2012/10/20(土) - 22:53
増田成幸の移籍が発表された20日夜、オリオンスクエアにおいて2013年度のキャノンデール・プロサイクリングチームの体制発表会が開催された。ここに増田本人も出席し、ファンの前で意気込みを語った。
宇都宮市街地にあるオリオンスクエアにて開催されたジャパンカップクリテリウムの表彰式が終了した後、続く8時からは同会場にてキャノンデール・プロサイクリング(現リクイガス・キャノンデール)の2013年チーム体制が発表された。
まずステージに登場したのは、キャノンデール・ジャパン社長のマリオ・スタイン氏とリクイガス・キャノンデールのパオロ・スロンゴ監督。次いでイヴァン・バッソや、ペーター・サガンとユライ・サガン、ダミアーノ・カルーゾがステージに登壇した。
スタイン社長による挨拶で幕開けたプレゼンテーション。リクイガス社のスポンサー撤退に伴い2013年からキャノンデール・プロサイクリングとして活動する同チームは、キャノンデール社のグローバルマーケティング戦略に伴って、イタリアに根ざしたチームから国際色豊かなチームへと様変わりすることが発表された。
次いでスロンゴ監督は「現状のチーム体制をベースとしながらも、世界中からメンバーを迎え入れ、最終的には28名の選手で2013年シーズンを戦う予定だ。そして我々はその新規加入メンバーの中に、増田というサプライズを用意したんだ」と語り、増田成幸をステージへと迎え入れた。
「ほとんど国内のレースで活動してきたが、今回の話を持ちかけてもらった事を非常に嬉しく思っています。今回の移籍に関して様々なことを思う方がたくさんいらっしゃるかと思います。遅いタイミングでの海外活動ですが、楽しむことが一番だと考えています。この大きなチャンスをもらったからには積極的に挑戦していきます」と語る増田。
また、「話が持ちかけられてすぐ、栗村修監督やチーム関係者に移籍したい旨を話したところ早いタイミングでOKの返事をもらうことができました。チームの仲間もみな応援してくれていてありがたく思っています」と、数シーズンに渡ってエースを務めてきた宇都宮ブリッツェンへの感謝を語った。
最後はバッソとスロンゴ監督の間に増田を入れての記念撮影タイムへ。増田本人をはじめ、チームメイトとなるバッソやサガンらの笑顔が印象的だった。数々の困難に直面しながらも、それを糧として成長してきた増田。世界最高峰チームでのこれからの活躍に期待したい。
text:So.Isobe
photo:Kei.Tsuji,Hideaki.Takagi
宇都宮市街地にあるオリオンスクエアにて開催されたジャパンカップクリテリウムの表彰式が終了した後、続く8時からは同会場にてキャノンデール・プロサイクリング(現リクイガス・キャノンデール)の2013年チーム体制が発表された。
まずステージに登場したのは、キャノンデール・ジャパン社長のマリオ・スタイン氏とリクイガス・キャノンデールのパオロ・スロンゴ監督。次いでイヴァン・バッソや、ペーター・サガンとユライ・サガン、ダミアーノ・カルーゾがステージに登壇した。
スタイン社長による挨拶で幕開けたプレゼンテーション。リクイガス社のスポンサー撤退に伴い2013年からキャノンデール・プロサイクリングとして活動する同チームは、キャノンデール社のグローバルマーケティング戦略に伴って、イタリアに根ざしたチームから国際色豊かなチームへと様変わりすることが発表された。
次いでスロンゴ監督は「現状のチーム体制をベースとしながらも、世界中からメンバーを迎え入れ、最終的には28名の選手で2013年シーズンを戦う予定だ。そして我々はその新規加入メンバーの中に、増田というサプライズを用意したんだ」と語り、増田成幸をステージへと迎え入れた。
「ほとんど国内のレースで活動してきたが、今回の話を持ちかけてもらった事を非常に嬉しく思っています。今回の移籍に関して様々なことを思う方がたくさんいらっしゃるかと思います。遅いタイミングでの海外活動ですが、楽しむことが一番だと考えています。この大きなチャンスをもらったからには積極的に挑戦していきます」と語る増田。
また、「話が持ちかけられてすぐ、栗村修監督やチーム関係者に移籍したい旨を話したところ早いタイミングでOKの返事をもらうことができました。チームの仲間もみな応援してくれていてありがたく思っています」と、数シーズンに渡ってエースを務めてきた宇都宮ブリッツェンへの感謝を語った。
最後はバッソとスロンゴ監督の間に増田を入れての記念撮影タイムへ。増田本人をはじめ、チームメイトとなるバッソやサガンらの笑顔が印象的だった。数々の困難に直面しながらも、それを糧として成長してきた増田。世界最高峰チームでのこれからの活躍に期待したい。
text:So.Isobe
photo:Kei.Tsuji,Hideaki.Takagi