アメリカのガーミン・シャープが2014年度のジャージデザインを発表した。変わらずアーガイル柄のブルージャージだが、背中にはWWF(世界自然保護基金)のパンダロゴが入る。



ガーミン・シャープ2014ジャージガーミン・シャープ2014ジャージ photo:Garmin Sharp

勝利に向かって走るダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン・シャープ)と、追走するパンダ勝利に向かって走るダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン・シャープ)と、追走するパンダ photo:Cor Vosリエージュ〜バストーニュ〜リエージュで初勝利に向かって走っているダニエル・マーティン(アイルランド)を追走し、話題となったパンダ(の着ぐるみ)。プレスリリースによると、マーティンの勝利以降、パンダはチームの現担ぎ的な存在となっている。毎回レースの重要な局面に差し掛かると決まってTwitterのタイムライン上がパンダの話題で埋まるという。

今回新たに発表されたガーミン・シャープのニュージャージは、背中のデザインを一新。縦に大きくガーミン社とシャープ社のロゴが入り、その横に小さくWWFのパンダのロゴが入る。背中の下部には運営会社スリップストリームのロゴも。これは背後を走る選手(スリップストリームに入っている選手)へのメッセージだ。

パンダのロゴはWWFとのコラボレーションによって実現した。「WWFとのパートナーシップを組み、人間が自然と共存するかけがえのない未来の創造に協力することを誇りに思う」と、チームのジョナサン・ヴォータースGMは語る。今後、チームはスポーツと自然保護を結びつける活動を行うという。

ジャージはカステリ製で、デザインだけでなく機能性も向上。ニュージャージをまとったチームは、オーストラリアのアデレードで開催されるツアー・ダウンアンダー(UCIワールドツアー)で初戦を迎える。

text:Kei Tsuji

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