2017/03/13(月) - 09:42
2年連続で総合逆転狙いのアルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード)がパリ〜ニース最終日にアタック。猛烈な勢いで先行を続けたが、セルジオルイス・エナオ(チームスカイ)から総合首位を奪うには2秒足りなかった。
悪天候続きだった内陸部の前半ステージとは打って変わって、地中海沿岸のプロヴァンスを走る後半ステージは好天続き。パリ〜ニースを締めくくる最終ステージも暖かな陽気に恵まれた。
最終日は終着地ニースを発着する全長115.5kmのコンパクトな山岳ステージ。後半にかけて1級山岳ペイユ峠(6.5km/6.9%)と1級山岳エズ峠(7.7km/5.7%)を立て続けにクリアし、ダイナミックなダウンヒルをこなしてニースに帰着する。フィニッシュ地点はニースの海岸通り「ケ・デ・ゼタジュニ(アメリカ海岸通り)」だ。
レースは総合争いに関係しない25名が序盤から先行。クイックステップフロアーズやトレック・セガフレード率いるメイン集団から3分半のリードを得て前半のカテゴリー山岳をクリアしていく。先頭で山岳ポイントを量産したリリアン・カルメジャーヌ(フランス、ディレクトエネルジー)が山岳賞獲得を確定させた。
レース中盤、1級山岳ペイユ峠の上りが始まると、大方の予想通り、エナオから31秒遅れの総合3位につけるコンタドールが動いた。連日アシストとして好走しているヤルリンソン・パンタノ(コロンビア、トレック・セガフレード)の強烈なペースアップによって人数を減らした集団からコンタドールがアタック。フィニッシュまで50kmを残した早めのタイミングでコンタドールが全開で踏み始めた。
マイヨジョーヌを着るエナオがしばらくコンタドールに食らいついたものの、ダンシングでハイペースを刻むコンタドールの背中が徐々に離れていく。1級山岳ペイユ峠の頂上通過時点で、先頭の逃げグループに合流してさらに先を急いだコンタドールとエナオのタイム差は総合逆転の境界線である30秒まで広がっていた。
序盤からの逃げメンバーで構成されたコンタドール率いる先頭グループは長い下り区間でさらにリードを広げることに成功する。チームスカイのアシスト勢がリードするマイヨジョーヌグループはペースが上がらず、上りで遅れていた総合2位ダニエル・マーティン(アイルランド、クイックステップフロアーズ)や総合4位ゴルカ・イサギレ(スペイン、モビスター)を含む大きな集団が合流する。
最後の1級山岳エズ峠の麓でタイム差は40秒。引き続き上りでペースを作ったバーチャルリーダーのコンタドールに対応できたのはデラクルスとマルク・ソレール(スペイン、モビスター)だけだった。
一方でマイヨジョーヌを含むメイン集団からはチームスカイのアシストが姿を消し、エナオ自らがペースを作ったがタイム差の拡大は止まらない。ペースダウンを感じたリッチー・ポート(オーストラリア、BMCレーシング)がアタックの口火を切ると、そこからイルヌール・ザカリン(ロシア、カチューシャ・アルペシン)らがエナオに対して攻撃を繰り返す。エナオはすべてのアタックに反応したが、1級山岳エズ峠の頂上通過時点でコンタドールとのタイム差は1分まで広がっていた。
ステージ優勝狙いのソレールが1級山岳エズ峠の上りで独走に持ち込んだものの、長い下り区間でコンタドールとデラクルスが合流する。コンタドールは中間スプリントポイントでボーナスタイム2秒を獲得し、暫定で総合首位エナオとの総合タイム差を29秒に。しかし下り区間でメイン集団とのタイム差は縮小に転じた。
ニースまでの下り区間でタイム差は30秒を推移したが、ステージ優勝に興味を示すバーレーン・メリダの協力もあってメイン集団はペースが上がる。最後はコンタドール、デラクルス、ソレールの3名によるスプリントに持ち込まれ、チーム戦略のため付き位置に徹していたデラクルスが先着した。
コンタドールはステージ2位でボーナスタイム6秒を獲得。エナオとの総合タイム差は23秒まで縮まったため、エナオを含むメイン集団が23秒より遅くフィニッシュすれば総合逆転が起こる。
ソニー・コルブレッリ(イタリア、バーレーン・メリダ)とジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ)がスプリントで競り合う形でフィニッシュにやってきたメイン集団。フィニッシュライン通過時のタイム表示は21秒遅れ。エナオが2秒差で総合首位を守り抜いた。
「とても苦しめられた。この勝利を導いてくれたチームメイトや家族に感謝している」。苦しみながらも総合優勝のタイトルをつかんだエナオは、マイヨジョーヌに袖を通した後、コンタドールと固く握手した。「間違いなくキャリア最大の勝利。最後まで行方が分からない僅差の戦いの末につかんだ勝利なので信じられない気持ち。自分のためにもコロンビアの自転車界のためにも、最後の最後まで諦める気持ちはなかった」。
2012年にチームスカイ入りし、同年ジロ・デ・イタリアで総合9位の成績を残している29歳のエナオ。しかしそのキャリアには数度の空白がある。2014年3月には血液データに異常値が見つかったとして、チームスカイ独自の判断でレース出場を自粛。のちに「異常値は山岳出身者の特性である」と結論付けられてレースに復帰したが、2016年4月に今度はUCIがバイオロジカルパスポートに異常値が見つかったと発表した。エナオは暫定的に出場停止状態に置かれたが、再び「ドーピング違反を認める根拠は無い」と結論付けられ、即時レースに復帰している。
エナオのステージレース総合優勝は2010年ブエルタ・ア・コロンビア以来7年ぶり。チームスカイのパリ〜ニース総合優勝は3年連続で、過去6年間で5度目の総合優勝だ(2012年ウィギンズ、2013年ポート、2015年ポート、2016年トーマス、2017年エナオ)。
総合1位のチームスカイの選手に対して総合2位のコンタドールが攻撃するシチュエーションは2016年大会最終ステージと同じ。1年前はゲラント・トーマス(イギリス)から15秒遅れで最終日を迎えたコンタドールがエズ峠でアタックし、5秒差をつけてステージ2位でフィニッシュしたが、総合逆転には4秒届かなかった。
最終日に再び攻撃し、2秒差で総合逆転を逃したコンタドールは「わずかに届かなかった。タイム差をつけるために早めにアタックしたものの、逆にフィニッシュラインが遠すぎた」と、出し尽くした表情で語る。「勝てなかったことは残念だけど、身体の感触はとてもいいし、満足はしている。激しい戦いの一端を担うことができてよかった。これが自分のやり方。集団後方に控えてレースを終えるのではなく、チャレンジするのが自分のスタイルなんだ。平地、上り、下りのすべてでリスクを負ったよ」。
そんな熾烈な総合争いをうまく利用し、ステージ優勝を射止めたデラクルスは「アルベルト(コンタドール)が逃げグループに追いついてきた時、彼が最後まで絶対に諦めない男だと知っていたので付いて行った。苦しみながらも何とか食らいついた。後続とのタイム差が広がったところで、ステージ優勝のチャンスがあると確信したよ。ジュリアン(アラフィリップ)が個人TTで優勝してダン(マーティン)が総合表彰台。チームにとって素晴らしい1週間になった」と語る。2016年ブエルタ・ア・エスパーニャでステージ優勝を飾り、マイヨロホを1日着用して総合7位に入った27歳のクライマーが自身2度目のUCIワールドツアーレース勝利を飾った。
パリ〜ニース2017第8ステージ結果
1位 ダビ・デラクルス(スペイン、クイックステップフロアーズ) 2h48'53"
2位 アルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード)
3位 マルク・ソレール(スペイン、モビスター) +05"
4位 ソニー・コルブレッリ(イタリア、バーレーン・メリダ) +21"
5位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ)
6位 マイケル・マシューズ(オーストラリア、サンウェブ)
7位 ディエゴ・ウリッシ(イタリア、UAEチームエミレーツ)
8位 ゴルカ・イサギレ(スペイン、モビスター)
9位 アルノー・ジャネソン(フランス、フォルトゥネオ・ヴァイタルコンセプト)
10位 リリアン・カルメジャーヌ(フランス、ディレクトエネルジー)
12位 セルジオルイス・エナオ(コロンビア、チームスカイ)
13位 ダニエル・マーティン(アイルランド、クイックステップフロアーズ)
14位 イルヌール・ザカリン(ロシア、カチューシャ・アルペシン)
15位 サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット)
17位 ワレン・バルギル(フランス、サンウェブ)
19位 ホン・イサギレ(スペイン、バーレーン・メリダ)
54位 トニー・ガロパン(フランス、ロット・ソウダル) +6'13"
個人総合成績
1位 セルジオルイス・エナオ(コロンビア、チームスカイ) 29h50'29"
2位 アルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード) +02"
3位 ダニエル・マーティン(アイルランド、クイックステップフロアーズ) +30"
4位 ゴルカ・イサギレ(スペイン、モビスター) +1'00"
5位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ) +1'22"
6位 イルヌール・ザカリン(ロシア、カチューシャ・アルペシン) +1'34"
7位 ホン・イサギレ(スペイン、バーレーン・メリダ) +1'41"
8位 ワレン・バルギル(フランス、サンウェブ) +4'07"
9位 サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット) +4'39"
10位 トニー・ガロパン(フランス、ロット・ソウダル) +9'14"
ポイント賞
1位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ) 42pts
2位 アルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード) 41pts
3位 ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、トレック・セガフレード) 30pts
山岳賞
1位 リリアン・カルメジャーヌ(フランス、ディレクトエネルジー) 63pts
2位 アクセル・ドモン(フランス、アージェードゥーゼール) 42pts
3位 アルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード) 24pts
ヤングライダー賞
1位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ)29h51'51"
2位 サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット) +3'17"
3位 サム・オーメン(オランダ、サンウェブ) +18'46"
チーム総合成績
1位 クイックステップフロアーズ 89h43'48"
2位 チームスカイ +19'57"
3位 モビスター +35'55"
text:Kei Tsuji
photo:TDWsport
悪天候続きだった内陸部の前半ステージとは打って変わって、地中海沿岸のプロヴァンスを走る後半ステージは好天続き。パリ〜ニースを締めくくる最終ステージも暖かな陽気に恵まれた。
最終日は終着地ニースを発着する全長115.5kmのコンパクトな山岳ステージ。後半にかけて1級山岳ペイユ峠(6.5km/6.9%)と1級山岳エズ峠(7.7km/5.7%)を立て続けにクリアし、ダイナミックなダウンヒルをこなしてニースに帰着する。フィニッシュ地点はニースの海岸通り「ケ・デ・ゼタジュニ(アメリカ海岸通り)」だ。
レースは総合争いに関係しない25名が序盤から先行。クイックステップフロアーズやトレック・セガフレード率いるメイン集団から3分半のリードを得て前半のカテゴリー山岳をクリアしていく。先頭で山岳ポイントを量産したリリアン・カルメジャーヌ(フランス、ディレクトエネルジー)が山岳賞獲得を確定させた。
レース中盤、1級山岳ペイユ峠の上りが始まると、大方の予想通り、エナオから31秒遅れの総合3位につけるコンタドールが動いた。連日アシストとして好走しているヤルリンソン・パンタノ(コロンビア、トレック・セガフレード)の強烈なペースアップによって人数を減らした集団からコンタドールがアタック。フィニッシュまで50kmを残した早めのタイミングでコンタドールが全開で踏み始めた。
マイヨジョーヌを着るエナオがしばらくコンタドールに食らいついたものの、ダンシングでハイペースを刻むコンタドールの背中が徐々に離れていく。1級山岳ペイユ峠の頂上通過時点で、先頭の逃げグループに合流してさらに先を急いだコンタドールとエナオのタイム差は総合逆転の境界線である30秒まで広がっていた。
序盤からの逃げメンバーで構成されたコンタドール率いる先頭グループは長い下り区間でさらにリードを広げることに成功する。チームスカイのアシスト勢がリードするマイヨジョーヌグループはペースが上がらず、上りで遅れていた総合2位ダニエル・マーティン(アイルランド、クイックステップフロアーズ)や総合4位ゴルカ・イサギレ(スペイン、モビスター)を含む大きな集団が合流する。
最後の1級山岳エズ峠の麓でタイム差は40秒。引き続き上りでペースを作ったバーチャルリーダーのコンタドールに対応できたのはデラクルスとマルク・ソレール(スペイン、モビスター)だけだった。
一方でマイヨジョーヌを含むメイン集団からはチームスカイのアシストが姿を消し、エナオ自らがペースを作ったがタイム差の拡大は止まらない。ペースダウンを感じたリッチー・ポート(オーストラリア、BMCレーシング)がアタックの口火を切ると、そこからイルヌール・ザカリン(ロシア、カチューシャ・アルペシン)らがエナオに対して攻撃を繰り返す。エナオはすべてのアタックに反応したが、1級山岳エズ峠の頂上通過時点でコンタドールとのタイム差は1分まで広がっていた。
ステージ優勝狙いのソレールが1級山岳エズ峠の上りで独走に持ち込んだものの、長い下り区間でコンタドールとデラクルスが合流する。コンタドールは中間スプリントポイントでボーナスタイム2秒を獲得し、暫定で総合首位エナオとの総合タイム差を29秒に。しかし下り区間でメイン集団とのタイム差は縮小に転じた。
ニースまでの下り区間でタイム差は30秒を推移したが、ステージ優勝に興味を示すバーレーン・メリダの協力もあってメイン集団はペースが上がる。最後はコンタドール、デラクルス、ソレールの3名によるスプリントに持ち込まれ、チーム戦略のため付き位置に徹していたデラクルスが先着した。
コンタドールはステージ2位でボーナスタイム6秒を獲得。エナオとの総合タイム差は23秒まで縮まったため、エナオを含むメイン集団が23秒より遅くフィニッシュすれば総合逆転が起こる。
ソニー・コルブレッリ(イタリア、バーレーン・メリダ)とジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ)がスプリントで競り合う形でフィニッシュにやってきたメイン集団。フィニッシュライン通過時のタイム表示は21秒遅れ。エナオが2秒差で総合首位を守り抜いた。
「とても苦しめられた。この勝利を導いてくれたチームメイトや家族に感謝している」。苦しみながらも総合優勝のタイトルをつかんだエナオは、マイヨジョーヌに袖を通した後、コンタドールと固く握手した。「間違いなくキャリア最大の勝利。最後まで行方が分からない僅差の戦いの末につかんだ勝利なので信じられない気持ち。自分のためにもコロンビアの自転車界のためにも、最後の最後まで諦める気持ちはなかった」。
2012年にチームスカイ入りし、同年ジロ・デ・イタリアで総合9位の成績を残している29歳のエナオ。しかしそのキャリアには数度の空白がある。2014年3月には血液データに異常値が見つかったとして、チームスカイ独自の判断でレース出場を自粛。のちに「異常値は山岳出身者の特性である」と結論付けられてレースに復帰したが、2016年4月に今度はUCIがバイオロジカルパスポートに異常値が見つかったと発表した。エナオは暫定的に出場停止状態に置かれたが、再び「ドーピング違反を認める根拠は無い」と結論付けられ、即時レースに復帰している。
エナオのステージレース総合優勝は2010年ブエルタ・ア・コロンビア以来7年ぶり。チームスカイのパリ〜ニース総合優勝は3年連続で、過去6年間で5度目の総合優勝だ(2012年ウィギンズ、2013年ポート、2015年ポート、2016年トーマス、2017年エナオ)。
総合1位のチームスカイの選手に対して総合2位のコンタドールが攻撃するシチュエーションは2016年大会最終ステージと同じ。1年前はゲラント・トーマス(イギリス)から15秒遅れで最終日を迎えたコンタドールがエズ峠でアタックし、5秒差をつけてステージ2位でフィニッシュしたが、総合逆転には4秒届かなかった。
最終日に再び攻撃し、2秒差で総合逆転を逃したコンタドールは「わずかに届かなかった。タイム差をつけるために早めにアタックしたものの、逆にフィニッシュラインが遠すぎた」と、出し尽くした表情で語る。「勝てなかったことは残念だけど、身体の感触はとてもいいし、満足はしている。激しい戦いの一端を担うことができてよかった。これが自分のやり方。集団後方に控えてレースを終えるのではなく、チャレンジするのが自分のスタイルなんだ。平地、上り、下りのすべてでリスクを負ったよ」。
そんな熾烈な総合争いをうまく利用し、ステージ優勝を射止めたデラクルスは「アルベルト(コンタドール)が逃げグループに追いついてきた時、彼が最後まで絶対に諦めない男だと知っていたので付いて行った。苦しみながらも何とか食らいついた。後続とのタイム差が広がったところで、ステージ優勝のチャンスがあると確信したよ。ジュリアン(アラフィリップ)が個人TTで優勝してダン(マーティン)が総合表彰台。チームにとって素晴らしい1週間になった」と語る。2016年ブエルタ・ア・エスパーニャでステージ優勝を飾り、マイヨロホを1日着用して総合7位に入った27歳のクライマーが自身2度目のUCIワールドツアーレース勝利を飾った。
パリ〜ニース2017第8ステージ結果
1位 ダビ・デラクルス(スペイン、クイックステップフロアーズ) 2h48'53"
2位 アルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード)
3位 マルク・ソレール(スペイン、モビスター) +05"
4位 ソニー・コルブレッリ(イタリア、バーレーン・メリダ) +21"
5位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ)
6位 マイケル・マシューズ(オーストラリア、サンウェブ)
7位 ディエゴ・ウリッシ(イタリア、UAEチームエミレーツ)
8位 ゴルカ・イサギレ(スペイン、モビスター)
9位 アルノー・ジャネソン(フランス、フォルトゥネオ・ヴァイタルコンセプト)
10位 リリアン・カルメジャーヌ(フランス、ディレクトエネルジー)
12位 セルジオルイス・エナオ(コロンビア、チームスカイ)
13位 ダニエル・マーティン(アイルランド、クイックステップフロアーズ)
14位 イルヌール・ザカリン(ロシア、カチューシャ・アルペシン)
15位 サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット)
17位 ワレン・バルギル(フランス、サンウェブ)
19位 ホン・イサギレ(スペイン、バーレーン・メリダ)
54位 トニー・ガロパン(フランス、ロット・ソウダル) +6'13"
個人総合成績
1位 セルジオルイス・エナオ(コロンビア、チームスカイ) 29h50'29"
2位 アルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード) +02"
3位 ダニエル・マーティン(アイルランド、クイックステップフロアーズ) +30"
4位 ゴルカ・イサギレ(スペイン、モビスター) +1'00"
5位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ) +1'22"
6位 イルヌール・ザカリン(ロシア、カチューシャ・アルペシン) +1'34"
7位 ホン・イサギレ(スペイン、バーレーン・メリダ) +1'41"
8位 ワレン・バルギル(フランス、サンウェブ) +4'07"
9位 サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット) +4'39"
10位 トニー・ガロパン(フランス、ロット・ソウダル) +9'14"
ポイント賞
1位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ) 42pts
2位 アルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード) 41pts
3位 ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、トレック・セガフレード) 30pts
山岳賞
1位 リリアン・カルメジャーヌ(フランス、ディレクトエネルジー) 63pts
2位 アクセル・ドモン(フランス、アージェードゥーゼール) 42pts
3位 アルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード) 24pts
ヤングライダー賞
1位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ)29h51'51"
2位 サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット) +3'17"
3位 サム・オーメン(オランダ、サンウェブ) +18'46"
チーム総合成績
1位 クイックステップフロアーズ 89h43'48"
2位 チームスカイ +19'57"
3位 モビスター +35'55"
text:Kei Tsuji
photo:TDWsport
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