2019/06/11(火) - 09:14
GPSデバイスのリーディングカンパニーであるガーミンより、新型サイクルコンピューターEdge830、Edge530が発表された。最もポピュラーなミドルグレード2機種がアップデートを果たし、ランタイム向上とともにナビ機能が更に充実したサイクルコンピューターへと進化した。
ガーミンのサイクルコンピューターラインアップの中でも高い人気を誇るEdge800シリーズとEdge500シリーズ。Edge820は2016年に、Edge520は2015年にリリースされており、それぞれがこのタイミングで一気にモデルチェンジを果たし、30番台へのモデルへと進化する。
タッチスクリーン仕様のEdge830とボタン操作仕様のEdge530は、操作方法の違いはあれどハードやソフト面での性能差は小さい。今回のモデルチェンジではCPUを新型にすることで、動作速度を大幅に向上させることに成功。Edge830ではタッチ感度もアップデートされており、新型2機種どちらも操作遅延でのストレスは少なくなるはずだ。
ハード面の進化としてはサイズが50×82×20mmに統一され、2.6インチのカラーディスプレイが搭載されることに。画面が大きくなると共に解像度も向上させているため、データやナビ表示の可読性がより優れたものとなっている。
また、バッテリーのランタイムがいずれも最大20時間へと長くなり、オプションの拡張バッテリーパックを使用すると最大40時間というロングライフを実現している。前作ではどちらも約15時間と1日のビッグライドでは不安になるランタイムであったが、今回の進化で夏の日照時間が長い時に走り続けても1日で完結するライドであればカバーできるようになった。キャンプツーリングなどで充電の機会がないシチュエーションでも1泊程度であれば、拡張バッテリーで対応することができそうだ。
新型Edgeの2機種で搭載された新機能としてClimbProというものがある。これはヒルクライム中に頂上までの距離と残り距離に対する平均勾配をデバイス上にリアルタイムで表示する機能。"残り距離での平均勾配"となっているため、サイクリングやレースでのペーシングに貢献してくれるはずだ。これはルートナビ実行中のみ、登りを含むコースで使用可能となる機能とのこと。
また、これまでのパフォーマンスモニター(Vo2MaxやFTPを計算してくれる機能)に新指標が追加される。対応のセンサーが必要となるが、暑熱や高度への順化状態の計算や、摂取カロリー/水分補給のトラッキングが可能となる。この機能はアスリートだけではなく、ツーリング派のサイクリストが夏場のライドで体調管理をする上で役に立ってくれるはず。もちろん結果を求めるレーサーにとって、パフォーマンスを向上させるために重要な指標となるだろう。
今作も様々な便利な通知機能が備えられている。例えば、落車などでガーミンが自転車から外れてしまった場合に、デバイスを探し出してくれるFIND MY EDGEという新機能も搭載されている。駐輪中のバイクに動きがあった時にアラームが本体と連携中のスマホに通知されるというバイクアラーム機能などを挙げられる。また、クラッシュを検知し位置情報を緊急連絡先に送信する機能はEdge530にも採用されることに。Edge830は引き続き搭載されている。
ナビゲーション機能としては昭文社の詳細道路地図「CityNavigator」の最新データを搭載。新型CPUを採用したことで、ルート算出や地図表示がスムーズになることに加え、最新データによるルーティング性能が向上しているという。収録路線は総延長1,584,272km(旧データ比で収録路線長13,856km追加)。Edge830のみだが、地図上の施設を検索することができる機能や、デバイス単体で目的地を検索することも可能となっている。
発売時期は2019年の夏とのことだが、詳細な発売日や価格等は後日発表となるという。
ガーミン Edge 530
サイズ:50×82×20mm
ディスプレイ:2.6インチカラー
重量:75.8g
稼働時間:最大20時間
防水:IPX7
接続機能:ANT+、Bluetooth、Wi-Fi
衛星測位:GPS、GLONASS、GALILEO、みちびき(補完信号)
センサー:気圧高度計、環境光センサー、Gセンサー、心拍センサー、パワーセンサー、スピード/ケイデンスセンサー
ガーミンのサイクルコンピューターラインアップの中でも高い人気を誇るEdge800シリーズとEdge500シリーズ。Edge820は2016年に、Edge520は2015年にリリースされており、それぞれがこのタイミングで一気にモデルチェンジを果たし、30番台へのモデルへと進化する。
タッチスクリーン仕様のEdge830とボタン操作仕様のEdge530は、操作方法の違いはあれどハードやソフト面での性能差は小さい。今回のモデルチェンジではCPUを新型にすることで、動作速度を大幅に向上させることに成功。Edge830ではタッチ感度もアップデートされており、新型2機種どちらも操作遅延でのストレスは少なくなるはずだ。
ハード面の進化としてはサイズが50×82×20mmに統一され、2.6インチのカラーディスプレイが搭載されることに。画面が大きくなると共に解像度も向上させているため、データやナビ表示の可読性がより優れたものとなっている。
また、バッテリーのランタイムがいずれも最大20時間へと長くなり、オプションの拡張バッテリーパックを使用すると最大40時間というロングライフを実現している。前作ではどちらも約15時間と1日のビッグライドでは不安になるランタイムであったが、今回の進化で夏の日照時間が長い時に走り続けても1日で完結するライドであればカバーできるようになった。キャンプツーリングなどで充電の機会がないシチュエーションでも1泊程度であれば、拡張バッテリーで対応することができそうだ。
新型Edgeの2機種で搭載された新機能としてClimbProというものがある。これはヒルクライム中に頂上までの距離と残り距離に対する平均勾配をデバイス上にリアルタイムで表示する機能。"残り距離での平均勾配"となっているため、サイクリングやレースでのペーシングに貢献してくれるはずだ。これはルートナビ実行中のみ、登りを含むコースで使用可能となる機能とのこと。
また、これまでのパフォーマンスモニター(Vo2MaxやFTPを計算してくれる機能)に新指標が追加される。対応のセンサーが必要となるが、暑熱や高度への順化状態の計算や、摂取カロリー/水分補給のトラッキングが可能となる。この機能はアスリートだけではなく、ツーリング派のサイクリストが夏場のライドで体調管理をする上で役に立ってくれるはず。もちろん結果を求めるレーサーにとって、パフォーマンスを向上させるために重要な指標となるだろう。
今作も様々な便利な通知機能が備えられている。例えば、落車などでガーミンが自転車から外れてしまった場合に、デバイスを探し出してくれるFIND MY EDGEという新機能も搭載されている。駐輪中のバイクに動きがあった時にアラームが本体と連携中のスマホに通知されるというバイクアラーム機能などを挙げられる。また、クラッシュを検知し位置情報を緊急連絡先に送信する機能はEdge530にも採用されることに。Edge830は引き続き搭載されている。
ナビゲーション機能としては昭文社の詳細道路地図「CityNavigator」の最新データを搭載。新型CPUを採用したことで、ルート算出や地図表示がスムーズになることに加え、最新データによるルーティング性能が向上しているという。収録路線は総延長1,584,272km(旧データ比で収録路線長13,856km追加)。Edge830のみだが、地図上の施設を検索することができる機能や、デバイス単体で目的地を検索することも可能となっている。
発売時期は2019年の夏とのことだが、詳細な発売日や価格等は後日発表となるという。
ガーミン Edge 530
サイズ:50×82×20mm
ディスプレイ:2.6インチカラー
重量:75.8g
稼働時間:最大20時間
防水:IPX7
接続機能:ANT+、Bluetooth、Wi-Fi
衛星測位:GPS、GLONASS、GALILEO、みちびき(補完信号)
センサー:気圧高度計、環境光センサー、Gセンサー、心拍センサー、パワーセンサー、スピード/ケイデンスセンサー
トレーニングプランとワークアウト | VO2 max/トレーニング効果/トレーニングステータス |
MTBダイナミクス | Stravaライブセグメント(Advanced) |
ClimbPro | コース |
ナビゲーション機能 | 通知機能※1、 |
天候アラート※1 | LiveTrack※1 |
GroupTrack※1 | ライダー間メッセージ※1 |
事故検出機能※1 | ConnectIQ |
Varia対応 | Di2対応、ANT+インドアトレーナー対応 |
※1 Bluetooth対応スマートフォンとの接続が必要
ガーミン Edge830
サイズ:50×82×20mm
ディスプレイ:2.6インチカラー/タッチスクリーン
重量:79.1g
稼働時間:最大20時間
防水:IPX7
接続機能:ANT+(R)、Bluetooth、Wi-Fi
衛星測位:GPS、GLONASS、GALILEO、みちびき(補完信号)
センサー:気圧高度計、環境光センサー、Gセンサー、心拍センサー、パワーセンサー、スピード/ケイデンスセンサー
ガーミン Edge830
サイズ:50×82×20mm
ディスプレイ:2.6インチカラー/タッチスクリーン
重量:79.1g
稼働時間:最大20時間
防水:IPX7
接続機能:ANT+(R)、Bluetooth、Wi-Fi
衛星測位:GPS、GLONASS、GALILEO、みちびき(補完信号)
センサー:気圧高度計、環境光センサー、Gセンサー、心拍センサー、パワーセンサー、スピード/ケイデンスセンサー
トレーニングプランとワークアウト | Vo2/トレーニング効果/トレーニングステータス |
MTBダイナミクス | Stravaライブセグメント(Advanced)、 |
ClimbPro | コース |
ナビゲーション機能 | |
デバイス上のPOI検索 | デバイス上目的地検索 |
通知機能※1 | 天候アラート※1 |
LiveTrack※1 | GroupTrack※1 |
ライダー間メッセージ※1 | 事故検出機能※1 |
ConnectIQ | Varia対応 |
Di2対応 | ANT+インドアトレーナー対応 |
※1 Bluetooth対応スマートフォンとの接続が必要
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