2014/05/14(水) - 11:40
スリッピーな路面がカオスを生み出したジロ・デ・イタリア2014第4ステージ 。「集中はしたけれど、恐れてはいなかった。」とは落車から追いつき、スプリント勝負を制したナセル・ブアニ(フランスFDJ.fr)。他マシューズやヴィヴィアーニなどのコメントを紹介する。
ステージ優勝を飾ったナセル・ブアニ(フランス、FDJ.fr)
「前輪がパンクしてしまったんだ。とても難しかったよ。めちゃくちゃ速かったけれど、失うことは何も無かった。幾つかのチームが前に戻ろうとしていて、それに上手く便乗できたんだ。
最後はスリップストリームに付いて、そしてタイミングを計って全力を出した。チームメイトに感謝しなければならないし、彼ら無くしては勝利は無かった。特にヨアン・レボンは残り1kmから、最後の50mまで引き続けてくれた。彼がいなくては何もできなかったと思う。
ゴール地点を事前に通過していたことで、リスクを確認できていた。本当に多くの落車があったので集中しなければいけないと思っていた。ただし恐れは感じていなかった。なぜなら、恐れは危険を取り除いてくれないから。
雨は自転車競技の一部。そして僕は勝ったんだ。この勝利はずっと待ち望んでいたものだし、ポイント賞ジャージを獲得できて満足しているよ。できるだけ長くこのジャージをキープできるようにしたい。」
マイケル・マシューズ(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)
「僕たちは大きな目標であるマリアローザのキープができた。チームは難しい路面コンディションの中、パーフェクトなコントロールをしてくれた。明日は登りが多く、今日までとは大きく異なるステージになるだろう。僕はできる限り全てのことをするし、それが初日から全力を尽くしてくれたチームメイトに対してできる、唯一のこと。マリアローザがチーム内に留まることが、最も大事なことだ。」
エヴァンスをアシストしたマヌエル・クインツァート(イタリア、BMCレーシング)
「この辺りはあまり雨が降らず、一度降ったらとてもスリッピーになるんだ。レースのキャンセルは重い決断であるし、僕は続行しようと話をした。その後で残り1周からニュートラルになるという通知を聞いたんだ。みんな脚を余していた。僕らのチームはポジションキープに専念したし、スプリンターは彼らの仕事をした。」
最後にチェーントラブルに見舞われたルーカ・メスゲツ(スロベニア、ジャイアント・シマノ)
「チームは最終盤に本当に素晴らしい仕事をしてくれた。集団の前に位置し、危険を取り除いてくれた。最後の大きな落車を回避してからは僕らに絶好のチャンスが回ってきた。でもその後、最終コーナーのバンピーな路面でチェーンが外れてしまった。ゲームオーバーだった。勝利を逃してしまって落ち込んでいるし、マルセル(キッテル)もリタイアしてしまった。でも休息日明けで自分のコンディションは上向きだし、次のスプリントのチャンスを狙って集中していく。」
エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、キャノンデール)
「何てバッドデイだ!今日はアンラッキーに振り回されてしまい、いくつか残念なことが起こった。一つは僕の順位。良く準備できていたし、勝利を狙う絶好のチャンスだった。僕らは集団を上手くコントロールしていたけれど、濡れたスリッピーな路面で全員が落車してしまった。僕はすぐに起き上がって追いかけたけれど、最終盤に追いついたので自分のスプリントができなかったのさ。もう一つは左のお尻が痛むこと。リスクは僕らの仕事の範疇だけれど、今日はアンラッキーに対してただ怒ることしかできない。」
落車を回避して112位でゴールした新城幸也(ユーロップカー)
「とにかく無事でよかった。そう言うしかないレースだった。普通に走っていても滑って転びそうだった。新しい自転車で転びたくないよ。新車の乗り心地はバッチリです。」
マリアアッズーラを着るマーティン・チャリンギ(オランダ、ベルキン)
「今日プロトンが連帯感を持って行動できたことに対して嬉しく思っている。ニュートライゼーションは誰にとってもベストな選択だった。(落車が多発した)最後の1周を見ただろう?最後の2周の段階で、これ以上のリスクを冒すべきだは無いと考えたんだ。
明日、山岳ポイントを集めることができれば良いと思っている。でも僕らのリーダーを助けるのも大事なこと。フィニッシュはとてもキツく、他の多くの選手にも向いている。多くの選手が逃げに乗りたがるだろう。良いレースができると思う。」
各コメントはチーム公式ウェブサイト、新城幸也のコメントはTeamユキヤ通信より。
text:So.Isobe
ステージ優勝を飾ったナセル・ブアニ(フランス、FDJ.fr)
「前輪がパンクしてしまったんだ。とても難しかったよ。めちゃくちゃ速かったけれど、失うことは何も無かった。幾つかのチームが前に戻ろうとしていて、それに上手く便乗できたんだ。
最後はスリップストリームに付いて、そしてタイミングを計って全力を出した。チームメイトに感謝しなければならないし、彼ら無くしては勝利は無かった。特にヨアン・レボンは残り1kmから、最後の50mまで引き続けてくれた。彼がいなくては何もできなかったと思う。
ゴール地点を事前に通過していたことで、リスクを確認できていた。本当に多くの落車があったので集中しなければいけないと思っていた。ただし恐れは感じていなかった。なぜなら、恐れは危険を取り除いてくれないから。
雨は自転車競技の一部。そして僕は勝ったんだ。この勝利はずっと待ち望んでいたものだし、ポイント賞ジャージを獲得できて満足しているよ。できるだけ長くこのジャージをキープできるようにしたい。」
マイケル・マシューズ(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)
「僕たちは大きな目標であるマリアローザのキープができた。チームは難しい路面コンディションの中、パーフェクトなコントロールをしてくれた。明日は登りが多く、今日までとは大きく異なるステージになるだろう。僕はできる限り全てのことをするし、それが初日から全力を尽くしてくれたチームメイトに対してできる、唯一のこと。マリアローザがチーム内に留まることが、最も大事なことだ。」
エヴァンスをアシストしたマヌエル・クインツァート(イタリア、BMCレーシング)
「この辺りはあまり雨が降らず、一度降ったらとてもスリッピーになるんだ。レースのキャンセルは重い決断であるし、僕は続行しようと話をした。その後で残り1周からニュートラルになるという通知を聞いたんだ。みんな脚を余していた。僕らのチームはポジションキープに専念したし、スプリンターは彼らの仕事をした。」
最後にチェーントラブルに見舞われたルーカ・メスゲツ(スロベニア、ジャイアント・シマノ)
「チームは最終盤に本当に素晴らしい仕事をしてくれた。集団の前に位置し、危険を取り除いてくれた。最後の大きな落車を回避してからは僕らに絶好のチャンスが回ってきた。でもその後、最終コーナーのバンピーな路面でチェーンが外れてしまった。ゲームオーバーだった。勝利を逃してしまって落ち込んでいるし、マルセル(キッテル)もリタイアしてしまった。でも休息日明けで自分のコンディションは上向きだし、次のスプリントのチャンスを狙って集中していく。」
エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、キャノンデール)
「何てバッドデイだ!今日はアンラッキーに振り回されてしまい、いくつか残念なことが起こった。一つは僕の順位。良く準備できていたし、勝利を狙う絶好のチャンスだった。僕らは集団を上手くコントロールしていたけれど、濡れたスリッピーな路面で全員が落車してしまった。僕はすぐに起き上がって追いかけたけれど、最終盤に追いついたので自分のスプリントができなかったのさ。もう一つは左のお尻が痛むこと。リスクは僕らの仕事の範疇だけれど、今日はアンラッキーに対してただ怒ることしかできない。」
落車を回避して112位でゴールした新城幸也(ユーロップカー)
「とにかく無事でよかった。そう言うしかないレースだった。普通に走っていても滑って転びそうだった。新しい自転車で転びたくないよ。新車の乗り心地はバッチリです。」
マリアアッズーラを着るマーティン・チャリンギ(オランダ、ベルキン)
「今日プロトンが連帯感を持って行動できたことに対して嬉しく思っている。ニュートライゼーションは誰にとってもベストな選択だった。(落車が多発した)最後の1周を見ただろう?最後の2周の段階で、これ以上のリスクを冒すべきだは無いと考えたんだ。
明日、山岳ポイントを集めることができれば良いと思っている。でも僕らのリーダーを助けるのも大事なこと。フィニッシュはとてもキツく、他の多くの選手にも向いている。多くの選手が逃げに乗りたがるだろう。良いレースができると思う。」
各コメントはチーム公式ウェブサイト、新城幸也のコメントはTeamユキヤ通信より。
text:So.Isobe
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