2014/05/03(土) - 12:01
ファビアン・カンチェラーラらトレックファクトリーレーシングが使用し、ロンド・ファン・フラーンデレン連覇やパリ〜ルーベの勝利など数々のビッグレースでの活躍に貢献してきたトレック Domane(ドマーネ)。そのハイエンドモデルに待望のディスクブレーキモデルが追加された。
ファビアン・カンチェラーラ(スイス)がパリ~ルーベやロンド・ファン・フラーンデレに登場するパヴェ(石畳)を制するために開発されたDomane。あらゆるシチュエーションで発揮される走破性と快適性、レースシーンにも対応する走行性能など、その優れたポテンシャルを発揮できるフィールドを更に広げるために開発されたのがディスクブレーキ搭載の「Domane 6.9 Disc」だ。
ブレーキは前後共にポストマウント方式とされ、リアキャリパーはチェーンステーに装着される。ローターはより高い制動力を求めて、ディスクロードとしては大径の160mmが標準でアッセンブルされる。なお、ディスクブレーキに対応するためにリアエンド付近の造形やワイヤーの取り回しが大きく変更された。また、シートステーはやや太くなった印象で、恐らくブレーキ取り付け部分を中心にカーボンのレイアップを変更し強度の向上を図っていると予想される。
ブレーキ以外での最大のトピックスは、前後共にホイールの固定方法をロードバイクでは一般的なクイックレリーズに代わって、スルーアクスルとしたこと。サイズはフロントが15×100mm、リアが12×142mmとMTBの主流規格を採用している。トレックによれば、スルーアクスル化によってフレームとホイールの結合部の高剛性化に成功し、これまで以上に正確なハンドリングとコーナーリングを実現しているという。また、アダプターを用いることでクイックリリースによる固定にも対応し、様々なホイールを装着可能とした。
また、フロントフォークやシートステー、チェーンステーのクリアランスを拡大し、キャリパーブレーキ仕様と比較して更に幅広なタイヤやそれに対応するフェンダーに装着可能としたことも大きな特徴だ。
ディスクブレーキ搭載による変更点が多数あった一方で、キャリパーブレーキ仕様から引き継がれている点も多い。Domaneの最たる特徴であり、シートポスト下のチューブ集合部とフロントフォークに搭載されるIsoSpeed(アイソスピード)テクノロジーももちろん採用される。シートチューブをトップチューブとシートステーから切り離し、ピボットリンクを介して前後方向にしなる革新的なフレーム構造と、後方へオフセットさせたフロントフォークによって未舗装路や荒い路面でも高い安定性を生み出すことに成功している。
販売パッケージは完成車のみとなり、コンポーネントはシマノ9070系デュラエースDi2とR785ロードディスクという組み合わせ。ホイールはDomane 6.9 Discにあわせて開発されたチューブレスレディーの「ボントレガー AFFINITY ELITE」。タイヤは25mm幅ながら200gと軽量なボントレガーのクリンチャータイヤ「R3」をセット。その他、ハンドル周りやサドルはボントレガーの「RXL」グレードで揃えられる。
サイズは50、52、54、56、58cmの5種類が揃う。カラーはMatte Trek Black / Gloss Trek Blackのみ。価格は900,000円(税込)で、2014年6月上旬の入荷を予定している。
トレック ロードバイクブランドマネージャー マイケル・マイヤー氏のコメント
「Domaneの発表で、今までロードバイク界に存在しなかった新しい潮流を生み出すことに成功しました。今回、Domaneのラインナップにディスクブレーキモデルが加わることによって、ユーザーの皆様にDomaneの使用方法、使用場所ともに新たな可能性を見つけていただければと思います」
トレック Domane 6.9 Disc
コンポーネント:シマノ 9070系デュラエースDi2 / R785ロードディスク
ホイール:ボントレガー AFFINITY ELITE TLR ROAD DISC WHEELS
サイズ:50、52、54、56、58cm
カラー:Matte Trek Black / Gloss Trek Black
価 格:900,000円(税込)
入 荷:2014年6月上旬(予定)
ファビアン・カンチェラーラ(スイス)がパリ~ルーベやロンド・ファン・フラーンデレに登場するパヴェ(石畳)を制するために開発されたDomane。あらゆるシチュエーションで発揮される走破性と快適性、レースシーンにも対応する走行性能など、その優れたポテンシャルを発揮できるフィールドを更に広げるために開発されたのがディスクブレーキ搭載の「Domane 6.9 Disc」だ。
ブレーキは前後共にポストマウント方式とされ、リアキャリパーはチェーンステーに装着される。ローターはより高い制動力を求めて、ディスクロードとしては大径の160mmが標準でアッセンブルされる。なお、ディスクブレーキに対応するためにリアエンド付近の造形やワイヤーの取り回しが大きく変更された。また、シートステーはやや太くなった印象で、恐らくブレーキ取り付け部分を中心にカーボンのレイアップを変更し強度の向上を図っていると予想される。
ブレーキ以外での最大のトピックスは、前後共にホイールの固定方法をロードバイクでは一般的なクイックレリーズに代わって、スルーアクスルとしたこと。サイズはフロントが15×100mm、リアが12×142mmとMTBの主流規格を採用している。トレックによれば、スルーアクスル化によってフレームとホイールの結合部の高剛性化に成功し、これまで以上に正確なハンドリングとコーナーリングを実現しているという。また、アダプターを用いることでクイックリリースによる固定にも対応し、様々なホイールを装着可能とした。
また、フロントフォークやシートステー、チェーンステーのクリアランスを拡大し、キャリパーブレーキ仕様と比較して更に幅広なタイヤやそれに対応するフェンダーに装着可能としたことも大きな特徴だ。
ディスクブレーキ搭載による変更点が多数あった一方で、キャリパーブレーキ仕様から引き継がれている点も多い。Domaneの最たる特徴であり、シートポスト下のチューブ集合部とフロントフォークに搭載されるIsoSpeed(アイソスピード)テクノロジーももちろん採用される。シートチューブをトップチューブとシートステーから切り離し、ピボットリンクを介して前後方向にしなる革新的なフレーム構造と、後方へオフセットさせたフロントフォークによって未舗装路や荒い路面でも高い安定性を生み出すことに成功している。
販売パッケージは完成車のみとなり、コンポーネントはシマノ9070系デュラエースDi2とR785ロードディスクという組み合わせ。ホイールはDomane 6.9 Discにあわせて開発されたチューブレスレディーの「ボントレガー AFFINITY ELITE」。タイヤは25mm幅ながら200gと軽量なボントレガーのクリンチャータイヤ「R3」をセット。その他、ハンドル周りやサドルはボントレガーの「RXL」グレードで揃えられる。
サイズは50、52、54、56、58cmの5種類が揃う。カラーはMatte Trek Black / Gloss Trek Blackのみ。価格は900,000円(税込)で、2014年6月上旬の入荷を予定している。
トレック ロードバイクブランドマネージャー マイケル・マイヤー氏のコメント
「Domaneの発表で、今までロードバイク界に存在しなかった新しい潮流を生み出すことに成功しました。今回、Domaneのラインナップにディスクブレーキモデルが加わることによって、ユーザーの皆様にDomaneの使用方法、使用場所ともに新たな可能性を見つけていただければと思います」
トレック Domane 6.9 Disc
コンポーネント:シマノ 9070系デュラエースDi2 / R785ロードディスク
ホイール:ボントレガー AFFINITY ELITE TLR ROAD DISC WHEELS
サイズ:50、52、54、56、58cm
カラー:Matte Trek Black / Gloss Trek Black
価 格:900,000円(税込)
入 荷:2014年6月上旬(予定)
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