2018/06/05(火) - 09:07
今年で35回目を迎えるシマノ鈴鹿ロードが8月18・19日(土、日)に開催される。国内最大規模のサイクルイベントとして、全国からサイクリストが集まる自転車の祭典だ。今回はシマノ鈴鹿ロードレースクラシックが全日本選手権申込資格獲得大会となるほか、ディスクブレーキロードで参加できる種目が増加している。
夏を締めくくるロードバイクの大運動会として認知されている「シマノ鈴鹿ロード」。今年で35回目を迎える老舗ロードバイクイベントとして全国からのべ1万人以上のサイクリストが集まる国内最大級のサイクルイベントの一つである。今年は8月18・19日(土、日)に開催され、ロードレース、タイムトライアル、エンデュランスなど様々な種目が行われる。
舞台となるのは1962年に日本初の本格的な国際レーシングコースとして完成した三重県鈴鹿市の「鈴鹿サーキット」。全18コーナーを有し、全長5.807kmという日本最長の長さを持つサーキットである。そんな日本のモータースポーツ文化の発展の礎となったフルコースを2日間に渡って使用する。
レース種目はビギナーや子ども向けのものから実業団選手やプロ選手出場するハイレベルなものまで様々。初心者から上級者まで多くのサイクリストが一緒になって楽しめるのがシマノ鈴鹿ロードなのだ。中でも大きなトピックは2つ。最上位レースである「シマノ鈴鹿ロードレースクラシック」が全日本選手権申込資格大会に認定されたこと。そしてもう一つはディスクブレーキロードで出場出来る種目が大幅に増えたことだ。
もちろん、例年どおり、安全講習会付きの「体験レース」や初心者、中級者、上級者にレベル分けされた「2周/3周/5周の部」。またユースの小学生の部は学年別に小学1-2年、3-4年、5-6年と3クラスに細分化されており、学齢差による体力差が出ないように配慮されている。また、数多くのブランドが出展するプロモーションブースも設けられ、最新モデルの展示や試乗を行う事が出来るのだ。まさに自転車尽くしの2日間になること間違いなし。
楽しく安心なレースを支える安全対策
12,000人もの参加者を誇るシマノ鈴鹿ロード。そんな大規模でもより多くの人に楽しんでもらいたいということで、様々な安全対策に取り組んでいる。その最たるものが「レース初心者講習会」の開催。ロードレースの基礎知識や鈴鹿サーキットの転倒多発地点とその原因などを分かりやすくレクチャーする座学である。これを2日間で計16回開催する力の入れよう。もちろんレース初心者でなくとも受講することが出来るし、ためになることも多いので、是非参加して欲しい。
また、事故を未然に防ぐためのテクニカルサポートはもちろんの事、熱中症対策のための大型ミスト扇風機、テント型シャワーを装置することで、レースでオーバーヒートした身体を冷やすこともできる。そして万が一に備え、収容車及びコース立哨員へ約20台のAEDを配置。F1の事故にも対応出来る救護室には複数の医師、看護師を配置することで万全の安全体制を確立している。(シマノ鈴鹿ロードの安全体制に関してはこのレポートをチェック。)
レースをより厳しく白熱した展開にするスプリント賞
レースをより魅力的で厳しいものにするスプリント賞も継続して実施。スプーンコーナー、ダンロップコーナー、フィニッシュラインにそれぞれスプリントポイントを設定しゴール時の合計点が最も多い選手を表彰する制度だ。ゴールの着順とは別に表彰されるため、より白熱したレース展開になること間違いなしだ。
それでは2日間に渡る自転車大運動会、シマノ鈴鹿ロードレースの種目を紹介していこう。大きく分けて1人で参加するソロ種目と仲間と参加するチーム種目がある。
ソロ種目
小学生の部 キッズライダーの晴れ舞台となる小学生の部。1-2年生、3-4年生、5-6年生の部という学年別かつ男女別にカテゴリー分けされており、体力差がない分、白熱したレースが展開されることだろう。車種制限がないためロードバイクでもマウンテンバイクでも出走可能だ。ディスクブレーキロードも使用可能である。
中学生の部 フルコースを2周11.6kmで争われる中学生の部。将来有望な中学生ライダーによる大人顔負けのレースが展開されることだろう。体験レースを卒業したビギナー中学生にも最適だ。出場車種はロードバイクに限られ、スプリント賞の設定もある。
体験レース レース経験の無いビギナーでも参加できる初心者のための種目。参加者は事前に「レース初心者講習会」への参加が義務付けられており、安心して参加することが出来るだろう。男女一斉に参加し、フルコースを一周する。タイム計測はするが、表彰は行われない。ディスクブレーキロードも出場可能だ。
ディスクブレーキロードの部 今年から他の種目でもディスクブレーキロードの出走が可能となっているが、ディスクブレーキロード限定のレースも昨年に引き続き開催される。コースはフルコースを1周となっており、ディスクブレーキの真価を思う存分発揮させよう。
1時間サイクルマラソン 体験レースを卒業した後、サーキットを思いっきり自分のペースで走りたいという人にオススメ。親子やカップルも参加する人気種目で、西コースを1時間たっぷり走り、多くのサイクリストがいる集団での振舞い方を覚えるのに最適な種目となっている。
2周の部/2周の部女子 一皮向けた初級者から中級者にお届けしたいのが2周の部。フルコースを2周使い、レースの展開や戦略を身につける事が出来る登竜門的なレースだ。比較的短距離なため、スタミナに自信がない人にもピッタリ。より高いレベルのレースを目指す、向上心のあるライダーにオススメの種目だ。スプリント賞の設定もある。
3周の部/3周の部女子 フルコースを3周、17.4kmで争われる3周の部。女子クラスも設けられ、年齢区分なしでJCF登録の有無も問わないクラスだ。集団内での駆け引きやアタック合戦など、ロードレースの醍醐味を味わえる。スプリント賞も設定される。
5周の部 フルコースを5周という29kmで争われるレース。周回数が長いため、より高いレベルのスピードとスタミナそしてテクニックが求められる本格的な種目だ。JCF登録者の出場可能で、女子クラスの設定はないが、女子選手のエントリーももちろん可能だ。
マスターズ40+/50+/60+ 40歳以上のライダーによる各年齢別のレースだ。コースはフルコースを2周で行われ、同年代最強ライダーを決める戦いとなるだろう。参加年齢の上限はなく、年齢より若いクラスに戦いを挑むことも出来る。こちらもスプリント賞の設定がある。
エリート フルコースを7周40.6kmで争われるのがエリートクラス。今年はディスクブレーキロードでの出場も可能となった。クラシックに次ぐ長距離のカテゴリーとなっており、ハイレベルな戦いが予想される。ロードレースに必要なスピード、スタミナ、戦略、運といった要素を求められる。JCF登録していなくても出場でき、スプリント賞の設定もある。
シマノ鈴鹿ロードレースクラシック シマノレーシングはじめ、国内トッププロ選手も出場するフルコース10周回58kmのレース。出場にはJCF登録が必要となる。全日本選手権申込資格獲得大会となるため、今年はより激しい戦いになるだろう。
個人タイムトライアル 集団での走行となる他の種目とは異なり、完全に1人だけで走り、そのタイムを競う個人タイムトライアル。2.2kmの予選、5.8kmの決勝で行われ、鈴鹿のスピードキングを決める種目となる。タイムトライアルバイク、エアロヘルメットの機材も使用可能で、バイクからウエアまでエアロに決めて出場するのもよし。ノーマルバイクやディスクブレーキロードでの出場も可能だ。
チーム種目
2時間エンデュランス シマノ鈴鹿ロードの中でも一番人気の種目がこちらの2時間エンデュランス。ソロ、2~4人チーム、レディースチーム、JCF登録者とカテゴリ分けが行われている。2時間目いっぱい鈴鹿サーキットを楽しむことが出来る種目だ。
チームタイムトライアル 1チーム3人~4人で先頭交代しながら走るチームタイムトライアルも用意される。国内ではなかなか行われることのない種目ということもあり、仲間と協力して最速を目指して欲しい。JCF登録者と未登録者、レディースの3クラスが用意されており、未登録者とレディースのレースは土日の両日開催となり、ディスクブレーキロードでの参加も可能となった。
5ステージ・スズカ ツール・ド・フランスさながらのステージレースが体験できる5ステージ・スズカ。個人とチームの総合優勝をかけ5つのレースを戦い抜く。個人とチームのタイムトライアル種目と3つのロードレースを2日間かけて行う。グランツールを駆けぬける選手になりきって、ロードレースの魅力を堪能しよう。
当日受け付け種目(無料)
バンビーノ お父さんお母さんにとっては自分のレースよりも盛り上がる事が出来るであろう未就学児によるレース。ストライダーや補助輪付き自転車で駆け抜ける様は盛り上がること間違いなし。ビデオや写真に残せば最高の思い出になるだろう。ゴールでは参加賞が配られる。
ウィーラースクール ロードバイクの安全走行や集団走行に不可欠な基礎知識が学べるスクール。国内のトッププロから学ぶ事が出来る貴重な機会だ。自転車に乗る楽しみを体験できる未就学児と小学生を対象にしたスクールと、安全に走る技術を習得できる大人向けスクールに分かれている。シマノ鈴鹿ロードの他の種目に参加している人は無料で参加でき、それ以外は1,000円となる。大会当日の申し込みも可能だ。
これらの種目以外にも会場では様々な催しものが企画される。出展社プロモーションブースでは話題の最新バイクが多数展示され、試乗することも可能となっている。完成車以外にも、コンポーネントやサイクルパーツ、ウェアなどが勢揃いする予定だ。各ブランドの専門スタッフも来場するため、製品について直接詳しい説明を聞くことが出来る。
そしてサイクルナビゲーター絹代さんによる女性のためのスポーツバイク講座や、管理栄養士の河南こころさんによる食事講座という2つの座学講習会が「知っ得講座」と題して行われる。サイクルライフをより楽しくするために聞いてみてはいかがだろうか。会場は空調完備で快適なブリーフィングルームで、受講は無料だ。
大会の最後には恒例となった大抽選会を実施。ロードバイクや折りたたみ自転車といった完成車からフレームやホイールといったパーツ類まで、当たれば絶対うれしい豪華賞品が協賛各社から提供される。その他にもホテルの宿泊券や三重県の名産品なども当たる。当選番号を読み上げられた時に会場にいない場合は不当選となるため気をつけよう。
参加申し込み受付中!
シマノ鈴鹿ロード大会ホームページでは、新着情報が随時更新されている。競技規則など各種ルールからコース紹介や観戦ポイント、プログラム&タイムスケジュール、アクセス情報、昨年までの様子がわかる大会レポートなど、様々なコンテンツ満載でシマノ鈴鹿ロードのすべてが分かるサイトとなっている。参加申し込みはインターネットのみとなり、スポーツエントリー(個人参加種目)、(チーム参加種目)からの申し込みとなっている。2次募集は行われない。
第35回シマノ鈴鹿ロードレース/シマノ鈴鹿ロードレースクラシック
開催日:2018年8月18日(土)、19日(日)
会 場:鈴鹿サーキット(〒510-0295 三重県鈴鹿市稲生町7992)
募集期間:2018年5月11日(金)~7月9日(月)
申込方法:WEB
夏を締めくくるロードバイクの大運動会として認知されている「シマノ鈴鹿ロード」。今年で35回目を迎える老舗ロードバイクイベントとして全国からのべ1万人以上のサイクリストが集まる国内最大級のサイクルイベントの一つである。今年は8月18・19日(土、日)に開催され、ロードレース、タイムトライアル、エンデュランスなど様々な種目が行われる。
舞台となるのは1962年に日本初の本格的な国際レーシングコースとして完成した三重県鈴鹿市の「鈴鹿サーキット」。全18コーナーを有し、全長5.807kmという日本最長の長さを持つサーキットである。そんな日本のモータースポーツ文化の発展の礎となったフルコースを2日間に渡って使用する。
レース種目はビギナーや子ども向けのものから実業団選手やプロ選手出場するハイレベルなものまで様々。初心者から上級者まで多くのサイクリストが一緒になって楽しめるのがシマノ鈴鹿ロードなのだ。中でも大きなトピックは2つ。最上位レースである「シマノ鈴鹿ロードレースクラシック」が全日本選手権申込資格大会に認定されたこと。そしてもう一つはディスクブレーキロードで出場出来る種目が大幅に増えたことだ。
もちろん、例年どおり、安全講習会付きの「体験レース」や初心者、中級者、上級者にレベル分けされた「2周/3周/5周の部」。またユースの小学生の部は学年別に小学1-2年、3-4年、5-6年と3クラスに細分化されており、学齢差による体力差が出ないように配慮されている。また、数多くのブランドが出展するプロモーションブースも設けられ、最新モデルの展示や試乗を行う事が出来るのだ。まさに自転車尽くしの2日間になること間違いなし。
楽しく安心なレースを支える安全対策
12,000人もの参加者を誇るシマノ鈴鹿ロード。そんな大規模でもより多くの人に楽しんでもらいたいということで、様々な安全対策に取り組んでいる。その最たるものが「レース初心者講習会」の開催。ロードレースの基礎知識や鈴鹿サーキットの転倒多発地点とその原因などを分かりやすくレクチャーする座学である。これを2日間で計16回開催する力の入れよう。もちろんレース初心者でなくとも受講することが出来るし、ためになることも多いので、是非参加して欲しい。
また、事故を未然に防ぐためのテクニカルサポートはもちろんの事、熱中症対策のための大型ミスト扇風機、テント型シャワーを装置することで、レースでオーバーヒートした身体を冷やすこともできる。そして万が一に備え、収容車及びコース立哨員へ約20台のAEDを配置。F1の事故にも対応出来る救護室には複数の医師、看護師を配置することで万全の安全体制を確立している。(シマノ鈴鹿ロードの安全体制に関してはこのレポートをチェック。)
レースをより厳しく白熱した展開にするスプリント賞
レースをより魅力的で厳しいものにするスプリント賞も継続して実施。スプーンコーナー、ダンロップコーナー、フィニッシュラインにそれぞれスプリントポイントを設定しゴール時の合計点が最も多い選手を表彰する制度だ。ゴールの着順とは別に表彰されるため、より白熱したレース展開になること間違いなしだ。
それでは2日間に渡る自転車大運動会、シマノ鈴鹿ロードレースの種目を紹介していこう。大きく分けて1人で参加するソロ種目と仲間と参加するチーム種目がある。
ソロ種目
小学生の部 キッズライダーの晴れ舞台となる小学生の部。1-2年生、3-4年生、5-6年生の部という学年別かつ男女別にカテゴリー分けされており、体力差がない分、白熱したレースが展開されることだろう。車種制限がないためロードバイクでもマウンテンバイクでも出走可能だ。ディスクブレーキロードも使用可能である。
中学生の部 フルコースを2周11.6kmで争われる中学生の部。将来有望な中学生ライダーによる大人顔負けのレースが展開されることだろう。体験レースを卒業したビギナー中学生にも最適だ。出場車種はロードバイクに限られ、スプリント賞の設定もある。
体験レース レース経験の無いビギナーでも参加できる初心者のための種目。参加者は事前に「レース初心者講習会」への参加が義務付けられており、安心して参加することが出来るだろう。男女一斉に参加し、フルコースを一周する。タイム計測はするが、表彰は行われない。ディスクブレーキロードも出場可能だ。
ディスクブレーキロードの部 今年から他の種目でもディスクブレーキロードの出走が可能となっているが、ディスクブレーキロード限定のレースも昨年に引き続き開催される。コースはフルコースを1周となっており、ディスクブレーキの真価を思う存分発揮させよう。
1時間サイクルマラソン 体験レースを卒業した後、サーキットを思いっきり自分のペースで走りたいという人にオススメ。親子やカップルも参加する人気種目で、西コースを1時間たっぷり走り、多くのサイクリストがいる集団での振舞い方を覚えるのに最適な種目となっている。
2周の部/2周の部女子 一皮向けた初級者から中級者にお届けしたいのが2周の部。フルコースを2周使い、レースの展開や戦略を身につける事が出来る登竜門的なレースだ。比較的短距離なため、スタミナに自信がない人にもピッタリ。より高いレベルのレースを目指す、向上心のあるライダーにオススメの種目だ。スプリント賞の設定もある。
3周の部/3周の部女子 フルコースを3周、17.4kmで争われる3周の部。女子クラスも設けられ、年齢区分なしでJCF登録の有無も問わないクラスだ。集団内での駆け引きやアタック合戦など、ロードレースの醍醐味を味わえる。スプリント賞も設定される。
5周の部 フルコースを5周という29kmで争われるレース。周回数が長いため、より高いレベルのスピードとスタミナそしてテクニックが求められる本格的な種目だ。JCF登録者の出場可能で、女子クラスの設定はないが、女子選手のエントリーももちろん可能だ。
マスターズ40+/50+/60+ 40歳以上のライダーによる各年齢別のレースだ。コースはフルコースを2周で行われ、同年代最強ライダーを決める戦いとなるだろう。参加年齢の上限はなく、年齢より若いクラスに戦いを挑むことも出来る。こちらもスプリント賞の設定がある。
エリート フルコースを7周40.6kmで争われるのがエリートクラス。今年はディスクブレーキロードでの出場も可能となった。クラシックに次ぐ長距離のカテゴリーとなっており、ハイレベルな戦いが予想される。ロードレースに必要なスピード、スタミナ、戦略、運といった要素を求められる。JCF登録していなくても出場でき、スプリント賞の設定もある。
シマノ鈴鹿ロードレースクラシック シマノレーシングはじめ、国内トッププロ選手も出場するフルコース10周回58kmのレース。出場にはJCF登録が必要となる。全日本選手権申込資格獲得大会となるため、今年はより激しい戦いになるだろう。
個人タイムトライアル 集団での走行となる他の種目とは異なり、完全に1人だけで走り、そのタイムを競う個人タイムトライアル。2.2kmの予選、5.8kmの決勝で行われ、鈴鹿のスピードキングを決める種目となる。タイムトライアルバイク、エアロヘルメットの機材も使用可能で、バイクからウエアまでエアロに決めて出場するのもよし。ノーマルバイクやディスクブレーキロードでの出場も可能だ。
チーム種目
2時間エンデュランス シマノ鈴鹿ロードの中でも一番人気の種目がこちらの2時間エンデュランス。ソロ、2~4人チーム、レディースチーム、JCF登録者とカテゴリ分けが行われている。2時間目いっぱい鈴鹿サーキットを楽しむことが出来る種目だ。
チームタイムトライアル 1チーム3人~4人で先頭交代しながら走るチームタイムトライアルも用意される。国内ではなかなか行われることのない種目ということもあり、仲間と協力して最速を目指して欲しい。JCF登録者と未登録者、レディースの3クラスが用意されており、未登録者とレディースのレースは土日の両日開催となり、ディスクブレーキロードでの参加も可能となった。
5ステージ・スズカ ツール・ド・フランスさながらのステージレースが体験できる5ステージ・スズカ。個人とチームの総合優勝をかけ5つのレースを戦い抜く。個人とチームのタイムトライアル種目と3つのロードレースを2日間かけて行う。グランツールを駆けぬける選手になりきって、ロードレースの魅力を堪能しよう。
当日受け付け種目(無料)
バンビーノ お父さんお母さんにとっては自分のレースよりも盛り上がる事が出来るであろう未就学児によるレース。ストライダーや補助輪付き自転車で駆け抜ける様は盛り上がること間違いなし。ビデオや写真に残せば最高の思い出になるだろう。ゴールでは参加賞が配られる。
ウィーラースクール ロードバイクの安全走行や集団走行に不可欠な基礎知識が学べるスクール。国内のトッププロから学ぶ事が出来る貴重な機会だ。自転車に乗る楽しみを体験できる未就学児と小学生を対象にしたスクールと、安全に走る技術を習得できる大人向けスクールに分かれている。シマノ鈴鹿ロードの他の種目に参加している人は無料で参加でき、それ以外は1,000円となる。大会当日の申し込みも可能だ。
これらの種目以外にも会場では様々な催しものが企画される。出展社プロモーションブースでは話題の最新バイクが多数展示され、試乗することも可能となっている。完成車以外にも、コンポーネントやサイクルパーツ、ウェアなどが勢揃いする予定だ。各ブランドの専門スタッフも来場するため、製品について直接詳しい説明を聞くことが出来る。
そしてサイクルナビゲーター絹代さんによる女性のためのスポーツバイク講座や、管理栄養士の河南こころさんによる食事講座という2つの座学講習会が「知っ得講座」と題して行われる。サイクルライフをより楽しくするために聞いてみてはいかがだろうか。会場は空調完備で快適なブリーフィングルームで、受講は無料だ。
大会の最後には恒例となった大抽選会を実施。ロードバイクや折りたたみ自転車といった完成車からフレームやホイールといったパーツ類まで、当たれば絶対うれしい豪華賞品が協賛各社から提供される。その他にもホテルの宿泊券や三重県の名産品なども当たる。当選番号を読み上げられた時に会場にいない場合は不当選となるため気をつけよう。
参加申し込み受付中!
シマノ鈴鹿ロード大会ホームページでは、新着情報が随時更新されている。競技規則など各種ルールからコース紹介や観戦ポイント、プログラム&タイムスケジュール、アクセス情報、昨年までの様子がわかる大会レポートなど、様々なコンテンツ満載でシマノ鈴鹿ロードのすべてが分かるサイトとなっている。参加申し込みはインターネットのみとなり、スポーツエントリー(個人参加種目)、(チーム参加種目)からの申し込みとなっている。2次募集は行われない。
第35回シマノ鈴鹿ロードレース/シマノ鈴鹿ロードレースクラシック
開催日:2018年8月18日(土)、19日(日)
会 場:鈴鹿サーキット(〒510-0295 三重県鈴鹿市稲生町7992)
募集期間:2018年5月11日(金)~7月9日(月)
申込方法:WEB