすSAVEマイクロサスペンションなど、ベースとなったSynapseに用いられていた様々なテクノロジーを用いつつ、E-BIKEに最適化されたOUTFRONTジオメトリーを新たに採用。少し寝かせたヘッドアングルに55mmのフォークオフセットを組み合わせることで、高速時の安定性と俊敏なハンドリングを両立させた。
また、Synapse NEOのユニークなポイントがフロントダブルであることだ。キャノンデール独自の左右非対称設計である"Aiテクノロジー"を採用することで、チェーンラインを外側へ逃がし、ミッドドライブユニットを使用しているに関わらずフロントの外装変速を使用する唯一のバイクとなっている。なお、メインコンポーネントはシマノTiagraでリアは10速だ。
Aiテクノロジーを採用することで、ショートチェーンステーとフロントダブルを可能とした (c)キャノンデール・ジャパン
Aiテクノロジーを採用するメリットは、フロント変速だけではない。もともと、同社のXCバイクであるF-Siのために開発されたAiテクノロジーは、29インチホイールを採用するためのタイヤクリアランスと、27.5インチフレームに匹敵するショートチェーンステーを両立するためのもの。
その技術はアシストユニットによる設計上の制約が課されるE-BIKEにおいても有用で、438mmという短いチェーンステー長と大きなタイヤクリアランスをSynapse NEOにもたらした。
また、リアエンドがオフセットすることによって左右のスポークテンションが均等になり、より頑丈なホイールを使用できるというAiテクノロジーならではのメリットも、アシストユニットの強大なパワーを受け止める必要があるE-BIKEにとっては見逃せないポイントだ。
ボッシュのヘッドユニットはハンドルセンターに装着される (c)キャノンデール・ジャパン
キャノンデールがこれまで蓄積してきたテクノロジーがE-BIKEという新たなジャンルと出会い、他社では実現できないユニークで高性能なE-ROADとして結実したSynapse NEO。本日5月1日より、全国で予約開始となる。入荷時期に関しては、取扱店にて。
キャノンデール Synapse NEO
フレーム:SmartForm C1 Alloy
フォーク:BallisTec Carbon
ドライブユニット:Bosch Active Line Plus 250W
バッテリー:Bosch PowerTube 500Wh
メインコンポーネント:Shimano Tiagra, 10速
タイヤ:700 x 32c
カラー:ミッドナイトブルー(MDN)
サイズ:S,M
価格:390,000円(税抜)
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そんな中で、キャノンデールが日本におけるE-BIKEの展開を発表した。既報のクロスバイクQuick NEOに続く第2弾となるのが、同社の誇るエンデュランスロード"Synapse"をベースとしたE-ロードバイク「Synapse NEO」だ。
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最新世代のE-ロードらしく、パワーユニットやバッテリ―がインテグレーションされたデザインを与えられたSynapse NEOは、一見したところでは普通のロードバイクと変わらないシルエットに仕上がっている。
E-BIKEのコアとなるパワーユニットは高いシェアを誇るボッシュの手によるもの。昨年モデルチェンジしたばかりの第3世代Active Line Plusは、オンロードバイク用のアシストユニットとして必要十分なパワフルなアシストと静粛性を兼ね備えたドライブユニットだ。
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そんな、パワフルでタフなボッシュのドライブユニットが、キャノンデールの十八番ともいえる高性能なアルミフレームと組み合わせられることで、最高のパフォーマンスを発揮する。
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また、Synapse NEOのユニークなポイントがフロントダブルであることだ。キャノンデール独自の左右非対称設計である"Aiテクノロジー"を採用することで、チェーンラインを外側へ逃がし、ミッドドライブユニットを使用しているに関わらずフロントの外装変速を使用する唯一のバイクとなっている。なお、メインコンポーネントはシマノTiagraでリアは10速だ。
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Aiテクノロジーを採用するメリットは、フロント変速だけではない。もともと、同社のXCバイクであるF-Siのために開発されたAiテクノロジーは、29インチホイールを採用するためのタイヤクリアランスと、27.5インチフレームに匹敵するショートチェーンステーを両立するためのもの。
その技術はアシストユニットによる設計上の制約が課されるE-BIKEにおいても有用で、438mmという短いチェーンステー長と大きなタイヤクリアランスをSynapse NEOにもたらした。
また、リアエンドがオフセットすることによって左右のスポークテンションが均等になり、より頑丈なホイールを使用できるというAiテクノロジーならではのメリットも、アシストユニットの強大なパワーを受け止める必要があるE-BIKEにとっては見逃せないポイントだ。
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キャノンデールがこれまで蓄積してきたテクノロジーがE-BIKEという新たなジャンルと出会い、他社では実現できないユニークで高性能なE-ROADとして結実したSynapse NEO。本日5月1日より、全国で予約開始となる。入荷時期に関しては、取扱店にて。
キャノンデール Synapse NEO
フレーム:SmartForm C1 Alloy
フォーク:BallisTec Carbon
ドライブユニット:Bosch Active Line Plus 250W
バッテリー:Bosch PowerTube 500Wh
メインコンポーネント:Shimano Tiagra, 10速
タイヤ:700 x 32c
カラー:ミッドナイトブルー(MDN)
サイズ:S,M
価格:390,000円(税抜)
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