2012/10/25(木) - 11:50
2010年に続き2度めの来日となったガーミン・シャープのジャパンカップ アフターパーティーがレース翌日の月曜夜に都内で開催された。フレンドリーな雰囲気のパーティの模様をレポートしよう。
外苑前のカフェレストランで開催されたこのパーティ。JC12出場チームの全メンバー、ネイサン・ハース、ダニエル・マーティン、スティール・ヴォン・ホフ、トーマス・スカリー、クリストフ・ルメヴェル、監督のチャン・マクレイ氏、メカニックのヴィクター・ジローナ・ヴィジャルバ氏、マッサーのギャリー・ベケット氏が勢揃い。
司会を務めるのはおなじみサッシャさん。チームメンバーは都内のサイクルショップ2店でサイン会をこなしてからの来場だ。
ホスト役のいいよねっと社長・真鍋陽一さんからまずは挨拶。「わずか30センチの差で負けてしまって、残念ながら祝勝会にならないけど、本当に素晴らしいレースだった。美味しい食事を用意したのでリラックスしてください」。
パーティはアメリカンチームらしいフレンドリーでリラックスな雰囲気ですすむ。箸で日本食を食べる選手たちは、口々に「美味しい」と大満足。けっこうお酒も進んでいました(笑)。
そしてファンたちが食事中の選手のもとに遠慮がちに近寄って、プレゼントを続々と渡す。日本の人形や、耳かき、小物など、海外の選手が喜びそうなものがいっぱいだ。選手たちも「これは何?」「グレート!」と嬉しそうに受け取っている。
スケッチブックに選手一人ひとりの似顔絵をペンで即興で描いて渡していたのはイラストレーター、はまのにあさん。選手たちもこれには大喜び。
そして、マクレー監督からジャパンカップ当日のレース戦略が明かされた。好調を持ち込んでいたのは3人、マーティン、ハース、そしてルメヴェル。この3枚のカードを切りながらレースを進めた。そして最後はマーティンがバッソに負けたが、「優勝のギリギリのところまでいけた、ほぼ完璧なレース。勝てなかったのは誤差の範囲」と表現した。
マーティンがガーミンコネクトのレースデータを解説
そしてウェブサーバ上で走行データを管理できるGarminConnectの画面がプロジェクターで映し出され、マーティンのジャパンカップ当日のデータが披露された。そしてマーティン自身が心拍数のグラフやマップを見ながら解説する。(ガーミンコネクトについて詳しくはこちらの特集記事を参照して下さい。)
マーティンのデータは、1周目に逃げができていきなりペースが上がり、そのあとは落ち着く。そしてラスト3周に向けて強度が上がり続け、最後のスプリントで跳ね上がった。ちなみにマーティンのデータに現れた数字を参考までに記しておこう。
平均出力246W、最高1004W、Max Ave Power(20min)は336w、ケイデンス74rpm、最高ケイデンス167rpm、最高速度はなんと95.2km/h!。
コースの獲得標高は累積で2,657m。コースの特徴をふまえ、ジャパンカップのレースについてマーティンは次のように話す。
「短く厳しい上りが1周に2回、それが11周にわたって続くタフなコース。2回出場して2回とも優勝に近かったことを考えても、自分には良く合ったコースで、いままでの他のレースで勝利したレースを振り返っても、それらに似ている」。
もうひとりの優勝候補、ハースにはこっそり話を聞いてみた。「練習、クリテ、昨日の3日間で3回も落車しちゃったんだよね。調子が良かったのにがっかりさ!また来年挑戦だね」
そしてお待ちかね抽選会。チーム提供のウェアやサコッシュなどチームグッズに加え、なるしまフレンドの提供によるサイクルグッズ、そしていいよねっとからガーミンのカーナビやEdge800、ガーミンポルシェのミニカーなどが提供された。
そしてシクロワイアード編集部取材班がミッションとしていたことがある。がめんださんから預かったジャパンカップの応援イラストバナーに、各選手たちのサインを貰って、それをがめんださん本人に送り返そうと思っていたのだが、ネイサン・ハースがこのバナーを気に入ってしまい、「Cool! 」「サイコー!」を連発。「どうしても欲しい」と言い出した。「重いけどちゃんと持って帰る?」と確認したら、「もちろん。これ、イチバンサイコー」とまで言うのでハースにあげることにした。
ハースはジャパンカップ期間中も連日「痛チャリ」を見つけては記念写真を撮っていたり、日本の「マンガスタイル」が気に入っているとのことだった。
「マーティンやヴォンホフからジャパンカップは楽しいよと聞いていたんだ。でもこれほどまでに楽しいとは思わなかったよ。最高だね。また来たいよ。来季移籍するコフィディスもぜひ呼んでほしいな」とルメヴェル。
選手たちは日本のファンたちとふれあい、大満足で翌日帰路についたのだった。
photo&text:Makoto.AYANO
フォトギャラリー2(Google Picasaウェブアルバム)
外苑前のカフェレストランで開催されたこのパーティ。JC12出場チームの全メンバー、ネイサン・ハース、ダニエル・マーティン、スティール・ヴォン・ホフ、トーマス・スカリー、クリストフ・ルメヴェル、監督のチャン・マクレイ氏、メカニックのヴィクター・ジローナ・ヴィジャルバ氏、マッサーのギャリー・ベケット氏が勢揃い。
司会を務めるのはおなじみサッシャさん。チームメンバーは都内のサイクルショップ2店でサイン会をこなしてからの来場だ。
ホスト役のいいよねっと社長・真鍋陽一さんからまずは挨拶。「わずか30センチの差で負けてしまって、残念ながら祝勝会にならないけど、本当に素晴らしいレースだった。美味しい食事を用意したのでリラックスしてください」。
パーティはアメリカンチームらしいフレンドリーでリラックスな雰囲気ですすむ。箸で日本食を食べる選手たちは、口々に「美味しい」と大満足。けっこうお酒も進んでいました(笑)。
そしてファンたちが食事中の選手のもとに遠慮がちに近寄って、プレゼントを続々と渡す。日本の人形や、耳かき、小物など、海外の選手が喜びそうなものがいっぱいだ。選手たちも「これは何?」「グレート!」と嬉しそうに受け取っている。
スケッチブックに選手一人ひとりの似顔絵をペンで即興で描いて渡していたのはイラストレーター、はまのにあさん。選手たちもこれには大喜び。
そして、マクレー監督からジャパンカップ当日のレース戦略が明かされた。好調を持ち込んでいたのは3人、マーティン、ハース、そしてルメヴェル。この3枚のカードを切りながらレースを進めた。そして最後はマーティンがバッソに負けたが、「優勝のギリギリのところまでいけた、ほぼ完璧なレース。勝てなかったのは誤差の範囲」と表現した。
マーティンがガーミンコネクトのレースデータを解説
そしてウェブサーバ上で走行データを管理できるGarminConnectの画面がプロジェクターで映し出され、マーティンのジャパンカップ当日のデータが披露された。そしてマーティン自身が心拍数のグラフやマップを見ながら解説する。(ガーミンコネクトについて詳しくはこちらの特集記事を参照して下さい。)
マーティンのデータは、1周目に逃げができていきなりペースが上がり、そのあとは落ち着く。そしてラスト3周に向けて強度が上がり続け、最後のスプリントで跳ね上がった。ちなみにマーティンのデータに現れた数字を参考までに記しておこう。
平均出力246W、最高1004W、Max Ave Power(20min)は336w、ケイデンス74rpm、最高ケイデンス167rpm、最高速度はなんと95.2km/h!。
コースの獲得標高は累積で2,657m。コースの特徴をふまえ、ジャパンカップのレースについてマーティンは次のように話す。
「短く厳しい上りが1周に2回、それが11周にわたって続くタフなコース。2回出場して2回とも優勝に近かったことを考えても、自分には良く合ったコースで、いままでの他のレースで勝利したレースを振り返っても、それらに似ている」。
もうひとりの優勝候補、ハースにはこっそり話を聞いてみた。「練習、クリテ、昨日の3日間で3回も落車しちゃったんだよね。調子が良かったのにがっかりさ!また来年挑戦だね」
そしてお待ちかね抽選会。チーム提供のウェアやサコッシュなどチームグッズに加え、なるしまフレンドの提供によるサイクルグッズ、そしていいよねっとからガーミンのカーナビやEdge800、ガーミンポルシェのミニカーなどが提供された。
そしてシクロワイアード編集部取材班がミッションとしていたことがある。がめんださんから預かったジャパンカップの応援イラストバナーに、各選手たちのサインを貰って、それをがめんださん本人に送り返そうと思っていたのだが、ネイサン・ハースがこのバナーを気に入ってしまい、「Cool! 」「サイコー!」を連発。「どうしても欲しい」と言い出した。「重いけどちゃんと持って帰る?」と確認したら、「もちろん。これ、イチバンサイコー」とまで言うのでハースにあげることにした。
ハースはジャパンカップ期間中も連日「痛チャリ」を見つけては記念写真を撮っていたり、日本の「マンガスタイル」が気に入っているとのことだった。
「マーティンやヴォンホフからジャパンカップは楽しいよと聞いていたんだ。でもこれほどまでに楽しいとは思わなかったよ。最高だね。また来たいよ。来季移籍するコフィディスもぜひ呼んでほしいな」とルメヴェル。
選手たちは日本のファンたちとふれあい、大満足で翌日帰路についたのだった。
photo&text:Makoto.AYANO
フォトギャラリー2(Google Picasaウェブアルバム)
Amazon.co.jp