2009/08/21(金) - 23:09
イタリアのガゼッタ紙が伝えたところによると、今シーズン10勝を飾っているアレッサンドロ・ペタッキ(イタリア)が今季限りでLPRブレークスを離れ、プロツアーチームのランプレNGCに移籍することが濃厚となった。「まだキャリアは終わっていない。あと2〜3年はトップレベルで闘い続ける」。
ツール・ド・フランスで区間通算4勝、ジロ・デ・イタリアで通算21勝、ブエルタ・ア・エスパーニャで19勝、ミラノ〜サンレモ制覇など、輝かしい戦歴を残してきた「アレ・ジェット」ことアレッサンドロ・ペタッキ。
喘息薬過剰摂取の疑いによる出場停止処分を乗り越え、LPRブレークスで復活を遂げたかつてのトップスプリンターは、来季ランプレNGCに移籍することが濃厚となった。
ガゼッタ紙によると、ペタッキとランプレNGCは交渉の最終段階にある。まだチームからの正式なアナウンスは無いが、つぶやきサイトTwitterの中でペタッキは「トップレベルのレースに戻るため、来季ランプレNGCに移籍する確率は90%」とコメントしている。
今季プロコンチネンタル登録のLPRブレークスに所属したペタッキは、地元イタリアのジロに出場したものの、ツールとブエルタはチーム不参加のため欠場。ツール前には、シーズン途中にもかかわらず、サイレンス・ロットやクイックステップに移籍する話も持ち上がっていた。
「ビッグレース出場の確証を得るためには、プロツアークラスのチームに移籍する必要がある」とペタッキ。来季もプロツアーライセンスを保有するランプレNGCに移籍すれば、グランツールの他、ビッグレースへの出場は堅いだろう。
カヴェンディッシュやファラーなど、若手の台頭が著しいスプリンター戦線にあって、ペタッキは最高齢クラスの35歳。その圧倒的なスプリント力に陰りが見えつつも、今季10勝(ジロの区間2勝含む)を飾っている。これはカヴェンディッシュ(20勝)、グライペル(15勝)、コンタドール(11勝)に次ぐ4番目の好成績だ。
1月に36歳の誕生日を迎えるペタッキは「まだキャリアは終わっていない。35歳という年齢は感じていない。走り続けたいと思う。少なくともあと2〜3年はトップレベルで闘い続ける」と語っている。まだまだ若い者には負けていない。
text&photo:Kei Tsuji
ツール・ド・フランスで区間通算4勝、ジロ・デ・イタリアで通算21勝、ブエルタ・ア・エスパーニャで19勝、ミラノ〜サンレモ制覇など、輝かしい戦歴を残してきた「アレ・ジェット」ことアレッサンドロ・ペタッキ。
喘息薬過剰摂取の疑いによる出場停止処分を乗り越え、LPRブレークスで復活を遂げたかつてのトップスプリンターは、来季ランプレNGCに移籍することが濃厚となった。
ガゼッタ紙によると、ペタッキとランプレNGCは交渉の最終段階にある。まだチームからの正式なアナウンスは無いが、つぶやきサイトTwitterの中でペタッキは「トップレベルのレースに戻るため、来季ランプレNGCに移籍する確率は90%」とコメントしている。
今季プロコンチネンタル登録のLPRブレークスに所属したペタッキは、地元イタリアのジロに出場したものの、ツールとブエルタはチーム不参加のため欠場。ツール前には、シーズン途中にもかかわらず、サイレンス・ロットやクイックステップに移籍する話も持ち上がっていた。
「ビッグレース出場の確証を得るためには、プロツアークラスのチームに移籍する必要がある」とペタッキ。来季もプロツアーライセンスを保有するランプレNGCに移籍すれば、グランツールの他、ビッグレースへの出場は堅いだろう。
カヴェンディッシュやファラーなど、若手の台頭が著しいスプリンター戦線にあって、ペタッキは最高齢クラスの35歳。その圧倒的なスプリント力に陰りが見えつつも、今季10勝(ジロの区間2勝含む)を飾っている。これはカヴェンディッシュ(20勝)、グライペル(15勝)、コンタドール(11勝)に次ぐ4番目の好成績だ。
1月に36歳の誕生日を迎えるペタッキは「まだキャリアは終わっていない。35歳という年齢は感じていない。走り続けたいと思う。少なくともあと2〜3年はトップレベルで闘い続ける」と語っている。まだまだ若い者には負けていない。
text&photo:Kei Tsuji