2018/06/11(月) - 09:09
ジップのロングセラーホイール「Firecrest」シリーズが、上位モデルNSWのテクノロジーを搭載し新登場。ディンプルやブレーキ面にアップデートを加え全方位に性能を進化させた。またカーボンクリンチャーの「NSW」シリーズは、リムブレーキモデルが新たにチューブレスレディ対応となった。
ジップ 303/404/808 Firecrest Carbon Clincher
ジップ 303 Firecrest Tubular
2010年から登場したジップ定番のレーシングホイール「Firecrest」シリーズ。特許技術である同社特有のリムへのディンプル加工が大きな特徴で、高い空力性能を発揮するエアロホイールとしてロードレーサーからトライアスリートまで幅広いライダーに愛用されてきた。過去にはトム・ボーネンやアルベルト・コンタドールといった有名選手らに使用されてきた実績も持つモデルだ。
そんなFirecrestシリーズから、近年トレンドのカーボンクリンチャーモデルがリムにアップデートを加え新登場。2016年にデビューした上位モデル「NSW」シリーズのテクノロジーを新たに搭載し、より空力性能とブレーキング性能を強化。合わせてカーボンレイアップを調整し直すことで軽量化も実現し、あらゆる性能を向上させ正常進化を果たした。
従来まではリムの全面に配されていたディンプル加工だが、今回ノコギリ状のパターンに変更した「ABLC Sawtooth」テクノロジーを採用。丸型のディンプルを波打つように配置することで優れた空気抵抗の低減効果はそのままに、高ヨー角方向の抗力を低減し横風に対する安定性を向上させている。
またスポークベッド付近までワイドになったボリュームあるエアロ形状リムは変わらないものの、各種開発データを元にリムプロファイルを微修正。その上でカーボン積層等も最適化されることで、従来モデルに比べて約50~150gほど軽量化を果たしているのだという。もちろん昨今主流のワイドタイヤに合わせ、リム内幅は17mmの設計だ。
ブレーキ面には新たに「Showstopper」テクノロジーを投入し、特にウェット時の制動性能を改善している。硬度と耐熱性に優れる炭化ケイ素コーティングをブレーキトラックに施すとともに、ザラつきのある表面加工をすることでシューの食いつきを良くし安定した制動を実現。加えて波状の溝を設けることで雨天時も効果的な排水を可能とし、いかなるシーンでもアルミリムと同等のブレーキパフォーマンスを発揮するよう改良されている。
スポークはストレートプル仕様のサピムCX-Sprintを用いフロント18本、リア24本で組み上げる。ジップオリジナルの77/177ハブは同スポークに最適化されており、剛性・耐久性・反応性いずれもバランスされた性能を獲得。ニップルは外出しでメンテナンス性にも優れる。リム面3箇所にブランドロゴを配した伝統的なルックスで、直接プリントされるNSWとは異なりデカール処理となる。
ラインアップは45mmハイトの「303」、58mmハイトの「404」、82mmハイトの「808」という定番の3種類。使用シーンに合わせて好みのハイトをチョイスして欲しい。前後セットで303と404が266,500円(税抜)、808が301,500円(税抜)だ。
またチューブラーモデルでも、クラシックレースやシクロクロスレースにおいてプロ選手の使用率が高い303のみ同様のアップデートが加わる。こちらはリムブレーキモデルとともにディスクブレーキモデルも展開。ブレーキ面が不要なディスクブレーキ用リムは外周部端までディンプルを配し空力性能を高めている。リムブレーキ仕様が266,500円(税抜)、ディスクブレーキ仕様が301,500円(税抜)だ。
ジップ 303 Firecrest Carbon Clincher
リムプロファイル:ハイト45mm、外幅26.4mm、内幅17mm
重 量:1480g(フロント645g、リア835g)
税抜価格:フロント121,600円、リア144,900円
ジップ 404 Firecrest Carbon Clincher
リムプロファイル:ハイト58mm、外幅25mm、内幅16.5mm
重 量:1615g(フロント710g、リア905g)
税抜価格:フロント121,600円、リア144,900円
ジップ 808 Firecrest Carbon Clincher
リムプロファイル:ハイト82mm、外幅26mm、内幅17mm
重 量:1830g(フロント830g、リア1000g)
税抜価格:フロント139,100円、リア162,400円
ジップ 303 Firecrest Tubular Rim Brake
リムプロファイル:ハイト45mm、外幅26.5mm
重 量:1339g(フロント593g、リア746g)
税抜価格:フロント121,600円、リア144,900円
ジップ 303 Firecrest Tubular Disc Brake
リムプロファイル:ハイト45mm、外幅26.5mm
重 量:1410g(フロント655g、リア755g)
税抜価格:フロント139,100円、リア162,400円
ジップ 303/404/808 NSW Carbon Clincher Tubeless
カーボンクリンチャーホイールのフラッグシップである「NSW」シリーズは、リムブレーキモデルがチューブレスレディ対応となるアップデートが加わった。優れた乗り心地と低い転がり抵抗、高いグリップ力などメリットが多く、かつトレンドとなりつつあるチューブレスタイヤを使用可能とすることでタイヤチョイスの幅を広げてくれる。
リムベッドをチューブレスタイヤに最適化させた形状へ変更することで、ビードの保持力やタイヤとの気密性を強化。新たにチューブレス用のリムテープとバルブが標準装備となり、余計な作業も要さずチューブレスタイヤを試せるパッケージにて出荷される。もちろんチューブドにてクリンチャータイヤも使用可能だ。25mmタイヤにマッチさせた内幅19mmのスペックとなる。
リムにはNSWオリジナルの「Sawtooth」ABLCディンプルを配し、リム表面を覆う層流の剥離を抑えることで、ヨー角が大きな時の空気抵抗を低減すると共に、横風時におけるハンドリングの安定性を高めている。加えてディンプルの効果を最大限に高めるべく、「ImPress」テクノロジーによりロゴは直接プリントされるデザインが採用される。
また「Showstopper」テクノロジーによりブレーキ面には無数の溝を設け、排水性能を高めることで雨天時の制動力を飛躍的に向上させているのもNSWオリジナルのものだ。ウェットコンディションで制動力が低下しがちなカーボンホイールの弱点を補うことで、あらゆるシーンで安心して使用できるブレーキ性能を獲得している。
最上級モデルとして、NSW専用の「Cognition」ハブを引き続き採用。フランジ幅を広げたマッシブなボディが横剛性を高めるとともに、リアハブには「Axial Clutch」と呼ばれる独自のフリー機構を搭載。2枚のクラッチを噛み合わせることで優れた反応性を実現する一方、空走時には磁力で2枚のクラッチを非接触状態にし駆動抵抗を低減させている。
スポークはストレートプルのサピムCX-Rayを使用し、フロント18本、リア24本で組み上げる。ニップルは外出し仕様だ。こちらもジップ定番の3モデル、303・404・808がラインアップ。前後セットで303と404が425,200円(税抜)、808が464,100円(税抜)だ。取り扱いはインターマックス。
ジップ 303 NSW Carbon Clincher Tubeless
リムプロファイル:ハイト45mm、外幅26.4mm、内幅19mm
重 量:1500g(フロント675g、リア825g)
税抜価格:フロント186,600円、リア238,600円
ジップ 404 NSW Carbon Clincher Tubeless
リムプロファイル:ハイト58mm、外幅26.4mm、内幅19mm
重 量:1620g(フロント738g、リア882g)
税抜価格:フロント186,600円、リア238,600円
ジップ 808 NSW Carbon Clincher Tubeless
リムプロファイル:ハイト82mm、外幅26.4mm、内幅19mm
重 量:1855g(フロント857g、リア998g)
税抜価格:フロント206,100円、リア258,000円
ジップ 303/404/808 Firecrest Carbon Clincher
ジップ 303 Firecrest Tubular
2010年から登場したジップ定番のレーシングホイール「Firecrest」シリーズ。特許技術である同社特有のリムへのディンプル加工が大きな特徴で、高い空力性能を発揮するエアロホイールとしてロードレーサーからトライアスリートまで幅広いライダーに愛用されてきた。過去にはトム・ボーネンやアルベルト・コンタドールといった有名選手らに使用されてきた実績も持つモデルだ。
そんなFirecrestシリーズから、近年トレンドのカーボンクリンチャーモデルがリムにアップデートを加え新登場。2016年にデビューした上位モデル「NSW」シリーズのテクノロジーを新たに搭載し、より空力性能とブレーキング性能を強化。合わせてカーボンレイアップを調整し直すことで軽量化も実現し、あらゆる性能を向上させ正常進化を果たした。
従来まではリムの全面に配されていたディンプル加工だが、今回ノコギリ状のパターンに変更した「ABLC Sawtooth」テクノロジーを採用。丸型のディンプルを波打つように配置することで優れた空気抵抗の低減効果はそのままに、高ヨー角方向の抗力を低減し横風に対する安定性を向上させている。
またスポークベッド付近までワイドになったボリュームあるエアロ形状リムは変わらないものの、各種開発データを元にリムプロファイルを微修正。その上でカーボン積層等も最適化されることで、従来モデルに比べて約50~150gほど軽量化を果たしているのだという。もちろん昨今主流のワイドタイヤに合わせ、リム内幅は17mmの設計だ。
ブレーキ面には新たに「Showstopper」テクノロジーを投入し、特にウェット時の制動性能を改善している。硬度と耐熱性に優れる炭化ケイ素コーティングをブレーキトラックに施すとともに、ザラつきのある表面加工をすることでシューの食いつきを良くし安定した制動を実現。加えて波状の溝を設けることで雨天時も効果的な排水を可能とし、いかなるシーンでもアルミリムと同等のブレーキパフォーマンスを発揮するよう改良されている。
スポークはストレートプル仕様のサピムCX-Sprintを用いフロント18本、リア24本で組み上げる。ジップオリジナルの77/177ハブは同スポークに最適化されており、剛性・耐久性・反応性いずれもバランスされた性能を獲得。ニップルは外出しでメンテナンス性にも優れる。リム面3箇所にブランドロゴを配した伝統的なルックスで、直接プリントされるNSWとは異なりデカール処理となる。
ラインアップは45mmハイトの「303」、58mmハイトの「404」、82mmハイトの「808」という定番の3種類。使用シーンに合わせて好みのハイトをチョイスして欲しい。前後セットで303と404が266,500円(税抜)、808が301,500円(税抜)だ。
またチューブラーモデルでも、クラシックレースやシクロクロスレースにおいてプロ選手の使用率が高い303のみ同様のアップデートが加わる。こちらはリムブレーキモデルとともにディスクブレーキモデルも展開。ブレーキ面が不要なディスクブレーキ用リムは外周部端までディンプルを配し空力性能を高めている。リムブレーキ仕様が266,500円(税抜)、ディスクブレーキ仕様が301,500円(税抜)だ。
ジップ 303 Firecrest Carbon Clincher
リムプロファイル:ハイト45mm、外幅26.4mm、内幅17mm
重 量:1480g(フロント645g、リア835g)
税抜価格:フロント121,600円、リア144,900円
ジップ 404 Firecrest Carbon Clincher
リムプロファイル:ハイト58mm、外幅25mm、内幅16.5mm
重 量:1615g(フロント710g、リア905g)
税抜価格:フロント121,600円、リア144,900円
ジップ 808 Firecrest Carbon Clincher
リムプロファイル:ハイト82mm、外幅26mm、内幅17mm
重 量:1830g(フロント830g、リア1000g)
税抜価格:フロント139,100円、リア162,400円
ジップ 303 Firecrest Tubular Rim Brake
リムプロファイル:ハイト45mm、外幅26.5mm
重 量:1339g(フロント593g、リア746g)
税抜価格:フロント121,600円、リア144,900円
ジップ 303 Firecrest Tubular Disc Brake
リムプロファイル:ハイト45mm、外幅26.5mm
重 量:1410g(フロント655g、リア755g)
税抜価格:フロント139,100円、リア162,400円
ジップ 303/404/808 NSW Carbon Clincher Tubeless
カーボンクリンチャーホイールのフラッグシップである「NSW」シリーズは、リムブレーキモデルがチューブレスレディ対応となるアップデートが加わった。優れた乗り心地と低い転がり抵抗、高いグリップ力などメリットが多く、かつトレンドとなりつつあるチューブレスタイヤを使用可能とすることでタイヤチョイスの幅を広げてくれる。
リムベッドをチューブレスタイヤに最適化させた形状へ変更することで、ビードの保持力やタイヤとの気密性を強化。新たにチューブレス用のリムテープとバルブが標準装備となり、余計な作業も要さずチューブレスタイヤを試せるパッケージにて出荷される。もちろんチューブドにてクリンチャータイヤも使用可能だ。25mmタイヤにマッチさせた内幅19mmのスペックとなる。
リムにはNSWオリジナルの「Sawtooth」ABLCディンプルを配し、リム表面を覆う層流の剥離を抑えることで、ヨー角が大きな時の空気抵抗を低減すると共に、横風時におけるハンドリングの安定性を高めている。加えてディンプルの効果を最大限に高めるべく、「ImPress」テクノロジーによりロゴは直接プリントされるデザインが採用される。
また「Showstopper」テクノロジーによりブレーキ面には無数の溝を設け、排水性能を高めることで雨天時の制動力を飛躍的に向上させているのもNSWオリジナルのものだ。ウェットコンディションで制動力が低下しがちなカーボンホイールの弱点を補うことで、あらゆるシーンで安心して使用できるブレーキ性能を獲得している。
最上級モデルとして、NSW専用の「Cognition」ハブを引き続き採用。フランジ幅を広げたマッシブなボディが横剛性を高めるとともに、リアハブには「Axial Clutch」と呼ばれる独自のフリー機構を搭載。2枚のクラッチを噛み合わせることで優れた反応性を実現する一方、空走時には磁力で2枚のクラッチを非接触状態にし駆動抵抗を低減させている。
スポークはストレートプルのサピムCX-Rayを使用し、フロント18本、リア24本で組み上げる。ニップルは外出し仕様だ。こちらもジップ定番の3モデル、303・404・808がラインアップ。前後セットで303と404が425,200円(税抜)、808が464,100円(税抜)だ。取り扱いはインターマックス。
ジップ 303 NSW Carbon Clincher Tubeless
リムプロファイル:ハイト45mm、外幅26.4mm、内幅19mm
重 量:1500g(フロント675g、リア825g)
税抜価格:フロント186,600円、リア238,600円
ジップ 404 NSW Carbon Clincher Tubeless
リムプロファイル:ハイト58mm、外幅26.4mm、内幅19mm
重 量:1620g(フロント738g、リア882g)
税抜価格:フロント186,600円、リア238,600円
ジップ 808 NSW Carbon Clincher Tubeless
リムプロファイル:ハイト82mm、外幅26.4mm、内幅19mm
重 量:1855g(フロント857g、リア998g)
税抜価格:フロント206,100円、リア258,000円
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