いよいよホットな2012モデルが出そろう季節。サイクルモード2011の各ブースで発見した、編集部がピックアップするモノ、メーカー担当者イチオシのモノ。大注目のグッズたちを紹介していきます。

<エヴァディオ>

エヴァディオの新境地!チタンロード&MTB

エヴァディオが新たに展開するチタンフレームエヴァディオが新たに展開するチタンフレーム (c)Makoto.AYANO
高いデザイン性と性能で定評のある国産ブランドのAvedio(エヴァディオ)。2012年モデルではチタン素材を使ったフレームを新たに展開する。美しい溶接を施したそのスタイルは、チタンの特性を存分に活かすしなやかな乗り味の設計で、究極のラグジュアリーバイクといえそうだ。

綺麗な仕上がりを見せるチューブ集合部綺麗な仕上がりを見せるチューブ集合部 (c)Makoto.AYANOしなやな乗り心地が楽しめそうだしなやな乗り心地が楽しめそうだ (c)Makoto.AYANO


エヴァディオは同時にイタリアのチタン専門フレームメーカーであるnevi(ネイヴィ)の取り扱いも新たに開始する。ハンドメイドで作り上げるそのフレームワークは決して派手さはないものの、職人の心意気を感じる美しい仕上がりとなっている。

29インチ・チタンリジッドMTB

エヴァディオがリリースするチタン製の29インチリジッドMTB。しなやかそうな上質なチタンとサス無しのカーボンフォークの組み合わせ。こんなのでトレイルライドしたら楽しそう。ロゴもイケてる。

職人の心意気を感じることのできるフレームワーク職人の心意気を感じることのできるフレームワーク (c)Makoto.AYANO乗っているだけでハッピーになれそうなバイク乗っているだけでハッピーになれそうなバイク (c)Makoto.AYANO




<トライスポーツ>

今人気のカーボンパーツブランド ENVE(エンヴィ)

前後のホイールがそれぞれ異なった働きで相互に作用するという、大注目のスマート・エンヴィ・システム。なんと入荷後すぐさま完売してしまったとのことで、今回展示が無かった。残念!
しかし参考出品としてMTBの29er用カーボンリムの展示がされるなど、なにかと話題性のあるブランドだ。

参考出品の29er用カーボンリム 今後の発売に期待しよう参考出品の29er用カーボンリム 今後の発売に期待しよう (c)Makoto.AYANOハンドルやステム、フォークなどのパーツも展示されたハンドルやステム、フォークなどのパーツも展示された (c)Makoto.AYANO

高品質なセラミックパーツを揃えるセラミックスピード&TNI

セラミックベアリングを使ったBBやプーリーの性能を体感できるディスプレイを行っていたトライスポーツのブース。機材マニアならば回転抵抗の軽減を狙ったセラミックスピード社のパーツ群は見逃せない。そしてリーズナブルかつ精度の高いパーツには定評のあるTNIも同様の製品群をリリース。両社の製品を合わせればかなりの回転系パーツが揃うことになり、チューンナップが楽しくなりそうだ。

訪れる人が絶えなかった、性能を体感できるディスプレイ訪れる人が絶えなかった、性能を体感できるディスプレイ (c)Makoto.AYANOいつまでも回り続けるセラミックベアリング これは凄い!いつまでも回り続けるセラミックベアリング これは凄い! (c)Makoto.AYANO


ちなみにセラミックとノーマルベアリングの回転の違いは以下の映像で確認して欲しい。



手で触っても全くベタつかない手で触っても全くベタつかない (c)Makoto.AYANOドイツからやってきたケミカルブランド Inotec(イノテック)105

Inotec(イノテック)105は手で触ってもまったくベタつかないのが特徴のケミカル製品。
自動車メーカーにも採用される魔法のケミカルで、砂やほこりがつきにくいのでMTBやシクロクロスにもってこいのチェーンオイルだ。使ったユーザーからは続々と大好評の声を受け取っているという。




<縄岡商店>

「木」の時代がやってくる?

会場の中で一味違った雰囲気を漂わせていたのが、木材加工を本業とする縄岡商店のブース。使い込むほどに手に馴染む、こだわりの素材を使ったグリップを展示していた。木に魅せられたログビルダー、谷澤恵司さん入魂の作品たちは今後要チェック!

こだわりの素材を使った製品たちこだわりの素材を使った製品たち (c)Makoto.AYANOログビルダー 谷澤恵司さんログビルダー 谷澤恵司さん (c)Makoto.AYANO




<ミズタニ自転車>

シクロクロス&MTBも登場 グラファイトデザイン

2012年ニューモデル ハードテイルMTB「DOKKE」2012年ニューモデル ハードテイルMTB「DOKKE」 (c)Makoto.AYANO
なにかと話題のグラファイトデザインからは、得意のカーボン加工技術を使ったシクロクロス用フレーム「WROCCA」、ハードテイルMTB「DOKKE」が登場。ラインナップの拡充を果たした。

曲線を描くリアの形状曲線を描くリアの形状 (c)Makoto.AYANO得意のカーボン加工技術をフルに使ったデザイン得意のカーボン加工技術をフルに使ったデザイン (c)Makoto.AYANO


GDRが放つモノコックCXフレーム WROCCAGDRが放つモノコックCXフレーム WROCCA (c)Makoto.AYANOシティサイクリングにも溶け込む落ち着いたカラーリングシティサイクリングにも溶け込む落ち着いたカラーリング (c)Makoto.AYANO

ロードモデルには中堅グレードとなるZANIAH「ザニア」が新たに発表。Di2やプレスフィットにも対応し、上級モデル「メテオ」のしなやかな乗り味を引き継いでいるという。ガンガン走りたいホビーレーサーは必見だ。

発売前から話題沸騰のザニア発売前から話題沸騰のザニア (c)Makoto.AYANO

フォークエンドまでカーボンで一体成型されているフォークエンドまでカーボンで一体成型されている (c)Makoto.AYANOメテオシリーズの特長を受け継ぐミドルグレードモデルメテオシリーズの特長を受け継ぐミドルグレードモデル (c)Makoto.AYANO


独特な形状で人気のセレSMPサドル

「フィットしたらもう手放せない」と、機材マニアにはたまらない魅力を発するSelle SMP。2012年モデルは新たにグリーンとレッドの新色が追加となる。数種類のSMPサドルを実際に試すことのできるコーナーも人気を博していた。

新色が追加され、カラーバリエーションが拡大した新色が追加され、カラーバリエーションが拡大した (c)So.ISOBE人体工学に基づいた説明も人体工学に基づいた説明も (c)Makoto.AYANO




text:So.Isobe
photo:Makoto.AYANO

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