2012/11/13(火) - 08:41
サイクルモードに出展していた各ブースから、気になるアイテムをピックアップしてレポートする第3弾。今回も最新バイクなどなど、様々なプロダクトを紹介していきます。
東商会
ラピエールやサーヴェロなどのバイクからTOKENなどパーツ類まで幅広く取り扱う東商会は、今年のジロ・デ・イタリアで優勝したライダー・ヘジダル(カナダ、ガーミン・シャープ)の優勝バイクを展示。
ピンクの差し色が入れられたバイクは、低く遠いポジションを出すためにトップキャップを取り去ったヘッドと140mmのステムの組み合わせや、noQのチェーンリングなど各部にこだわりが見て取れるもの。トル・フースホフトのアルカンシェル仕様バイクも昨年に続き展示され、レースファンから熱い視線を受けていた。
そして気になる新製品が多く展示されていたのはTOKENブース。セット重量210gながら36,750円とリーズナブルなブレーキや、ディスクブレーキ用のシクロクロスカーボンホイール「T33CX」、アルミ+カーボンで前50mm、後80mmセットの「C580A」など話題には事欠かない。
ラピエールからはBB部分をフレームの中心としない画期的なMTB用BBシステム、PEND BOXのリニュアルバージョンを搭載したハイエンドDHバイク、「DH Team」が出品。よりよいペダリング効率を求めたこのシステムは、今後XCモデルにも普及していくという。
トライスポーツ
トライスポーツのブースでは、人気のニールプライドとエンヴィホイールを中心としたブースを展開。ニールプライド本社のマイク・ライス氏が来日し、積極的にブランドのPRに務めていた。注目は、軽量バイクの「ビューラSL」に9000系デュラエースと軽量パーツを組み込んで驚きの4.5kgを達成したデモバイク。「本当はまだまだ軽くできるけどね。」とはブース担当者の方。
驚異的な頑丈さを備えたというエンヴィのDHホイールやディスク対応フォーク、THM-カーボン社製のブレーキ内蔵フォーク、リキッドタイプになって使いやすくなった特殊オイル、イノテック105などなどマニア大注目の新製品が山積み状態。ニールプライドのサコッシュ&サイクルキャップセットも格安で販売され大人気だった。
BOMA(ボーマ)
サイクルモードフェスタで新型のCXバイクとTTマシンをお披露目したボーマだが、今回のサイクルモードで注目だったのは、フラッグシップロードモデルの「ヴェルノ」。シリコンを使って成形する製法を導入するなど、カーボンスペシャリストならではと言えるところ。
更にはこのヴェルノにアッセンブルされたプロトタイプのホイールにもフォーカスしたい。スポークは全て片側一体成型のカーボンという特殊な製法を採用し、剛性と軽量化に貢献しているという。現在は細かい部分の煮詰めを行なっている段階で、近日中にリリースが予定されているという。
他にも初お目見えのホイール。24インチや26インチの本格カーボンロードやパーツ群など多くの注目アイテムが展示され注目を御詰めていた。
ウェルドワン
モーターサイクルのトライアルバイク製作をルーツとし、京都でハンドメイドバイクの製作を行うウェルドワン。溶接技術大会関西1位となった経験を持つ小西栄二さんが製作するのは、焼き色や性能にこだわったチタンバイクだ。あえて曲げ加工や焼き色をつけることで魅力を高めたバイクは、無骨な美しさ漂うフォルムが特徴。
ニューモデルのロードバイクやMTBなどが展示される中、注目は実際にレースで使用中のトライアルバイク。モーターサイクルのリア構造からヒントを得た複雑なフォルムは要注目だ。初日には同じ京都出身の元自民党総裁の谷垣氏がブースを訪れたそうだ。
ダイワボウプログレス SOYOタイヤ
競輪発足当時から60年以上にわたり、競輪選手の脚となるNJS認定のタイヤを製造し続けているジャパンブランド、ソーヨー。
ブースでの注目はシームレスタイヤの製造行程を表した展示。2度に渡る職人の手作業によるケーシング仕上げなど、いかにして製品が生み出されているのかが理解できて非常に興味深いものだった。日曜日にはソーヨータイヤを使う湘南ベルマーレの橘田・紺野選手が来場し、ブースのPRに務めていた。
スギノ
クランクやチェーンリング、BBパーツなどの生産を行う老舗ブランド、スギノもブースを展開。注目は、ロンドンオリンピックのトラック競技で多くのメダル獲得をもたらしたチェーンリング、ZEN(禅)シリーズの新製品、TT/ロード用チェーンリング「ZEN STRADA」。CNC精密加工により静粛でブレの無い回転、スムーズなシフティングを実現し、高硬度のシフトピンの採用など究極のこだわりを魅せる逸品だ。
セラミックBBの新製品、ブルーカラーが特徴の「SUPER SERAMIC」シリーズも注目。幅広いBB企画に適合したラインナップが揃い、とてもユーザーフレンドリーだ。
text&photo:So.Isobe
東商会
ラピエールやサーヴェロなどのバイクからTOKENなどパーツ類まで幅広く取り扱う東商会は、今年のジロ・デ・イタリアで優勝したライダー・ヘジダル(カナダ、ガーミン・シャープ)の優勝バイクを展示。
ピンクの差し色が入れられたバイクは、低く遠いポジションを出すためにトップキャップを取り去ったヘッドと140mmのステムの組み合わせや、noQのチェーンリングなど各部にこだわりが見て取れるもの。トル・フースホフトのアルカンシェル仕様バイクも昨年に続き展示され、レースファンから熱い視線を受けていた。
そして気になる新製品が多く展示されていたのはTOKENブース。セット重量210gながら36,750円とリーズナブルなブレーキや、ディスクブレーキ用のシクロクロスカーボンホイール「T33CX」、アルミ+カーボンで前50mm、後80mmセットの「C580A」など話題には事欠かない。
ラピエールからはBB部分をフレームの中心としない画期的なMTB用BBシステム、PEND BOXのリニュアルバージョンを搭載したハイエンドDHバイク、「DH Team」が出品。よりよいペダリング効率を求めたこのシステムは、今後XCモデルにも普及していくという。
トライスポーツ
トライスポーツのブースでは、人気のニールプライドとエンヴィホイールを中心としたブースを展開。ニールプライド本社のマイク・ライス氏が来日し、積極的にブランドのPRに務めていた。注目は、軽量バイクの「ビューラSL」に9000系デュラエースと軽量パーツを組み込んで驚きの4.5kgを達成したデモバイク。「本当はまだまだ軽くできるけどね。」とはブース担当者の方。
驚異的な頑丈さを備えたというエンヴィのDHホイールやディスク対応フォーク、THM-カーボン社製のブレーキ内蔵フォーク、リキッドタイプになって使いやすくなった特殊オイル、イノテック105などなどマニア大注目の新製品が山積み状態。ニールプライドのサコッシュ&サイクルキャップセットも格安で販売され大人気だった。
BOMA(ボーマ)
サイクルモードフェスタで新型のCXバイクとTTマシンをお披露目したボーマだが、今回のサイクルモードで注目だったのは、フラッグシップロードモデルの「ヴェルノ」。シリコンを使って成形する製法を導入するなど、カーボンスペシャリストならではと言えるところ。
更にはこのヴェルノにアッセンブルされたプロトタイプのホイールにもフォーカスしたい。スポークは全て片側一体成型のカーボンという特殊な製法を採用し、剛性と軽量化に貢献しているという。現在は細かい部分の煮詰めを行なっている段階で、近日中にリリースが予定されているという。
他にも初お目見えのホイール。24インチや26インチの本格カーボンロードやパーツ群など多くの注目アイテムが展示され注目を御詰めていた。
ウェルドワン
モーターサイクルのトライアルバイク製作をルーツとし、京都でハンドメイドバイクの製作を行うウェルドワン。溶接技術大会関西1位となった経験を持つ小西栄二さんが製作するのは、焼き色や性能にこだわったチタンバイクだ。あえて曲げ加工や焼き色をつけることで魅力を高めたバイクは、無骨な美しさ漂うフォルムが特徴。
ニューモデルのロードバイクやMTBなどが展示される中、注目は実際にレースで使用中のトライアルバイク。モーターサイクルのリア構造からヒントを得た複雑なフォルムは要注目だ。初日には同じ京都出身の元自民党総裁の谷垣氏がブースを訪れたそうだ。
ダイワボウプログレス SOYOタイヤ
競輪発足当時から60年以上にわたり、競輪選手の脚となるNJS認定のタイヤを製造し続けているジャパンブランド、ソーヨー。
ブースでの注目はシームレスタイヤの製造行程を表した展示。2度に渡る職人の手作業によるケーシング仕上げなど、いかにして製品が生み出されているのかが理解できて非常に興味深いものだった。日曜日にはソーヨータイヤを使う湘南ベルマーレの橘田・紺野選手が来場し、ブースのPRに務めていた。
スギノ
クランクやチェーンリング、BBパーツなどの生産を行う老舗ブランド、スギノもブースを展開。注目は、ロンドンオリンピックのトラック競技で多くのメダル獲得をもたらしたチェーンリング、ZEN(禅)シリーズの新製品、TT/ロード用チェーンリング「ZEN STRADA」。CNC精密加工により静粛でブレの無い回転、スムーズなシフティングを実現し、高硬度のシフトピンの採用など究極のこだわりを魅せる逸品だ。
セラミックBBの新製品、ブルーカラーが特徴の「SUPER SERAMIC」シリーズも注目。幅広いBB企画に適合したラインナップが揃い、とてもユーザーフレンドリーだ。
text&photo:So.Isobe
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