2012/10/30(火) - 12:47
10月28日、信州の秋が深まる中、安曇野で信州シクロクロス第2戦が開催された。寒さが募るなか、新設コースで小坂正則(スワコレーシング)が丸山 厚(TEAM MASSA-ANDEX)との一騎打ちを制した。
北アルプス山麓の里山が紅葉で錦に染まる頃、安曇野CXは開催された。今年は新会場となる”ハロー安曇野「がんこおやじトンボ玉博物館」”園内にコースが設けられた。
蕎麦屋や名物の蜻蛉玉工房、土産屋などが並ぶ「がんこおやじの森」。観光客の立ち寄りスポットの一つで、園内にはミニSLも走る。コースは周辺の松林も利用して作られた、スピードとテクニックを調和させた設定。
天気予報は雨だったが、レース中は天候は持ちこたえた。森の中のレースコースは風が吹き込まず冷えこまない。
コースの多くが森の中だが、落ち葉と草に隠れた路面の土質は固く、ところどころ中央アルプスのふもとの山の石がむき出しになっており、これが勝負を分けることになった。曲がりくねったコースはテクニカルで、安全を期してMTBを選ぶ選手も。踏みの必要なところではシクロクロス車が有利だが、路面を選ばない29erのMTBにも有利な面が多かった。
カテゴリー1は11人出走で、6人がスワコレーシング。この日は白馬でのMTBJシリーズXCOと開催日がかぶったため、参加者は少なめだ。
スタート直後から小坂、丸山が力の差をみせつけて2人で抜け出す。ふたりは1時間後の最終周回までテールツーノーズの走りを続けた。
そして勝負どころの最終周回に入ったところで丸山がパンクしてしまう。小坂は戦うこと無く優勝を手にするが、小坂もゴールした直後に切れたタイヤサイドからエアの漏れるパンクを起こした。「タイミングの違いだけで勝てた」と小坂。パンクを誘う木の切り株や石に悩まされ続けた、気の抜けない1時間だったと言う。
カテゴリー2は29erのリジッドMTBに乗る堂城 賢(やまめ工房)とハードテールの26inchMTBに乗る 牧野 崇(COGS)とランデブー。3位争いのシクロクロスバイクの選手がパンクで消えるなか、「やまめ工房の生徒と先生」でワンツーフィニッシュを飾った。
女性のカテゴリーL1は宮内佐季子(Viento)だけが出走で男子と混走。L2は 綾野 桂子(チバポンズ)が独走を決めた。マスターズはこれまた29erのMTBに乗った森下 和志が勝利した。
カテゴリー1
1位 小坂 正則 スワコレーシングチーム 01:03:42
2位 丸山 厚 TEAM MASSA-ANDEX 00:45
3位 飯塚 隆文 スワコレーシングチーム 02:44
4位 矢野 大介 SpeedvagenCyclocrossTeam 08:06
5位 佐野 和也 CLUBviento 03:57(−1LAP)
6位 澤田 雄一 チーム サイクルマインド
カテゴリー2
1位 牧野 崇 COGS 00:39:37
2位 堂城 賢 やまめ工房 00:01
3位 岩波 信二 00:24
カテゴリー3
1位 二反田 雄一郎 ナーメ・アイランド信濃山形 00:31:25
2位 北澤 竜太郎 信大自転車部 00:02
3位 増田 和久 塩尻MRT 00:10
カテゴリーL2
1位 綾野 桂子 チバポンズ 00:30:56
2位 藤森 なおみ TEAM宝塚線 03:13
3位 中嶋 里美 04:20
マスターズ
1位 森下 和志 00:33:10
2位 茅野 利秀スワコレーシングチーム 01:10
3位 綾野 真 チバポンズ川口農園cyclowired 01:37
photo&text:Makoto.AYANO
北アルプス山麓の里山が紅葉で錦に染まる頃、安曇野CXは開催された。今年は新会場となる”ハロー安曇野「がんこおやじトンボ玉博物館」”園内にコースが設けられた。
蕎麦屋や名物の蜻蛉玉工房、土産屋などが並ぶ「がんこおやじの森」。観光客の立ち寄りスポットの一つで、園内にはミニSLも走る。コースは周辺の松林も利用して作られた、スピードとテクニックを調和させた設定。
天気予報は雨だったが、レース中は天候は持ちこたえた。森の中のレースコースは風が吹き込まず冷えこまない。
コースの多くが森の中だが、落ち葉と草に隠れた路面の土質は固く、ところどころ中央アルプスのふもとの山の石がむき出しになっており、これが勝負を分けることになった。曲がりくねったコースはテクニカルで、安全を期してMTBを選ぶ選手も。踏みの必要なところではシクロクロス車が有利だが、路面を選ばない29erのMTBにも有利な面が多かった。
カテゴリー1は11人出走で、6人がスワコレーシング。この日は白馬でのMTBJシリーズXCOと開催日がかぶったため、参加者は少なめだ。
スタート直後から小坂、丸山が力の差をみせつけて2人で抜け出す。ふたりは1時間後の最終周回までテールツーノーズの走りを続けた。
そして勝負どころの最終周回に入ったところで丸山がパンクしてしまう。小坂は戦うこと無く優勝を手にするが、小坂もゴールした直後に切れたタイヤサイドからエアの漏れるパンクを起こした。「タイミングの違いだけで勝てた」と小坂。パンクを誘う木の切り株や石に悩まされ続けた、気の抜けない1時間だったと言う。
カテゴリー2は29erのリジッドMTBに乗る堂城 賢(やまめ工房)とハードテールの26inchMTBに乗る 牧野 崇(COGS)とランデブー。3位争いのシクロクロスバイクの選手がパンクで消えるなか、「やまめ工房の生徒と先生」でワンツーフィニッシュを飾った。
女性のカテゴリーL1は宮内佐季子(Viento)だけが出走で男子と混走。L2は 綾野 桂子(チバポンズ)が独走を決めた。マスターズはこれまた29erのMTBに乗った森下 和志が勝利した。
カテゴリー1
1位 小坂 正則 スワコレーシングチーム 01:03:42
2位 丸山 厚 TEAM MASSA-ANDEX 00:45
3位 飯塚 隆文 スワコレーシングチーム 02:44
4位 矢野 大介 SpeedvagenCyclocrossTeam 08:06
5位 佐野 和也 CLUBviento 03:57(−1LAP)
6位 澤田 雄一 チーム サイクルマインド
カテゴリー2
1位 牧野 崇 COGS 00:39:37
2位 堂城 賢 やまめ工房 00:01
3位 岩波 信二 00:24
カテゴリー3
1位 二反田 雄一郎 ナーメ・アイランド信濃山形 00:31:25
2位 北澤 竜太郎 信大自転車部 00:02
3位 増田 和久 塩尻MRT 00:10
カテゴリーL2
1位 綾野 桂子 チバポンズ 00:30:56
2位 藤森 なおみ TEAM宝塚線 03:13
3位 中嶋 里美 04:20
マスターズ
1位 森下 和志 00:33:10
2位 茅野 利秀スワコレーシングチーム 01:10
3位 綾野 真 チバポンズ川口農園cyclowired 01:37
photo&text:Makoto.AYANO
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