2017/08/15(火) - 09:01
CCCスプランディ・ポルコウィチェをサポートするイタリアの老舗ブランド、グエルチョッティより、ブランド初となるエアロロード「EUREKA AIR」がデビューする。超高弾性のハイモジュラスカーボンを素材としたトップグレードモデルだ。
自転車大国イタリアで生まれた老舗ブランドの1つであるグエルチョッティ。シクロクロス選手であったグエルチョッティ兄弟により立ち上げられた同社は、母国イタリアを中心にコアなファンたちから注目を集める知る人ぞ知るブランドだ。
2013年よりUCIプロコンチネンタルチームのCCCスプランディ・ポルコウィチェにバイク供給を開始。ワイルドカードで出場するジロ・デ・イタリアで選手たちが果敢にアタックを仕掛けていたおかげもあり、オレンジ色のウェアとバイクは、世界中のサイクリストの目に届いたはずだ。
世界的な知名度を上げつつあるグエルチョッティが、2018年モデルで2台の新車をラインアップに加える。用意されたバイクはエアロロードと軽量ヒルクライムバイク。これによりオールラウンドのEUREKA、ECLIPSEと並び、隙きのないラインアップとなった。
今回紹介する「EUREKA AIR(エウレカ・エアー)」は、イタリア・ミラノの小さな工房からスタートしたグエルチョッティ初となるエアロロード。開発にあたりフレームはCFD解析で煮詰められ、空気抵抗を削減に特化した形状となっている。
その代表的なポイントは、カットオフされたシートチューブや、ダウンチューブと一体かのようなフォーククラウンなどを採用していること。このデザインは、前後ホイールとそれぞれダウンチューブとシートチューブとのクリアランスを詰めることで、空気の乱流発生を防いでいる。コンパクトなリア三角もフレーム周りに流れる気流を乱さないためのデザインだ。
もちろんチューブシェイプ、シートポストは空気を切り裂いてくれるかのような翼断面形状。その中でも、ダウンチューブは長方形に近い形状とすることで、優れたエアロダイナミクスを確保しつつ、ダンシングやペダリングの際にかかるねじれ方向の剛性の向上を図った。
フレームだけではなくハンドルとステムのシステムもエアロを追求した。グエルチョッティはパーツメーカーのTEC(テック)と手を組み、ワイヤー内装式のハンドルとステムを開発。フロントブレーキ以外のケーブルをハンドル、ステム、コラムを通すことで、徹底的に空気抵抗を削減している。
またEUREKA AIRのトピックは、超高弾性のハイモジュラスカーボンをメインの素材に採用することにもある。最高峰のカーボンと30HM、24HMを組合せて使用する贅沢な仕様となっている。これらの素材をワンピースモノコック成形することで、軽量かつ高強度、高剛性なバイクを実現しているという。
BB周りのチューブ集合部やチェーンステーは大ボリュームな造形とし、ライダーの踏力をダイレクトに推進力に変換してくれる剛性を生み出している。対して、トップチューブはヘッド側からシート側に向かうに連れ細い扁平形状に変化させることで、衝撃吸収性も確保した。
ヘッドは上下ともに1-1/2インチという珍しいサイズ。ブレーキは前後共にダイレクトマウントとされており、リアはBB側に配置された。BB規格はプレスフィットのBB86。フレーム重量は1,090g。ラインアップはフレームセットのみで、専用ハンドルとステムは付属する。サイズ展開はXS、S、M、Lという4種類で、カラーはレッド/ホワイト、ブルー/ホワイトという2色。価格は400,000円(税抜)だ。
グエルチョッティ EUREKA AIR
フレーム:40HM、30HM、24HM
フォーク:カーボンモノコック
重量:1,090g
ヘッド規格:上下1-1/2インチ
BB:プレスフィットBB86
サイズ:XS、S、M、L
価 格:400,000円(税抜)
自転車大国イタリアで生まれた老舗ブランドの1つであるグエルチョッティ。シクロクロス選手であったグエルチョッティ兄弟により立ち上げられた同社は、母国イタリアを中心にコアなファンたちから注目を集める知る人ぞ知るブランドだ。
2013年よりUCIプロコンチネンタルチームのCCCスプランディ・ポルコウィチェにバイク供給を開始。ワイルドカードで出場するジロ・デ・イタリアで選手たちが果敢にアタックを仕掛けていたおかげもあり、オレンジ色のウェアとバイクは、世界中のサイクリストの目に届いたはずだ。
世界的な知名度を上げつつあるグエルチョッティが、2018年モデルで2台の新車をラインアップに加える。用意されたバイクはエアロロードと軽量ヒルクライムバイク。これによりオールラウンドのEUREKA、ECLIPSEと並び、隙きのないラインアップとなった。
今回紹介する「EUREKA AIR(エウレカ・エアー)」は、イタリア・ミラノの小さな工房からスタートしたグエルチョッティ初となるエアロロード。開発にあたりフレームはCFD解析で煮詰められ、空気抵抗を削減に特化した形状となっている。
その代表的なポイントは、カットオフされたシートチューブや、ダウンチューブと一体かのようなフォーククラウンなどを採用していること。このデザインは、前後ホイールとそれぞれダウンチューブとシートチューブとのクリアランスを詰めることで、空気の乱流発生を防いでいる。コンパクトなリア三角もフレーム周りに流れる気流を乱さないためのデザインだ。
もちろんチューブシェイプ、シートポストは空気を切り裂いてくれるかのような翼断面形状。その中でも、ダウンチューブは長方形に近い形状とすることで、優れたエアロダイナミクスを確保しつつ、ダンシングやペダリングの際にかかるねじれ方向の剛性の向上を図った。
フレームだけではなくハンドルとステムのシステムもエアロを追求した。グエルチョッティはパーツメーカーのTEC(テック)と手を組み、ワイヤー内装式のハンドルとステムを開発。フロントブレーキ以外のケーブルをハンドル、ステム、コラムを通すことで、徹底的に空気抵抗を削減している。
またEUREKA AIRのトピックは、超高弾性のハイモジュラスカーボンをメインの素材に採用することにもある。最高峰のカーボンと30HM、24HMを組合せて使用する贅沢な仕様となっている。これらの素材をワンピースモノコック成形することで、軽量かつ高強度、高剛性なバイクを実現しているという。
BB周りのチューブ集合部やチェーンステーは大ボリュームな造形とし、ライダーの踏力をダイレクトに推進力に変換してくれる剛性を生み出している。対して、トップチューブはヘッド側からシート側に向かうに連れ細い扁平形状に変化させることで、衝撃吸収性も確保した。
ヘッドは上下ともに1-1/2インチという珍しいサイズ。ブレーキは前後共にダイレクトマウントとされており、リアはBB側に配置された。BB規格はプレスフィットのBB86。フレーム重量は1,090g。ラインアップはフレームセットのみで、専用ハンドルとステムは付属する。サイズ展開はXS、S、M、Lという4種類で、カラーはレッド/ホワイト、ブルー/ホワイトという2色。価格は400,000円(税抜)だ。
グエルチョッティ EUREKA AIR
フレーム:40HM、30HM、24HM
フォーク:カーボンモノコック
重量:1,090g
ヘッド規格:上下1-1/2インチ
BB:プレスフィットBB86
サイズ:XS、S、M、L
価 格:400,000円(税抜)
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