2014/05/06(火) - 09:26
5日間で行われたタイの5日間ステージレース、ツアー・オブ・フレンドシップ実走レポート最終回。第4・5ステージは日本人ホビーレーサーたちも大活躍。ニールプライド・ジャパンチームは2つのカテゴリーで優勝を飾った。
第4ステージ Pavillion Rim Kwai Resort 〜Srinakarin Dam 103km
第4ステージともなると、疲労が蓄積されて選手たちの体力に弱りが垣間見えるようになる。ニールプライドバイクの購入特典で無料参加した春山勝典さん(50代クラスに参加)は言う。春山さんは映像作家が職業のホービーサイクリストだ。
「疲れが溜まってきていて、ちょっと気が重くなってきています(笑)。大好きな自転車に毎日乗れるのは幸せなんだか、分からなくなってきますね(笑)」。でも、毎日をとても楽しんでいる様子ではある。
同じく特典で参加した戸田充晃さん(30代クラスに参加)は朝食を食べながら言う。
「毎日毎日、しっかり食事を食べられないとダメですね。でもステージレースは楽しいです。病みつきになりそうで、帰国したら1日だけのレースなんて、絶対物足りなくなりそうです!」。
「チームプレイをするのも楽しい」と話していた戸田さんは、ニールプライド・メンズクラブチームのマネジャーでもあるセバスチャンにこう尋ねている。
「(智野)真央ちゃんと同じグループで走るので、どういったサポートをすれば良いでしょう?」
セバスチャンは答える。「真央の近くにいてあげればいい。今日は平坦だからできることは少ないけど、何かあった時に余裕があれば助けてあげて」。
私・綾野も、昨ステージは偶然ながらも撮影に回ったことが智野選手の総合を失うトラブルを救うことができた。今日は自分もレースを走るが、最後のグループで出走して追い上げていくので、ニュートラルからスペアホイールをもらえないケースでは追いついた時点でホイールを提供すること、サイズが合う人になら自転車も提供すること、そのためペダル交換の工具を積んでおくことなどを皆に告げた。
総合成績にチャンスがある選手へのサポートは、チームとしては大切なこと。今回は私はツアーのコーディネイト役もしているので、ゲスト参加者には提供することがホストの役目だからだ。
とはいえ、走らなかった昨ステージは、多くの友人達に「カモーン!一緒に楽しもう(苦しもう)ぜ!」と言われ続けた(笑)。私自身も楽しまなくては!
コースは序盤に昨ステージのコースをなぞり、途中から大ループの周回コースへ。その後、昨日KOMのあった地点に近いダムへの上りを登ってゴールする。ラスト3kmが上りで、最後の200mが激坂だという。600mの平坦の先のゴール地点は、タイ最大のダム湖、シーナカリン湖だ。
スタートしてから平坦路での平均スピードが高い。勝負どころは後半だが、レースはいつもアグレッシブで逃げを試みる選手が多い。
昨日一日休んだ私の身体はフレッシュで、走れること!。いや、相対的に他の選手がどれだけ疲労を貯めこんでいるかがよく分かる。ステージレースはやはり日々蓄積する疲労との戦いであることを、自分が1日休んだことで認識することができた。プロのレースでもあるステージでわざと遅れた選手が、翌日ステージ優勝を挙げたりするのはこういった体力配分があってのことなのだと、身を持って理解できた。
今日も気温は高く、水をかぶりながら走る。このレースでは原付に乗ったサポート隊からいつでもペットボトルの水を受け取ることができる。選手たちはそれを飲み、頭からかぶり、身体を冷却しながら走るのだ。空のペットボトルをコースに捨てるのが気がとがめるが、聞けば捨てられたペットボトルの回収・換金を生業にしている人がいるから、気にしなくともよいそうだ。それを聞いてからは道路脇の見えるところに残るように転がすことにしている。
私の走った40代クラスはチームメイトのセバスチャンがアタックを繰り返すが、チームメイトたちの力がないのでアシストは無理。私も集団先頭で追走を抑えることはできても、一緒に逃げたりはできない。他のチームのチームプレイが機能しているだけに歯がゆい。
どのクラスも、とくにイギリスのクラブチームのスペシャライズド・マーヴェリックスが強い。チームプレイも巧みで、その動きはプロのようだ。こういった常連チームが多いので、このレースの走りは洗練されている。レースの走り方を体験するにももってこいのレースだ。
そしてレディースを含むグループで落車が発生。智野真央が巻き込まれてしまう。チームメイトが落車したことに気づいた戸田さん。スタート前の朝の言葉通り、智野選手が再乗車するのを待つと、前を引きながら2人で集団復帰を目指す牽引を始めた。無事に集団に追いついた智野選手は4位でフィニッシュ。
注目のオープンクラス優勝者はマーク・クック(ダイレクトアジア・香港)。25歳の誕生日を自ら祝う勝利だ。彼は今年の後半に日本に移住して、ニールプライド・メンズクラブJPTチームに加入するかもしれないという。
11時半にはレースが終わり、美しいダム湖のほとりでランチ。昼すぎまで皆でのんびりと食事をしてからホテルに帰る。
今回我々のチームは香港のEPIC CYCLINGとの2チーム合同で2人のタイ人マッサージャーを雇用して帯同してもらっている。18人全員は無理だが、一日10人はその恩恵に預かれる。ちなみに一人あたりの予算は1回1800円ほどだ。賃金の安いタイでなら、ホビーチームでもこんな「プロチームっぽいこと」ができるのだ。
第5ステージ Pavillion Rim Kwai Resort 〜Woosen Tah Reo 90km
最終ステージ。当初60kmで行われる予定だったコースが、前日の夕方になって+30kmの90㎞で行われることになった。短縮ならわかるが、長くなるのは何故? その理由は誰にもわからない。このレースではよくあること(笑)。
走りだしてみると本来のコースとは逆へ進む。どうやら15kmを往復した30kmがパレード区間になるようだ。しかしニュートラル区間であるはずなのにアタックの応酬となる。
ニールプライド・ジャパンのセバスチャンが独走を試みるも、10km以上の努力の甲斐なく捕まる。最終日は平坦ゴールのため、誰もが鼻息荒く狙っているのだ。バンコク方面へ向けて、田舎から徐々に市街地へと入っていく。
最後のゴールスプリントではラスト2kmで日本人チームのネクストステージの隊列が発車! しかしゴールまでは集団のスピードも上がっているので決まらない。
ラスト1km地点で筋骨隆々のルクセンブルグ人によるゴールスプリントが開始されたが、あまりに早すぎたためにゴール500m前で失速。そこからさらに別のイギリス人選手による、それでもまだまだ早すぎるスプリント第2弾が開始。しかしそれもあえなく失速。セバスチャンはそれらをうまく利用して自身のリードアウトにして、勝利のゴールスプリントを決めた。
このあたりのセバスチャンの読みはさすがに元プロ選手の経験だ。彼は最初のアタックが不発に終わった後、冷静に全選手を観察して勝つ方法を探っていたという。「ここまでのステージでことごとく勝ちを逃してきたので、絶対に勝利が必要だった」と。レースを振り返るその言葉、そして皆に説明してくれる戦略からは、豊かな経験値を感じることができる。話していて学ぶものが多かった。
もっとも、エイジクラスのレース技術はまだまだ経験不足を感じるほどなので、レベルはそれほど高くないといえる。だから日本人ホビーレーサーにもチャンスは大きくある。
私自身も、集団が長く伸びて危険が減り、人を次々利用して前へと上がっていくことができた。いつもなら危険なスプリントには参加しないと決めているので、久々に血が騒ぐ経験ができた。
そしてニールプライドバイク部門最高責任者のマイク・プライドも3位に入賞した。マイクはウィンドサーフィンからマリンスポーツ界まで事業を展開する巨大ブランドのニールプライド社の御曹司で、自らの情熱でバイク部門を設立したその人。世界を股にかけるビジネスマンであるため練習する時間は少ないそうだが、そのバイクファナティックぶりを証明してみせた。
そして女子は智野真央がゴールスプリントで第2ステージに次ぐステージ2勝目を挙げ、総合も3位に。ニールプライドとEPIC CYCLINGの2チームにとっては最高の結果で締めくくれた。
日本人ではネクストステージの仲代さんが30歳代でステージ2位、BMレーシングの池田さんがマスターで総合2位を獲得。50歳代でネクストステージの杉本さんが8位、30歳代でプロジェクト8の池田さんが6位と、日本人サイクリストたちも多く表彰台に上った。
栄えあるオープンクラスの総合優勝はウー・キン・サン(チャンピオンシステム)が獲得した。総合を狙った武井亨介(Forza)は総合2位に。
5日間・577kmのレースが幕を閉じた。ツアー・オブ・フレンドシップはアマチュアのホビーレーサーが出場できる、アジアでもっともホットでフレンドリーなステージレース。
じつはこの大会、今年の存続が危ぶまれる危機にあった。それまで大会はディレクターのクン・カイ女史と、その夫のポン氏の2人が主催者となり運営されてきた。ところが昨年末にポン氏が自転車の練習中に心臓発作をおこし、急逝。カイさんがひとりで開催にこぎつけたのだ。
レース後、無事大会が終了したことに感極まって涙を流すカイさん。参加者のほとんどが不幸を乗り越えての開催であることを知っていたため、カイさんへの感謝の拍手が鳴り止まなかった。カイさん同様、涙を流して大会のこと、スタッフたちを讃える参加者たち。いつにもまして一体感のある大会となった。
2015年度大会の開催日は5月2〜6日になるという。日本はゴールデンウィークとなり、多くの人が参加しやすくなるなるだろう。ツアー・オブ・フレンドシップはますます国際化しそうだ。
この素晴らしい体験ができるステージレースを、一人でも多くの日本のホビーサイクリストに体験してほしいと願っています。
(綾野 真/シクロワイアード)
photo&text:Makoto.AYANO
Stage4 フォトギャラリー(FaceBook)
Stage5 フォトギャラリー(FaceBook)
第4ステージ Pavillion Rim Kwai Resort 〜Srinakarin Dam 103km
第4ステージともなると、疲労が蓄積されて選手たちの体力に弱りが垣間見えるようになる。ニールプライドバイクの購入特典で無料参加した春山勝典さん(50代クラスに参加)は言う。春山さんは映像作家が職業のホービーサイクリストだ。
「疲れが溜まってきていて、ちょっと気が重くなってきています(笑)。大好きな自転車に毎日乗れるのは幸せなんだか、分からなくなってきますね(笑)」。でも、毎日をとても楽しんでいる様子ではある。
同じく特典で参加した戸田充晃さん(30代クラスに参加)は朝食を食べながら言う。
「毎日毎日、しっかり食事を食べられないとダメですね。でもステージレースは楽しいです。病みつきになりそうで、帰国したら1日だけのレースなんて、絶対物足りなくなりそうです!」。
「チームプレイをするのも楽しい」と話していた戸田さんは、ニールプライド・メンズクラブチームのマネジャーでもあるセバスチャンにこう尋ねている。
「(智野)真央ちゃんと同じグループで走るので、どういったサポートをすれば良いでしょう?」
セバスチャンは答える。「真央の近くにいてあげればいい。今日は平坦だからできることは少ないけど、何かあった時に余裕があれば助けてあげて」。
私・綾野も、昨ステージは偶然ながらも撮影に回ったことが智野選手の総合を失うトラブルを救うことができた。今日は自分もレースを走るが、最後のグループで出走して追い上げていくので、ニュートラルからスペアホイールをもらえないケースでは追いついた時点でホイールを提供すること、サイズが合う人になら自転車も提供すること、そのためペダル交換の工具を積んでおくことなどを皆に告げた。
総合成績にチャンスがある選手へのサポートは、チームとしては大切なこと。今回は私はツアーのコーディネイト役もしているので、ゲスト参加者には提供することがホストの役目だからだ。
とはいえ、走らなかった昨ステージは、多くの友人達に「カモーン!一緒に楽しもう(苦しもう)ぜ!」と言われ続けた(笑)。私自身も楽しまなくては!
コースは序盤に昨ステージのコースをなぞり、途中から大ループの周回コースへ。その後、昨日KOMのあった地点に近いダムへの上りを登ってゴールする。ラスト3kmが上りで、最後の200mが激坂だという。600mの平坦の先のゴール地点は、タイ最大のダム湖、シーナカリン湖だ。
スタートしてから平坦路での平均スピードが高い。勝負どころは後半だが、レースはいつもアグレッシブで逃げを試みる選手が多い。
昨日一日休んだ私の身体はフレッシュで、走れること!。いや、相対的に他の選手がどれだけ疲労を貯めこんでいるかがよく分かる。ステージレースはやはり日々蓄積する疲労との戦いであることを、自分が1日休んだことで認識することができた。プロのレースでもあるステージでわざと遅れた選手が、翌日ステージ優勝を挙げたりするのはこういった体力配分があってのことなのだと、身を持って理解できた。
今日も気温は高く、水をかぶりながら走る。このレースでは原付に乗ったサポート隊からいつでもペットボトルの水を受け取ることができる。選手たちはそれを飲み、頭からかぶり、身体を冷却しながら走るのだ。空のペットボトルをコースに捨てるのが気がとがめるが、聞けば捨てられたペットボトルの回収・換金を生業にしている人がいるから、気にしなくともよいそうだ。それを聞いてからは道路脇の見えるところに残るように転がすことにしている。
私の走った40代クラスはチームメイトのセバスチャンがアタックを繰り返すが、チームメイトたちの力がないのでアシストは無理。私も集団先頭で追走を抑えることはできても、一緒に逃げたりはできない。他のチームのチームプレイが機能しているだけに歯がゆい。
どのクラスも、とくにイギリスのクラブチームのスペシャライズド・マーヴェリックスが強い。チームプレイも巧みで、その動きはプロのようだ。こういった常連チームが多いので、このレースの走りは洗練されている。レースの走り方を体験するにももってこいのレースだ。
そしてレディースを含むグループで落車が発生。智野真央が巻き込まれてしまう。チームメイトが落車したことに気づいた戸田さん。スタート前の朝の言葉通り、智野選手が再乗車するのを待つと、前を引きながら2人で集団復帰を目指す牽引を始めた。無事に集団に追いついた智野選手は4位でフィニッシュ。
注目のオープンクラス優勝者はマーク・クック(ダイレクトアジア・香港)。25歳の誕生日を自ら祝う勝利だ。彼は今年の後半に日本に移住して、ニールプライド・メンズクラブJPTチームに加入するかもしれないという。
11時半にはレースが終わり、美しいダム湖のほとりでランチ。昼すぎまで皆でのんびりと食事をしてからホテルに帰る。
今回我々のチームは香港のEPIC CYCLINGとの2チーム合同で2人のタイ人マッサージャーを雇用して帯同してもらっている。18人全員は無理だが、一日10人はその恩恵に預かれる。ちなみに一人あたりの予算は1回1800円ほどだ。賃金の安いタイでなら、ホビーチームでもこんな「プロチームっぽいこと」ができるのだ。
第5ステージ Pavillion Rim Kwai Resort 〜Woosen Tah Reo 90km
最終ステージ。当初60kmで行われる予定だったコースが、前日の夕方になって+30kmの90㎞で行われることになった。短縮ならわかるが、長くなるのは何故? その理由は誰にもわからない。このレースではよくあること(笑)。
走りだしてみると本来のコースとは逆へ進む。どうやら15kmを往復した30kmがパレード区間になるようだ。しかしニュートラル区間であるはずなのにアタックの応酬となる。
ニールプライド・ジャパンのセバスチャンが独走を試みるも、10km以上の努力の甲斐なく捕まる。最終日は平坦ゴールのため、誰もが鼻息荒く狙っているのだ。バンコク方面へ向けて、田舎から徐々に市街地へと入っていく。
最後のゴールスプリントではラスト2kmで日本人チームのネクストステージの隊列が発車! しかしゴールまでは集団のスピードも上がっているので決まらない。
ラスト1km地点で筋骨隆々のルクセンブルグ人によるゴールスプリントが開始されたが、あまりに早すぎたためにゴール500m前で失速。そこからさらに別のイギリス人選手による、それでもまだまだ早すぎるスプリント第2弾が開始。しかしそれもあえなく失速。セバスチャンはそれらをうまく利用して自身のリードアウトにして、勝利のゴールスプリントを決めた。
このあたりのセバスチャンの読みはさすがに元プロ選手の経験だ。彼は最初のアタックが不発に終わった後、冷静に全選手を観察して勝つ方法を探っていたという。「ここまでのステージでことごとく勝ちを逃してきたので、絶対に勝利が必要だった」と。レースを振り返るその言葉、そして皆に説明してくれる戦略からは、豊かな経験値を感じることができる。話していて学ぶものが多かった。
もっとも、エイジクラスのレース技術はまだまだ経験不足を感じるほどなので、レベルはそれほど高くないといえる。だから日本人ホビーレーサーにもチャンスは大きくある。
私自身も、集団が長く伸びて危険が減り、人を次々利用して前へと上がっていくことができた。いつもなら危険なスプリントには参加しないと決めているので、久々に血が騒ぐ経験ができた。
そしてニールプライドバイク部門最高責任者のマイク・プライドも3位に入賞した。マイクはウィンドサーフィンからマリンスポーツ界まで事業を展開する巨大ブランドのニールプライド社の御曹司で、自らの情熱でバイク部門を設立したその人。世界を股にかけるビジネスマンであるため練習する時間は少ないそうだが、そのバイクファナティックぶりを証明してみせた。
そして女子は智野真央がゴールスプリントで第2ステージに次ぐステージ2勝目を挙げ、総合も3位に。ニールプライドとEPIC CYCLINGの2チームにとっては最高の結果で締めくくれた。
日本人ではネクストステージの仲代さんが30歳代でステージ2位、BMレーシングの池田さんがマスターで総合2位を獲得。50歳代でネクストステージの杉本さんが8位、30歳代でプロジェクト8の池田さんが6位と、日本人サイクリストたちも多く表彰台に上った。
栄えあるオープンクラスの総合優勝はウー・キン・サン(チャンピオンシステム)が獲得した。総合を狙った武井亨介(Forza)は総合2位に。
5日間・577kmのレースが幕を閉じた。ツアー・オブ・フレンドシップはアマチュアのホビーレーサーが出場できる、アジアでもっともホットでフレンドリーなステージレース。
じつはこの大会、今年の存続が危ぶまれる危機にあった。それまで大会はディレクターのクン・カイ女史と、その夫のポン氏の2人が主催者となり運営されてきた。ところが昨年末にポン氏が自転車の練習中に心臓発作をおこし、急逝。カイさんがひとりで開催にこぎつけたのだ。
レース後、無事大会が終了したことに感極まって涙を流すカイさん。参加者のほとんどが不幸を乗り越えての開催であることを知っていたため、カイさんへの感謝の拍手が鳴り止まなかった。カイさん同様、涙を流して大会のこと、スタッフたちを讃える参加者たち。いつにもまして一体感のある大会となった。
2015年度大会の開催日は5月2〜6日になるという。日本はゴールデンウィークとなり、多くの人が参加しやすくなるなるだろう。ツアー・オブ・フレンドシップはますます国際化しそうだ。
この素晴らしい体験ができるステージレースを、一人でも多くの日本のホビーサイクリストに体験してほしいと願っています。
(綾野 真/シクロワイアード)
photo&text:Makoto.AYANO
Stage4 フォトギャラリー(FaceBook)
Stage5 フォトギャラリー(FaceBook)
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