キャノンデール・ジャパンが東日本大震災の復興支援プロジェクトとして行なってきた活動の結果報告をまとめた。同社社員による募金とマッチング義援金”プログラム、国内自転車販売金額の5%の寄付、そして被災地に300台の自転車を無償提供する活動などの報告だ。

トラックに積み込んだバイクを届けに被災地へ向かうキャノンデール・ジャパンのスタッフトラックに積み込んだバイクを届けに被災地へ向かうキャノンデール・ジャパンのスタッフ 全国のプロショップが自転車の組立に協力した全国のプロショップが自転車の組立に協力した

キャノンデール・ジャパン株式会社(本社:大阪府大阪市西区、マリオ・スタイン社長)は、かつて阪神淡路大震災の際に得た教訓をもとに、2011年3月の東日本大震災の被災地への支援活動を決め、4月より主に以下の3つの活動を柱に被災地復興支援プロジェクトを行なってきた。

まずはキャノンデールの自転車300台の提供。これには全国の販売店の協力を得て、自転車を組み立てて、乗れる状態にしてから社員たちがトラックで被災地へと運んだ。自転車は交通の便が途切れた被災地で貴重な移動手段として活用されている。

また、キャノンデール及びドレルインダストリー社のグループ会社の全社員1,200人からの募金を募り、さらに「マッチング義援金」として、募金総額と同額を拠出。加えて対象期間中に販売された自転車の売上の5%を寄付。そしてジャパンカップにおいて来日したイヴァン・バッソ選手やリクイガス・キャノンデールの選手のグッズなどをもとにチャリティーオークションを行い、売上全額を寄付。総計で13,504,479円の義援金を日本赤十字社に寄付した。

バイクを送り出すプロショップのスタッフたちバイクを送り出すプロショップのスタッフたち 届けられた自転車を受け取る被災地の中学生たち届けられた自転車を受け取る被災地の中学生たち

キャノンデール・ジャパンでは、今回の支援活動において、主に自転車300台を全国のプロショップの協力を得て被災地に贈る様子をビデオにまとめて公開している。

300台の自転車に込められた思い

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