2016/01/06(水) - 09:08
1月2日(土)、大阪、京都に3店舗を構えるスポーツサイクルショップ「シルベストサイクル」が主催する「渡船に乗っていく初もうでライド」が開催されました。大阪のベイサイドにある名所を渡船を使って巡ったゆったりサイクリングの様子をお伝えしましょう。
大阪に拠点を置くシルベストサイクルは、ロードバイクを得意とする大規模スポーツバイクショップ。ショップチームである「クラブシルベスト」は2015年のJBCF(全日本実業団自転車競技連盟)のJET(ジャパンツアーのプロカテゴリーを除く)で年間総合優勝を獲得した。つまりは、日本一速いプロサイクルショップでもあるということ。
そんな実績もあり、競技志向が強いと思われがちなシルベストサイクルですが、実は初心者にも優しいショップでもある。今回のサイクリングは、初級者でも参加しやすいようにと企画されたもの。女性スタッフが中心となって設定した、初級者の女性でも安全に無理なく走れるコースは自動車が少なく、ほとんどが平坦となる約30㎞のコース。自転車の楽しさ、そして拠点を置く大阪の道路を知りつくしているだけあって、コースは楽しさ満載なだけでなく、気遣いもバッチリだ。
その後は、年始でもにぎわいを見せるユニバーサルスタジオジャパンを横目に見ながら、今回一番の目玉でもある渡し船、天保山渡船場に到着。自転車をそのまま載せられるという渡船に、ドキドキわくわくしながら乗船する。しかも、この渡船はなんと乗船料無料なのだ。ちなみに大阪湾には天保山のほかにも7か所の渡船が今も運航しているんだとか。
対岸へは3分少しで着いてしまうけれど、天保山大観覧車がだんだんと迫ってくる様子や、大小さまざまな船が行き交う広大な大阪港を海の上から眺めているだけで、非日常感がたまらない。遠出しなくたって、十分に旅行気分を味わえるのだから、こんなにお得な体験もないはず。
3分のショートトリップを終え、船を下りれば本日の目的である初詣をするために港住吉神社へと向かう。港住吉神社は、かの有名な住吉大社の末社として、大阪港に出入りする船の安全を守るために祀られている由緒ある社。開発が進むベイエリアの中でも荘厳な雰囲気を保つ港住吉神社で、心と体を清めてお参りした後に引いたおみくじでは、女性同士で一喜一憂し、盛り上がる。
無事に初詣を済ませたあたりで、ちょうどお昼時に。お待ちかねのランチタイムは天保山マーケットプレイス内にある「なにわ食いしんぼ横丁」にて。大阪万博前、大阪が東京と並び立つように繁栄していた時代を再現した昭和レトロな館内に関西の老舗や名物が所狭しと並んでいるグルメスポットである。
大阪名物のたこ焼きはもちろんのこと、どて焼き丼、ドライカレー、ラーメンなどなど、何を食べるか決めるのに難儀するほどのラインアップ。中でも大人気だったのはここでしか買えないという「くまモンの豚まん」だ。たくさんの食べ物と仲間たちに囲まれると、なんだかパーティーをしているような気分になり、自然と女子トークも盛り上がる。
お腹一杯になった後は再び渡船に乗って、ユニバーサルスタジオ側へと戻る。「何度乗っても楽しい!」という声に、スタッフも思わず嬉しい笑顔に。帰り道となる北港通りも、普段は産業道路としてトラックが行き交っているけれど、お正月とあって静かな様子。そして無事にシルベスト梅田店へとゴールした。
「まるでアトラクションのような渡船に自転車と一緒に乗り、わくわくの気持ちで初詣。大阪こだわりのグルメも参加者の皆さんと一緒に味わえて、大満足の新春初ライドでした!これからも皆様のお力になっていけたら嬉しいです」とはシルベストサイクルみのおキューズモール店の徳丸みの里さん。そして、本イベントの立役者でシルベストサイクル統括室マネージャーの渕上記理子さんも「今日の初詣ライドは、ずっと笑顔が絶えなくて物凄く楽しいパワーいっぱいの時間でした」と、とびっきりの笑顔で語ってくれた。
最後は全員で一本締めし、新年がスタート。今後もシルベストサイクルでは年間を通してロードレース、トライアスロンに取り組みながら女性のフィッティングやとびっきりライド、講習会も企画していくという。次回のイベント開催は1月24日の「大阪すみっこライド」だ。現在、店頭にて参加者を募集中とのことなので、気になる方は是非申し込んでみては?
[img_assist|nid=188054|title=徳丸みの里さんによる今回走ったコースのツーリングマップ|desc=|link=node|align=center|width=730|height=]
text : 岡田由佳子
photo:中山正樹(シルベストサイクル京都店)
大阪に拠点を置くシルベストサイクルは、ロードバイクを得意とする大規模スポーツバイクショップ。ショップチームである「クラブシルベスト」は2015年のJBCF(全日本実業団自転車競技連盟)のJET(ジャパンツアーのプロカテゴリーを除く)で年間総合優勝を獲得した。つまりは、日本一速いプロサイクルショップでもあるということ。
そんな実績もあり、競技志向が強いと思われがちなシルベストサイクルですが、実は初心者にも優しいショップでもある。今回のサイクリングは、初級者でも参加しやすいようにと企画されたもの。女性スタッフが中心となって設定した、初級者の女性でも安全に無理なく走れるコースは自動車が少なく、ほとんどが平坦となる約30㎞のコース。自転車の楽しさ、そして拠点を置く大阪の道路を知りつくしているだけあって、コースは楽しさ満載なだけでなく、気遣いもバッチリだ。
その後は、年始でもにぎわいを見せるユニバーサルスタジオジャパンを横目に見ながら、今回一番の目玉でもある渡し船、天保山渡船場に到着。自転車をそのまま載せられるという渡船に、ドキドキわくわくしながら乗船する。しかも、この渡船はなんと乗船料無料なのだ。ちなみに大阪湾には天保山のほかにも7か所の渡船が今も運航しているんだとか。
対岸へは3分少しで着いてしまうけれど、天保山大観覧車がだんだんと迫ってくる様子や、大小さまざまな船が行き交う広大な大阪港を海の上から眺めているだけで、非日常感がたまらない。遠出しなくたって、十分に旅行気分を味わえるのだから、こんなにお得な体験もないはず。
3分のショートトリップを終え、船を下りれば本日の目的である初詣をするために港住吉神社へと向かう。港住吉神社は、かの有名な住吉大社の末社として、大阪港に出入りする船の安全を守るために祀られている由緒ある社。開発が進むベイエリアの中でも荘厳な雰囲気を保つ港住吉神社で、心と体を清めてお参りした後に引いたおみくじでは、女性同士で一喜一憂し、盛り上がる。
無事に初詣を済ませたあたりで、ちょうどお昼時に。お待ちかねのランチタイムは天保山マーケットプレイス内にある「なにわ食いしんぼ横丁」にて。大阪万博前、大阪が東京と並び立つように繁栄していた時代を再現した昭和レトロな館内に関西の老舗や名物が所狭しと並んでいるグルメスポットである。
大阪名物のたこ焼きはもちろんのこと、どて焼き丼、ドライカレー、ラーメンなどなど、何を食べるか決めるのに難儀するほどのラインアップ。中でも大人気だったのはここでしか買えないという「くまモンの豚まん」だ。たくさんの食べ物と仲間たちに囲まれると、なんだかパーティーをしているような気分になり、自然と女子トークも盛り上がる。
お腹一杯になった後は再び渡船に乗って、ユニバーサルスタジオ側へと戻る。「何度乗っても楽しい!」という声に、スタッフも思わず嬉しい笑顔に。帰り道となる北港通りも、普段は産業道路としてトラックが行き交っているけれど、お正月とあって静かな様子。そして無事にシルベスト梅田店へとゴールした。
「まるでアトラクションのような渡船に自転車と一緒に乗り、わくわくの気持ちで初詣。大阪こだわりのグルメも参加者の皆さんと一緒に味わえて、大満足の新春初ライドでした!これからも皆様のお力になっていけたら嬉しいです」とはシルベストサイクルみのおキューズモール店の徳丸みの里さん。そして、本イベントの立役者でシルベストサイクル統括室マネージャーの渕上記理子さんも「今日の初詣ライドは、ずっと笑顔が絶えなくて物凄く楽しいパワーいっぱいの時間でした」と、とびっきりの笑顔で語ってくれた。
最後は全員で一本締めし、新年がスタート。今後もシルベストサイクルでは年間を通してロードレース、トライアスロンに取り組みながら女性のフィッティングやとびっきりライド、講習会も企画していくという。次回のイベント開催は1月24日の「大阪すみっこライド」だ。現在、店頭にて参加者を募集中とのことなので、気になる方は是非申し込んでみては?
[img_assist|nid=188054|title=徳丸みの里さんによる今回走ったコースのツーリングマップ|desc=|link=node|align=center|width=730|height=]
text : 岡田由佳子
photo:中山正樹(シルベストサイクル京都店)
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