2013/10/28(月) - 09:41
2013年ツール・ド・フランスで並居る強豪スプリンターを下し、ステージ4勝を上げたマルセル・キッテル(ドイツ、アルゴス・シマノ)。さいたまクリテリウムのレース前、最強スプリンターの仲間入りを果たした26歳のドイツ人に初来日の感想や、来年のツールに掛ける思いなどを訊いた。
ー日本へようこそ!今回は何度目の来日になりますか?
実は初めての来日なんだ。
ー初来日と言うことで、日本独自の文化にはいろいろと驚いていること思いますが、来日して初めてのツイートが「温水便座」に関するものでしたが。
(笑いながら)いやー、ホットシートには驚いたね。日本にはこれまでに見たことすら無い物が沢山あるけど特に衝撃だったよ。今ではとても気に入っている。
ー(クリテリウムの前日に行われた)相撲部屋の見学はどうでしたか?
日本の伝統的な文化に触れる事が出来てとても興味深かったね。相撲は正しく日本的なスピットのスポーツだと感じたよ。時々ユーロスポーツ(ヨーロッパのスポーツ専門放送局)で相撲が放映されて居ることは知っているけど、映像でも相撲は見たことなかったんだ。
ー日本の食べ物はお口に会いますか?
とても美味しいけど、特にお寿司が気に入ったよ。全体的にスポーツ選手でも気軽に食べれる、ヘルシーなものが揃っているね。それと、チームメイトのティマーから聞いたコーベビーフ(神戸牛)のことが気になるね。
ー夜の日本はどうでしたか?
まず、昨日の夜は外出してないよ(笑)。ちゃんと寝てたさ!
ーここからはレースの事について教えて下さい。まず、今シーズンを振り返って。
今年のツール・ド・フランスでは4ステージで勝つことが出来たから、今までのキャリアの中で最も成功したシーズンと言えるね。僕がここまでの活躍出来た理由は、マーク・カベンディッシュ(イギリス、オメガファーマ・クイックステップ)やアンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル)、ペーター・サガン(スロバキア、キャノンデールプロサイクリング)に対してチーム力が優っていたからだと考えている。来年は彼らもチーム力を強化してくるだろうから、今度は僕自身がもっと速くなる必要がある。
ー現在のコンディションについては?
今は来シーズン向けてとてもリラックスしている状態で、今年のオフシーズンはシーズン終了直後にドバイに10日間ほど旅行に行ったりして過ごした。本格的なトレーニングは日本から戻った後、来週ぐらいから開始する予定だ。しかし、今日のレース(インタビュー後に行われたさいたまクリテリウム)は前向きに勝ちに行くつもりだ。
ー来年のツール・ド・フランスには出場しますか?
もちろん来年もツール・ド・フランスには出場するつもり。現在はツールまでに出場するレースを選定しているところだ。
ー先日発表された2014年ツールのコースの感想なども一緒に教えて下さい。
スプリンターにとっての活躍の舞台は第1週の半ばまでだろう。そこからは山岳ステージが多くなるから非常に苦しいレース展開になるはずだ。僕は特に第1ステージでの勝利を狙っている。勝てたらマイヨジョーヌを再び着ることが出来るからね。
ー(チームが使用する)フェルトの自転車についてはどの様な印象を持っていますか?
ツール・ド・フランスでのステージ4勝をはじめとして多くの勝利に貢献してきた高性能なバイクだ。特に僕みたいなスプリンターにとって重要な性能である剛性や強度が非常に高い。フェルトのバイクは僕らが開発に参加して、少しだけ剛性を強化して貰ってより駆動効率を高めているんだ。
ーこのクリテリウムはA.S.O.が主催ですが、ツール閉幕直後に行われるポストツールクリテリウムと違う点はありますか?
とても良くオーガナイズされている印象だね。オランダの興行レースと比較すると規模が大きいし、レースが白熱する展開になるんじゃないかな?
ー来年もさいたまクリテリウムが開催されたら来日してくれますか?
チャンスがあれば是非来日したいね。断る理由なんてどこにも無いさ。
text:Yuya.Yamamoto
ー日本へようこそ!今回は何度目の来日になりますか?
実は初めての来日なんだ。
ー初来日と言うことで、日本独自の文化にはいろいろと驚いていること思いますが、来日して初めてのツイートが「温水便座」に関するものでしたが。
(笑いながら)いやー、ホットシートには驚いたね。日本にはこれまでに見たことすら無い物が沢山あるけど特に衝撃だったよ。今ではとても気に入っている。
ー(クリテリウムの前日に行われた)相撲部屋の見学はどうでしたか?
日本の伝統的な文化に触れる事が出来てとても興味深かったね。相撲は正しく日本的なスピットのスポーツだと感じたよ。時々ユーロスポーツ(ヨーロッパのスポーツ専門放送局)で相撲が放映されて居ることは知っているけど、映像でも相撲は見たことなかったんだ。
ー日本の食べ物はお口に会いますか?
とても美味しいけど、特にお寿司が気に入ったよ。全体的にスポーツ選手でも気軽に食べれる、ヘルシーなものが揃っているね。それと、チームメイトのティマーから聞いたコーベビーフ(神戸牛)のことが気になるね。
ー夜の日本はどうでしたか?
まず、昨日の夜は外出してないよ(笑)。ちゃんと寝てたさ!
ーここからはレースの事について教えて下さい。まず、今シーズンを振り返って。
今年のツール・ド・フランスでは4ステージで勝つことが出来たから、今までのキャリアの中で最も成功したシーズンと言えるね。僕がここまでの活躍出来た理由は、マーク・カベンディッシュ(イギリス、オメガファーマ・クイックステップ)やアンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル)、ペーター・サガン(スロバキア、キャノンデールプロサイクリング)に対してチーム力が優っていたからだと考えている。来年は彼らもチーム力を強化してくるだろうから、今度は僕自身がもっと速くなる必要がある。
ー現在のコンディションについては?
今は来シーズン向けてとてもリラックスしている状態で、今年のオフシーズンはシーズン終了直後にドバイに10日間ほど旅行に行ったりして過ごした。本格的なトレーニングは日本から戻った後、来週ぐらいから開始する予定だ。しかし、今日のレース(インタビュー後に行われたさいたまクリテリウム)は前向きに勝ちに行くつもりだ。
ー来年のツール・ド・フランスには出場しますか?
もちろん来年もツール・ド・フランスには出場するつもり。現在はツールまでに出場するレースを選定しているところだ。
ー先日発表された2014年ツールのコースの感想なども一緒に教えて下さい。
スプリンターにとっての活躍の舞台は第1週の半ばまでだろう。そこからは山岳ステージが多くなるから非常に苦しいレース展開になるはずだ。僕は特に第1ステージでの勝利を狙っている。勝てたらマイヨジョーヌを再び着ることが出来るからね。
ー(チームが使用する)フェルトの自転車についてはどの様な印象を持っていますか?
ツール・ド・フランスでのステージ4勝をはじめとして多くの勝利に貢献してきた高性能なバイクだ。特に僕みたいなスプリンターにとって重要な性能である剛性や強度が非常に高い。フェルトのバイクは僕らが開発に参加して、少しだけ剛性を強化して貰ってより駆動効率を高めているんだ。
ーこのクリテリウムはA.S.O.が主催ですが、ツール閉幕直後に行われるポストツールクリテリウムと違う点はありますか?
とても良くオーガナイズされている印象だね。オランダの興行レースと比較すると規模が大きいし、レースが白熱する展開になるんじゃないかな?
ー来年もさいたまクリテリウムが開催されたら来日してくれますか?
チャンスがあれば是非来日したいね。断る理由なんてどこにも無いさ。
text:Yuya.Yamamoto
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