2012/03/07(水) - 08:17
アメリカ・シクロクロス界のレジェンド、ティム・ジョンソンらと東京を観光する2日目。ティムたちは大宮競輪場と、アキバへ出かけた。ケイリンで遊び、メイド喫茶でニッポンを満喫したようである。
3日目 日本ならではの魅惑の地へ。ケイリン&魅惑のアソコ!
「今日は競輪で一儲けしてみないか?」と、キャノンデール・ジャパンのヒロが持ちかけてきた。どうやら、アメリカから自転車のチャンピオンがやってくるとあって、大宮競輪場の方が、ティムにジャパニーズ・ケイリンを体験させてくれるというのだ。
「エッ? ケイリン・トラックを走れるの?」とティム。いやいや、日本で認められている数少ないギャンブルを体験させてくれるらしいぜ。一発稼ぎにいこう。元手はあるでしょう。ほら、例の賞金10万円。
お台場から1時間ほどクルマを走らせ、大宮競輪場に到着。今日は寒いけど、さあ大もうけして暖まるぜ、と思っていると、中の人がスススと出てきて、こちらへどうぞ。通されたのはなんと、ケイリン・トラックを上から見ることができる来賓用ルーム。さすが全米チャンピオン。ケイリン来るなら、ティムと一緒がイイネ!
この暖かな来賓用特別ルームでボヤボヤしていると、元ケイリン選手で、今は役員さんをされている方が、ティムとチャンドラーに、ケイリンの車券の買い方、そしてレースの読み方を教えてくれた。
「地元が同じ選手同士で、集団というか『ライン』を組むんですよ。その『ライン』が1レースの中に3つぐらいあって、そのライン同士が駆け引きしながら、逃げたり、マクッたりするんです。そうすると、ほら、この3番、7番、9番が1位を争いそうなのが、わかるでしょう?」
というような、大変理解しやすいレクチャーを受けると、今まで訳の分からない数字が並んでいた競馬新聞が、いきなり勝利(大もうけだ)への鍵を握る情報紙に見えてきた。
日本語の読めないティムにも理解できるらしく、じっくりと新聞を見始めた。さらに選手を見て、「あの白いやつは乗れてない。青いやつは、力を隠してるに違いない」などと推理を始めた。
競技として自転車に乗っていないティムは、ほんといい感じのハンサム・ナイスガイなのだが、やはり勝負となると、しかも自転車に関連する勝負事に関わると、いきなり雰囲気が変わる。なんていうか、とても頼りがいのあるオーラを出し始めるのだ。そうかなるほど、やっぱりこの人はチャンピオンなんだなあ、と感じさせられる瞬間であった。
「最近では、特別招待選手枠ってのがあるんですよ」とケイリンの方が言う。「3ヶ月限定ですけど、海外からの選手に走ってもらうことができるんです。そこそこ稼いでいく選手が多いようですよ。チャンピオンさん、あなたもどうですか?」
「いやいや、ボクはスプリンターじゃないからダメです、残念」とティム。
で、競輪場にいたのは3時間ほど。本来の職業である自転車勝負師と化したティムは、そこから直感に任せてどんどん車券を買う。最初のレースこそ、ぎりぎりのところで負けたものの、次のレースは見事的中! 1000円で3000円をゲットする。も、やはりティムはシクロクロスのチャンピオン。そこからは全然ダメダメで、全員が見事に沈んで帰ることに。
メイド喫茶でにゃんにゃん!
その後、東京に戻り、向かった先は秋葉原。最後の日本観光の場所へと一直線。そう、そこは日本に来た外国人なら一度は脚を運んでみたい、魅惑の地アキバ。
電化製品? ノーノー。もうそんな時代じゃないですよ。目指すはあれですよ、あれ。最近話題の秋葉原の喫茶店。そう、メイド喫茶。
で、入りました。秋葉原のど真ん中にあるメイド喫茶。入ったとたん、ウェイトレスの方に言われました。
「両手を握ってぇ、耳の隣に持ち上げてぇ、そしてハイ、『にゃんにゃん!』」
にゃんにゃん。みんなで言いましたよ。ティムもにゃんにゃんとか言ってましたにゃん。
そんなティムと遊んだ東京デイズ。
「ぜひ、また来たいね」と言っていたティム。最後のカフェが良かったのかな?
また行こうぜ、ぜひ来なよ。nyan nyan。
オマケ
滞在中にみんなで撮ったプリクラを紹介。撮れば自動的に目がおっきくなる機能なんかもあって、最近のプリクラ・マシンはスゴイです。いや、それより中の人のハジケかたのほうがスゴイって?..... しかし頭がクラクラしてきた。。。これにて日記終了。お後がよろしいようで。
text: Pandasonic Nakamura
photo : Hideyuki Suzuki / Pandasonic Nakamura
Special thanks: Cannondale Japan / Cyclocross Tokyo
3日目 日本ならではの魅惑の地へ。ケイリン&魅惑のアソコ!
「今日は競輪で一儲けしてみないか?」と、キャノンデール・ジャパンのヒロが持ちかけてきた。どうやら、アメリカから自転車のチャンピオンがやってくるとあって、大宮競輪場の方が、ティムにジャパニーズ・ケイリンを体験させてくれるというのだ。
「エッ? ケイリン・トラックを走れるの?」とティム。いやいや、日本で認められている数少ないギャンブルを体験させてくれるらしいぜ。一発稼ぎにいこう。元手はあるでしょう。ほら、例の賞金10万円。
お台場から1時間ほどクルマを走らせ、大宮競輪場に到着。今日は寒いけど、さあ大もうけして暖まるぜ、と思っていると、中の人がスススと出てきて、こちらへどうぞ。通されたのはなんと、ケイリン・トラックを上から見ることができる来賓用ルーム。さすが全米チャンピオン。ケイリン来るなら、ティムと一緒がイイネ!
この暖かな来賓用特別ルームでボヤボヤしていると、元ケイリン選手で、今は役員さんをされている方が、ティムとチャンドラーに、ケイリンの車券の買い方、そしてレースの読み方を教えてくれた。
「地元が同じ選手同士で、集団というか『ライン』を組むんですよ。その『ライン』が1レースの中に3つぐらいあって、そのライン同士が駆け引きしながら、逃げたり、マクッたりするんです。そうすると、ほら、この3番、7番、9番が1位を争いそうなのが、わかるでしょう?」
というような、大変理解しやすいレクチャーを受けると、今まで訳の分からない数字が並んでいた競馬新聞が、いきなり勝利(大もうけだ)への鍵を握る情報紙に見えてきた。
日本語の読めないティムにも理解できるらしく、じっくりと新聞を見始めた。さらに選手を見て、「あの白いやつは乗れてない。青いやつは、力を隠してるに違いない」などと推理を始めた。
競技として自転車に乗っていないティムは、ほんといい感じのハンサム・ナイスガイなのだが、やはり勝負となると、しかも自転車に関連する勝負事に関わると、いきなり雰囲気が変わる。なんていうか、とても頼りがいのあるオーラを出し始めるのだ。そうかなるほど、やっぱりこの人はチャンピオンなんだなあ、と感じさせられる瞬間であった。
「最近では、特別招待選手枠ってのがあるんですよ」とケイリンの方が言う。「3ヶ月限定ですけど、海外からの選手に走ってもらうことができるんです。そこそこ稼いでいく選手が多いようですよ。チャンピオンさん、あなたもどうですか?」
「いやいや、ボクはスプリンターじゃないからダメです、残念」とティム。
で、競輪場にいたのは3時間ほど。本来の職業である自転車勝負師と化したティムは、そこから直感に任せてどんどん車券を買う。最初のレースこそ、ぎりぎりのところで負けたものの、次のレースは見事的中! 1000円で3000円をゲットする。も、やはりティムはシクロクロスのチャンピオン。そこからは全然ダメダメで、全員が見事に沈んで帰ることに。
メイド喫茶でにゃんにゃん!
その後、東京に戻り、向かった先は秋葉原。最後の日本観光の場所へと一直線。そう、そこは日本に来た外国人なら一度は脚を運んでみたい、魅惑の地アキバ。
電化製品? ノーノー。もうそんな時代じゃないですよ。目指すはあれですよ、あれ。最近話題の秋葉原の喫茶店。そう、メイド喫茶。
で、入りました。秋葉原のど真ん中にあるメイド喫茶。入ったとたん、ウェイトレスの方に言われました。
「両手を握ってぇ、耳の隣に持ち上げてぇ、そしてハイ、『にゃんにゃん!』」
にゃんにゃん。みんなで言いましたよ。ティムもにゃんにゃんとか言ってましたにゃん。
そんなティムと遊んだ東京デイズ。
「ぜひ、また来たいね」と言っていたティム。最後のカフェが良かったのかな?
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滞在中にみんなで撮ったプリクラを紹介。撮れば自動的に目がおっきくなる機能なんかもあって、最近のプリクラ・マシンはスゴイです。いや、それより中の人のハジケかたのほうがスゴイって?..... しかし頭がクラクラしてきた。。。これにて日記終了。お後がよろしいようで。
text: Pandasonic Nakamura
photo : Hideyuki Suzuki / Pandasonic Nakamura
Special thanks: Cannondale Japan / Cyclocross Tokyo
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