2019/03/18(月) - 07:41
パリ〜ニース最終日の定番山岳ステージで総合3位ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)が逆転を狙ったアタック。この動きに乗じたヨン・イサギレ(スペイン、アスタナ)がステージ優勝を飾り、リードを守り抜いたエガン・ベルナル(コロンビア、チームスカイ)が総合優勝に輝いた。
パリ〜ニースの最終日は、恒例のニースを発着するジェットコースターのような山岳ステージ。後半に1級山岳ペイユ峠(全長6.6km/平均勾配6.8%)と1級山岳エズ峠(全長1.6km/平均勾配8.1%)、2級山岳キャトルシャマン峠(全長5.5km/平均勾配5.5%)を越えてニースの海岸通「英国人の散歩道」にフィニッシュする。距離は110kmと短めだが、獲得標高差はたっぷりと2,300m。過去に何度も総合逆転を演出してきたコースで、最終決戦が繰り広げられた。
近年は『太陽へのレース』という愛称に疑問の声が上がるほど悪天候に見舞われることが多かった最終日だが、この日は最高気温15度ほどの比較的暖かい天気。地中海の風に吹かれながら129名の選手たちがスタートすると、ステージ優勝と総合優勝、ポイント賞、山岳賞、ヤングライダー賞が絡む複雑なアタック合戦が始まった。
活発に動いたのはヨーロッパチャンピオンのマッテオ・トレンティン(イタリア、ミッチェルトン・スコット)で、ここに多くの選手が反応して逃げグループが形作られていく。山岳賞2位のアレッサンドロ・デマルキ(イタリア、CCCチーム)と21ポイント差で山岳賞ジャージを着るトーマス・デヘント(ベルギー、ロット・スーダル)も逃げグループに飛び乗り、ジャージを確定させるべく山岳ポイントを積み重ねている。
やがて、レース先頭では、ダニエル・マルティネス(コロンビア、EFエデュケーションファースト)とミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)、サイモン・イェーツ(イギリス、ミッチェルトン・スコット)という前日のステージ上位陣に加え、総合8位イルヌール・ザカリン(ロシア、カチューシャ・アルペシン)、総合10位ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク、ドゥクーニンク・クイックステップ)、総合11位ルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ)、総合12位ヴァランタン・マデュアス(フランス、グルパマFDJ)、さらに前年度覇者のマルク・ソレル(スペイン、モビスター)やウィルコ・ケルデルマン(オランダ、サンウェブ)、ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、バーレーン・メリダ)、セルジオルイス・エナオ(コロンビア、UAEチームエミレーツ)を含む37名の豪華な逃げ集団が形成される。
メイン集団から2分リードしたこの逃げ集団からティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、EFエデュケーションファースト)が独走に持ち込んだものの、常にメイン集団とのタイム差は2分以内に抑え込まれた。
この日4つ目の1級山岳ペイユ峠で、総合逆転をかけて組織的に動いたのはモビスター。チームスカイが率いるメイン集団から、総合3位/46秒遅れのナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)がアタックする。逃げ集団に入って前待ちしていたソレルとウィネル・アナコナ(コロンビア)、エクトル・カレテロ(スペイン)というチームメイト3名にアシストされたキンタナがメイン集団を引き離しにかかった。一方で総合2位のフィリップ・ジルベール(ベルギー、ドゥクーニンク・クイックステップ)はこの1級山岳ペイユ峠でメイン集団から脱落している。
ソレルの強力に引く追走グループは、1級山岳ペイユ峠の頂上手前で先頭ヴァンガーデレンを吸収するとともに、マデュアスやユンゲルスをふるい落す。チームスカイの牙城を崩したいという思惑が一致したアスタナも協力したため、キンタナ集団とベルナル集団のタイム差は1分に。暫定でリーダージャージはベルナルからキンタナに切り替わったが、チームスカイは焦ることなく5名で淡々とメイン集団のペースを作って1級山岳ペイユ峠を越えた。
中間スプリントでボーナスタイム3秒を獲得したキンタナ(ベルナルとの総合タイム差は43秒に)が自ら引く先頭グループに対し、チームスカイがアシストを総動員して引くメイン集団がタイム差を詰める。1級山岳エズ峠でソレルが仕事を終えたため、キンタナが他チームと協力しながらチームスカイに勝負を挑むことに。1級山岳エズ峠を越えた時点でタイム差は50秒。下り区間と平坦区間でチームスカイの追い上げが続き、タイム差40秒で最後の2級山岳キャトルシャマン峠に突入した。
チームスカイのジョナタン・ナルバエス(エクアドル)、タオ・ゲオゲガンハート(イギリス)、イバン・ソーサ(コロンビア)が順番に限界まで追い込んで千切れる中、キンタナが先頭固定で引く逃げ集団の中からIイサギレがステージ優勝に向けてアタック。Sイェーツらの追走を振り切ったIイサギレがキンタナ集団から30秒、ベルナル集団から1分のリードで最後の難所を越えた。
踏む区間の長い下りでタイム差は縮まったものの、逃げきるには十分なリードだった。ニースの海岸通りに単独でやってきたIイサギレが独走勝利。追走集団は18秒遅れ、キンタナは22秒遅れ、そしてベルナルは26秒遅れでフィニッシュした。
「とてもスペクタクルなステージ。フィニッシュで手をあげるのも辛いほど厳しい1日だった。総合争いから脱落してしまったのでステージ優勝に目標を切り替えたんだ。逃げ集団に入ってから、ミゲルアンヘル・ロペスが『今日は疲れていて動けない』と告げてきたので、最後の山岳でアタックして全開で逃げることにした。アスタナの好調ぶりには目を見張るものがあるし、本当に素晴らしい勝利だ」。イサギレ兄弟の弟ヨンは、アスタナに今シーズン18勝目をもたらした(その数分後にティレーノでフルサングが19勝目をマーク)。
最終的にキンタナから4秒しか遅れずにフィニッシュしたベルナルが逆転を許さずに総合優勝。UCIワールドツアーのステージレース総合優勝は2018年ツアー・オブ・カリフォルニアに続く2度目。22歳のコロンビアンライダーが改めてその資質の高さを見せつけた。「最高の気持ちに包まれている。まだパリ〜ニースで勝ったことを飲み込むことができない。ライバルたちがアタックした時も、強力なチームを味方につけていたので状況をコントロールできるという自信を持っていた。キンタナのアタックに反応することはできたと思う。でもコースの性質や詳細、風、勾配、タイム差などを知り尽くしているニコラ・ポルタル監督の指示で、落ち着いて集団に残ることにしたんだ」。
アシストとして走りながら2018年のツール・ド・フランスを総合15位で終えたベルナルは、5月のジロ・デ・イタリアでエースを担う。「これからボルタ・ア・カタルーニャに出場して、ジロ・デ・イタリアに向けて最終調整したい。初めてチームリーダーとして挑むグランツールをとにかく楽しみたい。まだ22歳と若いので、学ぶことはたくさんある。これからも地面に足をつけて歩んでいきたい」。
逆転を逃しながらも、野心溢れる走りでレースを沸かせた総合2位キンタナは「逃げグループに送り込んだチームメイトに後で合流して、そこからベルナルと一騎打ちの展開に持ち込みたかった。マルク・ソレルも素晴らしい走りをしたし、良い挑戦だったと思う」と語る。「逆転は果たせなかったけど最後まで全力を尽くしたし、身体の状態がすこぶる良いことも確認できた。次なる目標レースに向けて準備はできているし、これからもレースを楽しみたい」。キンタナは4月にイツリア・バスクカントリーとラ・フレーシュ・ワロンヌ、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュに出場予定だ。
パリ〜ニースの最終日は、恒例のニースを発着するジェットコースターのような山岳ステージ。後半に1級山岳ペイユ峠(全長6.6km/平均勾配6.8%)と1級山岳エズ峠(全長1.6km/平均勾配8.1%)、2級山岳キャトルシャマン峠(全長5.5km/平均勾配5.5%)を越えてニースの海岸通「英国人の散歩道」にフィニッシュする。距離は110kmと短めだが、獲得標高差はたっぷりと2,300m。過去に何度も総合逆転を演出してきたコースで、最終決戦が繰り広げられた。
近年は『太陽へのレース』という愛称に疑問の声が上がるほど悪天候に見舞われることが多かった最終日だが、この日は最高気温15度ほどの比較的暖かい天気。地中海の風に吹かれながら129名の選手たちがスタートすると、ステージ優勝と総合優勝、ポイント賞、山岳賞、ヤングライダー賞が絡む複雑なアタック合戦が始まった。
活発に動いたのはヨーロッパチャンピオンのマッテオ・トレンティン(イタリア、ミッチェルトン・スコット)で、ここに多くの選手が反応して逃げグループが形作られていく。山岳賞2位のアレッサンドロ・デマルキ(イタリア、CCCチーム)と21ポイント差で山岳賞ジャージを着るトーマス・デヘント(ベルギー、ロット・スーダル)も逃げグループに飛び乗り、ジャージを確定させるべく山岳ポイントを積み重ねている。
やがて、レース先頭では、ダニエル・マルティネス(コロンビア、EFエデュケーションファースト)とミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)、サイモン・イェーツ(イギリス、ミッチェルトン・スコット)という前日のステージ上位陣に加え、総合8位イルヌール・ザカリン(ロシア、カチューシャ・アルペシン)、総合10位ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク、ドゥクーニンク・クイックステップ)、総合11位ルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ)、総合12位ヴァランタン・マデュアス(フランス、グルパマFDJ)、さらに前年度覇者のマルク・ソレル(スペイン、モビスター)やウィルコ・ケルデルマン(オランダ、サンウェブ)、ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、バーレーン・メリダ)、セルジオルイス・エナオ(コロンビア、UAEチームエミレーツ)を含む37名の豪華な逃げ集団が形成される。
メイン集団から2分リードしたこの逃げ集団からティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、EFエデュケーションファースト)が独走に持ち込んだものの、常にメイン集団とのタイム差は2分以内に抑え込まれた。
この日4つ目の1級山岳ペイユ峠で、総合逆転をかけて組織的に動いたのはモビスター。チームスカイが率いるメイン集団から、総合3位/46秒遅れのナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)がアタックする。逃げ集団に入って前待ちしていたソレルとウィネル・アナコナ(コロンビア)、エクトル・カレテロ(スペイン)というチームメイト3名にアシストされたキンタナがメイン集団を引き離しにかかった。一方で総合2位のフィリップ・ジルベール(ベルギー、ドゥクーニンク・クイックステップ)はこの1級山岳ペイユ峠でメイン集団から脱落している。
ソレルの強力に引く追走グループは、1級山岳ペイユ峠の頂上手前で先頭ヴァンガーデレンを吸収するとともに、マデュアスやユンゲルスをふるい落す。チームスカイの牙城を崩したいという思惑が一致したアスタナも協力したため、キンタナ集団とベルナル集団のタイム差は1分に。暫定でリーダージャージはベルナルからキンタナに切り替わったが、チームスカイは焦ることなく5名で淡々とメイン集団のペースを作って1級山岳ペイユ峠を越えた。
中間スプリントでボーナスタイム3秒を獲得したキンタナ(ベルナルとの総合タイム差は43秒に)が自ら引く先頭グループに対し、チームスカイがアシストを総動員して引くメイン集団がタイム差を詰める。1級山岳エズ峠でソレルが仕事を終えたため、キンタナが他チームと協力しながらチームスカイに勝負を挑むことに。1級山岳エズ峠を越えた時点でタイム差は50秒。下り区間と平坦区間でチームスカイの追い上げが続き、タイム差40秒で最後の2級山岳キャトルシャマン峠に突入した。
チームスカイのジョナタン・ナルバエス(エクアドル)、タオ・ゲオゲガンハート(イギリス)、イバン・ソーサ(コロンビア)が順番に限界まで追い込んで千切れる中、キンタナが先頭固定で引く逃げ集団の中からIイサギレがステージ優勝に向けてアタック。Sイェーツらの追走を振り切ったIイサギレがキンタナ集団から30秒、ベルナル集団から1分のリードで最後の難所を越えた。
踏む区間の長い下りでタイム差は縮まったものの、逃げきるには十分なリードだった。ニースの海岸通りに単独でやってきたIイサギレが独走勝利。追走集団は18秒遅れ、キンタナは22秒遅れ、そしてベルナルは26秒遅れでフィニッシュした。
「とてもスペクタクルなステージ。フィニッシュで手をあげるのも辛いほど厳しい1日だった。総合争いから脱落してしまったのでステージ優勝に目標を切り替えたんだ。逃げ集団に入ってから、ミゲルアンヘル・ロペスが『今日は疲れていて動けない』と告げてきたので、最後の山岳でアタックして全開で逃げることにした。アスタナの好調ぶりには目を見張るものがあるし、本当に素晴らしい勝利だ」。イサギレ兄弟の弟ヨンは、アスタナに今シーズン18勝目をもたらした(その数分後にティレーノでフルサングが19勝目をマーク)。
最終的にキンタナから4秒しか遅れずにフィニッシュしたベルナルが逆転を許さずに総合優勝。UCIワールドツアーのステージレース総合優勝は2018年ツアー・オブ・カリフォルニアに続く2度目。22歳のコロンビアンライダーが改めてその資質の高さを見せつけた。「最高の気持ちに包まれている。まだパリ〜ニースで勝ったことを飲み込むことができない。ライバルたちがアタックした時も、強力なチームを味方につけていたので状況をコントロールできるという自信を持っていた。キンタナのアタックに反応することはできたと思う。でもコースの性質や詳細、風、勾配、タイム差などを知り尽くしているニコラ・ポルタル監督の指示で、落ち着いて集団に残ることにしたんだ」。
アシストとして走りながら2018年のツール・ド・フランスを総合15位で終えたベルナルは、5月のジロ・デ・イタリアでエースを担う。「これからボルタ・ア・カタルーニャに出場して、ジロ・デ・イタリアに向けて最終調整したい。初めてチームリーダーとして挑むグランツールをとにかく楽しみたい。まだ22歳と若いので、学ぶことはたくさんある。これからも地面に足をつけて歩んでいきたい」。
逆転を逃しながらも、野心溢れる走りでレースを沸かせた総合2位キンタナは「逃げグループに送り込んだチームメイトに後で合流して、そこからベルナルと一騎打ちの展開に持ち込みたかった。マルク・ソレルも素晴らしい走りをしたし、良い挑戦だったと思う」と語る。「逆転は果たせなかったけど最後まで全力を尽くしたし、身体の状態がすこぶる良いことも確認できた。次なる目標レースに向けて準備はできているし、これからもレースを楽しみたい」。キンタナは4月にイツリア・バスクカントリーとラ・フレーシュ・ワロンヌ、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュに出場予定だ。
パリ〜ニース2019第8ステージ結果
1位 | ヨン・イサギレ(スペイン、アスタナ) | 2:41:10 |
2位 | オリバー・ナーセン(ベルギー、アージェードゥーゼール) | 0:00:18 |
3位 | ウィルコ・ケルデルマン(オランダ、サンウェブ) | |
4位 | ダニエル・マルティネス(コロンビア、EFエデュケーションファースト) | |
5位 | フェリックス・グロスチャートナー(オーストリア、ボーラ・ハンスグローエ) | |
6位 | ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、バーレーン・メリダ) | |
7位 | ルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ) | |
8位 | サイモン・イェーツ(イギリス、ミッチェルトン・スコット) | 0:00:20 |
9位 | ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、EFエデュケーションファースト) | |
10位 | ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) | 0:00:22 |
17位 | ミカル・クウィアトコウスキー(ポーランド、チームスカイ) | 0:00:26 |
19位 | エガン・ベルナル(コロンビア、チームスカイ) |
個人総合成績
1位 | エガン・ベルナル(コロンビア、チームスカイ) | 29:17:02 |
2位 | ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) | 0:00:39 |
3位 | ミカル・クウィアトコウスキー(ポーランド、チームスカイ) | 0:01:03 |
4位 | ジャック・ヘイグ(オーストラリア、ミッチェルトン・スコット) | 0:01:21 |
5位 | ロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール) | 0:01:45 |
6位 | ジョージ・ベネット(ニュージーランド、ユンボ・ヴィズマ) | 0:02:20 |
7位 | ルディ・モラール(フランス、グルパマFDJ) | 0:03:02 |
8位 | ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク、ドゥクーニンク・クイックステップ) | 0:03:06 |
9位 | ルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ) | 0:03:12 |
10位 | イルヌール・ザカリン(ロシア、カチューシャ・アルペシン) | 0:04:07 |
ポイント賞
1位 | ミカル・クウィアトコウスキー(ポーランド、チームスカイ) | 33pts |
2位 | ダニエル・マルティネス(コロンビア、EFエデュケーションファースト) | 28pts |
3位 | サイモン・イェーツ(イギリス、ミッチェルトン・スコット) | 25pts |
山岳賞
1位 | トーマス・デヘント(ベルギー、ロット・スーダル) | 76pts |
2位 | アレッサンドロ・デマルキ(イタリア、CCCチーム) | 43pts |
3位 | ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) | 25pts |
ヤングライダー賞
1位 | エガン・ベルナル(コロンビア、チームスカイ) | 29:17:02 |
2位 | ヴァランタン・マデュアス(フランス、グルパマFDJ) | 0:04:07 |
3位 | ダニエル・マルティネス(コロンビア、EFエデュケーションファースト) | 0:09:27 |
チーム総合成績
1位 | チームスカイ | 87:57:51 |
2位 | アスタナ | 0:09:46 |
3位 | アージェードゥーゼール | 0:10:25 |
text:Kei Tsuji
photo:CorVos, A.S.O.
photo:CorVos, A.S.O.
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