2012年のUCIプロコンチネンタルチーム(セカンドディビジョン)が出揃った。新城幸也が所属するユーロップカー、土井雪広が所属するプロジェクト1T4Iは継続的にプロコンチネンタル登録。中国のチャンピオンシステムがアジアチームとして初めてセカンドディビジョンに入った。

チャンピオンシステムの選手とカメルマン監督チャンピオンシステムの選手とカメルマン監督 photo:Sonoko.TANAKAUCI(国際自転車競技連合)が発表したUCIプロコンチネンタルチームの最終リストに入ったのは22チーム。内訳はヨーロッパ17チーム、北米3チーム、南米1チーム、アジア1チーム。このカテゴリーはUCIプロチーム(ファーストディビジョン)の1つランク下にあたるが、主催者によるワイルドカード枠でグランツールをはじめとするUCIワールドツアーにも参戦が可能となる。

2010年に発足し、UCIコンチネンタルチーム(サードディビジョン)として活動した中国のチャンピオンシステムが、UCIプロコンチネンタルチームに昇格する。

日本人選手が所属するユーロップカーとプロジェクト1T4IはともにUCIプロチーム入りを目指していたが、UCIワールドライセンス獲得ならず、継続的にUCIプロコンチネンタル登録となる。スポンサー撤退によってチームの存続が危ぶまれているジェオックス・TMCはリスト入りしていない。

UCIプロコンチネンタルチーム2012
アックア・エ・サポーネ(イタリア)
アンドローニ・ジョカトリ(イタリア)
ユーロップカー(フランス)
ブルターニュ・シュレー(フランス)
ソール・ソジャサン(フランス)
コフィディス・ルクレディアンリーニュ(フランス)
カハルーラル(スペイン)
アンダルシア(スペイン)
アクセントジョブス・ウィレムスベランダス(ベルギー)
ランドバウクレジット(ベルギー)
トップスポート・フラーンデレン(ベルギー)
チームタイプ1・サノフィ(アメリカ)
ユナイテッドヘルスケア(アメリカ)
コルナゴ・CSFイノックス(アイルランド)
ウテンシルノルドネイムド(アイルランド)元デローザ・チェラミカフラミニア
プロジェクト1T4I(オランダ)元スキル・シマノ
チームネットアップ(ドイツ)
ファルネーゼヴィーニ(イギリス)
スパイダーテック・パワードバイC10(カナダ)
コロンビア・コルデポルテス(コロンビア)
チームルスベロ(ロシア)
チャンピオンシステム(中国)

text:Kei Tsuji