2018/05/23(水) - 09:20
ワフーがラインアップするGPS搭載サイクルコンピュータから、プロチームも実戦採用している「ELEMNT BOLT」をピックアップ。エアロダイナミクスに優れたデザイン、スマホアプリからの容易なカスタマイズ、ナビゲーションやStravaとの連携など、小型ながら多機能を備えたパフォーマンスモデルだ。
サイクルコンピュータやスマートトレーナー、ハートレートモニター等のフィットネスデバイスを取り扱うアメリカのブランド、wahoo(ワフー)。2014年よりチームスカイにスマートトレーナーKICKRの機材供給を行い、プロ選手のコンディショニングやトレーニングをサポートしてきた実績を持つ。昨年から正式に国内取り扱いが開始されると、日本でも一気にその知名度を広げたブランドと言えるだろう。
そんなワフーがラインアップしているサイクルコンピュータの中で、セカンドグレードに当たるモデルが「ELEMNT BOLT」だ。2018シーズンからボーラ・ハンスグローエとカチューシャ・アルペシンにもサポートを開始しており、上記2つのプロチームがワールドツアーレースにてELEMNT BOLTを使用している。もちろん世界王者ペテル・サガン(スロバキア)も同製品の愛用者の一人だ。
より効率的な走行を可能にするエアロの考えはサイクルコンピュータにも波及しており、このELEMNT BOLTはマウントパーツと段差なく一体化するインテグレーテッドデザインを採用していることが大きな特徴。ステム正面に配置するとともに、空気抵抗の少ない滑らかなデザインによって一般的なサイクルコンピュータと比較して50%のドラッグ削減と、約1.5ワットのパワー節約を可能としている。
本体は一般的な四角形状とされ、2.2インチディスプレイの下には画面切り替えや各種操作を行う3つのボタンが、右サイドには選択項目の上下や画面の拡大縮小を行う2つのボタンが、そして左サイドに電源ボタンを配置する。電源ボタンの長押しでパワーオン/オフとなり、さらに軽く1回押すとメニュー画面が現れる仕様だ。
GPS内蔵のためELEMNT BOLT単体でも走行距離や走行時間等の表示ができる他、BluetoothやANT+といった規格に対応した各種センター類と併用することでケイデンスや心拍、パワー等の表示も可能な点は一般的なサイクルコンピュータと同じだろう。データの表示項目も最大9つ設定でき、好みに応じて表示数も変更可能だ。
本体上部にLEDインジケータを搭載している点もポイント。操作状況を光って教えてくれるだけでなく、ナビゲーション時には曲がる方向を示すように点滅する他、目的地と反対方向に進むと赤く点灯しライダーに知らせてくれるのだ。またスピード・パワー・心拍いずれかの項目にLEDを設定することもでき、今のスピードが平均速度より上か下か、ライド中のパワーゾーンや心拍ゾーンは如何ほどかをカラー別に判別できる機能も備わっている。
走行データの管理やワークアウトの設定、Strava等の各種関連アプリとの連携は全てスマートフォンの専用アプリを通して行い、有線でパソコンに接続する必要はない。スマートフォンのBluetoothをオンにし、本体側で表示させたQRコードをアプリで読み込めばペアリングは完了だ。以降、アプリ側で操作した内容は瞬時にELEMNT BOLTに反映され、ライドデータもワイヤレスかつ自動でアップされる仕組みだ。
標準でワークアウトページ、クライムページ、マップページが切り替え可能になっており、ページの追加・カスタマイズはアプリで自由に行える。Stravaのライブセグメントにも対応しており、登録した区間の通知やタイム計測も設定できる他、全世界に対応した地図を地域別にダウンロードでき、アプリ上で設定した目的地まで自動でルートを組んでナビゲーションも行ってくれる。
またスマートフォンと同期していれば、通話やSNS・Eメール等の着信も画面に表示してくれるため、ライド中でも見逃すことなくチェックできる。その他、同社のスマートトレーナーともペアリングが可能で、ワークアウトの実行などトレーニングをサポートしてくれる機能も。充電は一般的なマイクロUSBケーブルにて行い、最大15時間稼動というスペック。アウトフロントマウントとステムマウントが付属したパッケージで価格は32,000円(税抜)だ。
ワフー ELEMNT BOLT
無線通信:Bluetooth/ANT+
バッテリー:充電式リチウムイオン(最大15時間稼動)
防水性:IPX7
サイズ:74.6mm x 47.3mm x 22.1mm
モニターサイズ:2.2インチ
重 量:62g
付属品:インテグレーテッドアウトフロントマウント、ステムマウント、クイックスタートガイド
価 格:32,000円(税抜)
サイクルコンピュータやスマートトレーナー、ハートレートモニター等のフィットネスデバイスを取り扱うアメリカのブランド、wahoo(ワフー)。2014年よりチームスカイにスマートトレーナーKICKRの機材供給を行い、プロ選手のコンディショニングやトレーニングをサポートしてきた実績を持つ。昨年から正式に国内取り扱いが開始されると、日本でも一気にその知名度を広げたブランドと言えるだろう。
そんなワフーがラインアップしているサイクルコンピュータの中で、セカンドグレードに当たるモデルが「ELEMNT BOLT」だ。2018シーズンからボーラ・ハンスグローエとカチューシャ・アルペシンにもサポートを開始しており、上記2つのプロチームがワールドツアーレースにてELEMNT BOLTを使用している。もちろん世界王者ペテル・サガン(スロバキア)も同製品の愛用者の一人だ。
より効率的な走行を可能にするエアロの考えはサイクルコンピュータにも波及しており、このELEMNT BOLTはマウントパーツと段差なく一体化するインテグレーテッドデザインを採用していることが大きな特徴。ステム正面に配置するとともに、空気抵抗の少ない滑らかなデザインによって一般的なサイクルコンピュータと比較して50%のドラッグ削減と、約1.5ワットのパワー節約を可能としている。
本体は一般的な四角形状とされ、2.2インチディスプレイの下には画面切り替えや各種操作を行う3つのボタンが、右サイドには選択項目の上下や画面の拡大縮小を行う2つのボタンが、そして左サイドに電源ボタンを配置する。電源ボタンの長押しでパワーオン/オフとなり、さらに軽く1回押すとメニュー画面が現れる仕様だ。
GPS内蔵のためELEMNT BOLT単体でも走行距離や走行時間等の表示ができる他、BluetoothやANT+といった規格に対応した各種センター類と併用することでケイデンスや心拍、パワー等の表示も可能な点は一般的なサイクルコンピュータと同じだろう。データの表示項目も最大9つ設定でき、好みに応じて表示数も変更可能だ。
本体上部にLEDインジケータを搭載している点もポイント。操作状況を光って教えてくれるだけでなく、ナビゲーション時には曲がる方向を示すように点滅する他、目的地と反対方向に進むと赤く点灯しライダーに知らせてくれるのだ。またスピード・パワー・心拍いずれかの項目にLEDを設定することもでき、今のスピードが平均速度より上か下か、ライド中のパワーゾーンや心拍ゾーンは如何ほどかをカラー別に判別できる機能も備わっている。
走行データの管理やワークアウトの設定、Strava等の各種関連アプリとの連携は全てスマートフォンの専用アプリを通して行い、有線でパソコンに接続する必要はない。スマートフォンのBluetoothをオンにし、本体側で表示させたQRコードをアプリで読み込めばペアリングは完了だ。以降、アプリ側で操作した内容は瞬時にELEMNT BOLTに反映され、ライドデータもワイヤレスかつ自動でアップされる仕組みだ。
標準でワークアウトページ、クライムページ、マップページが切り替え可能になっており、ページの追加・カスタマイズはアプリで自由に行える。Stravaのライブセグメントにも対応しており、登録した区間の通知やタイム計測も設定できる他、全世界に対応した地図を地域別にダウンロードでき、アプリ上で設定した目的地まで自動でルートを組んでナビゲーションも行ってくれる。
またスマートフォンと同期していれば、通話やSNS・Eメール等の着信も画面に表示してくれるため、ライド中でも見逃すことなくチェックできる。その他、同社のスマートトレーナーともペアリングが可能で、ワークアウトの実行などトレーニングをサポートしてくれる機能も。充電は一般的なマイクロUSBケーブルにて行い、最大15時間稼動というスペック。アウトフロントマウントとステムマウントが付属したパッケージで価格は32,000円(税抜)だ。
ワフー ELEMNT BOLT
無線通信:Bluetooth/ANT+
バッテリー:充電式リチウムイオン(最大15時間稼動)
防水性:IPX7
サイズ:74.6mm x 47.3mm x 22.1mm
モニターサイズ:2.2インチ
重 量:62g
付属品:インテグレーテッドアウトフロントマウント、ステムマウント、クイックスタートガイド
価 格:32,000円(税抜)
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