2011/10/11(火) - 23:51
10月9日に石川県白山市瀬女高原スキー場で行われたJシリーズXCO第6戦。エリート男子は小野寺健(TEAM SPECIALIZED)がシリーズ4連勝。同時にシリーズチャンプも制しての勝利だ。女子は片山梨絵(SPECIALIZED)の圧勝となった。
小野寺健が負けなしの四連勝
今シーズン最終戦となった瀬女大会。出場選手には平野星矢(チームブリヂストン・アンカー)と海外でロードレースを転戦していた竹之内悠(Team Eurasia-Fondriest Bikes)が参戦してのレースとなった。
瀬女のコースは通称「肝試し」と言われるドロップオフがある等、長い平坦区間も織り交ぜながら一周6kmと長い距離を6周回・36kmで争われる。
スタートから沢田時(HARO/ENDLESS/ProRide)・平野・小野寺と7人の集団でトップを形成。2周目のゴールラインを超えた登りから小野寺がペースを上げて単独で抜け出す。ここから集団は壊れて斉藤亮(TEAM CORRATEC)が追う。
後からスタート序盤にチェーンが噛んで遅れた山本和弘(キャノンデールレーシングチーム)が追い上げくる。4周目には山本が2番手に、最後尾スタートの竹之内も6番手まで上げる。
最終周回まで約1分半の差を確保して小野寺が優勝。2位に山本・3位に斉藤となった。久々の国内レースとなった竹之内は4位で締めくくった。
小野寺健(TEAM SPECIALIZED)のコメント
「今年は4回勝ってやっとシリーズチャンプにもなれました。昨年去年とすごい成績が下がっていたバネとなって今年のモチベーションとなりました。世界選やワールドカップを走ってまた悔しい思いをしているので、それをバネに挑戦して速くなります。応援よろしくお願いします」
女子は片山梨絵の勝利。エキスパートは中学2年の西村隆幸の活躍
エリート女子は片山が今回は29erで走り、大差をつけて優勝した。
片山梨絵(SPECIALIZED)のコメント
「今回は温泉に入って美味しいものを食べて楽しい遠征でした。今回は29erのフェイトに乗って平地でも下りでもぐいぐい走って良いレースができたと思います。今年のMTBレースは終わって、来年のワールドカップ南アフリカからがんばりますのでよろしくお願いします」
シリーズチャンプは小野寺と田近郁美(GOD HILL)となっている。
エキスパート
エキスパートは島田真琴(シマノドリンキング)と西村隆幸(のぼこん・宝塚線)との争いとなり、元プロロードレーサーを中学2年生がリードするという最近の若年層の強が見れるレースとなった。様子を見ていた島田が最後にアタックして勝ったものの、健闘を称える姿が、これからのMTBレースの活気を物語るものとなった。
XCOエリート男子
1位 小野寺健(TEAM SPECIALIZED)1:34:08.48
2位 山本和弘(キャノンデールレーシングチーム)+ 1:30.04
3位 斉藤亮(TEAM CORRATEC)+1:51.94
4位 竹之内悠(Team Eurasia-Fondriest)+3:27.47
5位 沢田時(HARO/ENDLESS/ProRide)+4:00.82
6位 平野星矢(チームブリヂストン・アンカー)+4:02.49
7位 松本駿(TREK)+4:33.63
8位 合田正之(サイクルクラブ3UP)+5:57.50
9位 池田祐樹(TOPEAK・ERGON)+ 5:58.12
10位 大江良憲(TEAM轍屋)+8:47.59
XCOエリート女子
1位 片山梨絵(SPECIALIZED)1:32:39.47
2位 中込由香里(SY-Nak SPECIALIZED)+10:32.40
3位 田近郁美(GOD HILL)+11:44.11
4位 小林可奈子(MTBクラブ安曇野)+12:14.81
5位 岩出愛未(Club SY-nak)-1
XCOエキスパート男子
1位 島田真琴(シマノドリンキング)1:28:32.03
2位 西村隆幸(のぼこん・宝塚線)+0:11.78
3位 竹田佳行(kei's power!)+3:09.88
4位 西田尚平(BG8)+3:46.10
5位 関翔太(KHS)+4:06.90
XCOスポーツ男子
1位 山田将輝(LIMITED 846)0:57:36.26
2位 竹内遼(Team GORILLA)+0:27.78
3位 平賀俊郎(サッサーズ)+1:20.06
4位 岡野樹(のぼこん/宝塚線)+1:29.22
5位 鈴木謙太(カントリーモーニング)+1:30.44
XCOスポーツ女子
1位 中村千鶴(アライアンスAC)0:51:16.72
2位 坂井優子(パワースポーツ・SICK)+14:46.28
3位 鈴木美香子(ckirin.com)+21:33.31
text&photo:Akihiro.NAKAO
小野寺健が負けなしの四連勝
今シーズン最終戦となった瀬女大会。出場選手には平野星矢(チームブリヂストン・アンカー)と海外でロードレースを転戦していた竹之内悠(Team Eurasia-Fondriest Bikes)が参戦してのレースとなった。
瀬女のコースは通称「肝試し」と言われるドロップオフがある等、長い平坦区間も織り交ぜながら一周6kmと長い距離を6周回・36kmで争われる。
スタートから沢田時(HARO/ENDLESS/ProRide)・平野・小野寺と7人の集団でトップを形成。2周目のゴールラインを超えた登りから小野寺がペースを上げて単独で抜け出す。ここから集団は壊れて斉藤亮(TEAM CORRATEC)が追う。
後からスタート序盤にチェーンが噛んで遅れた山本和弘(キャノンデールレーシングチーム)が追い上げくる。4周目には山本が2番手に、最後尾スタートの竹之内も6番手まで上げる。
最終周回まで約1分半の差を確保して小野寺が優勝。2位に山本・3位に斉藤となった。久々の国内レースとなった竹之内は4位で締めくくった。
小野寺健(TEAM SPECIALIZED)のコメント
「今年は4回勝ってやっとシリーズチャンプにもなれました。昨年去年とすごい成績が下がっていたバネとなって今年のモチベーションとなりました。世界選やワールドカップを走ってまた悔しい思いをしているので、それをバネに挑戦して速くなります。応援よろしくお願いします」
女子は片山梨絵の勝利。エキスパートは中学2年の西村隆幸の活躍
エリート女子は片山が今回は29erで走り、大差をつけて優勝した。
片山梨絵(SPECIALIZED)のコメント
「今回は温泉に入って美味しいものを食べて楽しい遠征でした。今回は29erのフェイトに乗って平地でも下りでもぐいぐい走って良いレースができたと思います。今年のMTBレースは終わって、来年のワールドカップ南アフリカからがんばりますのでよろしくお願いします」
シリーズチャンプは小野寺と田近郁美(GOD HILL)となっている。
エキスパート
エキスパートは島田真琴(シマノドリンキング)と西村隆幸(のぼこん・宝塚線)との争いとなり、元プロロードレーサーを中学2年生がリードするという最近の若年層の強が見れるレースとなった。様子を見ていた島田が最後にアタックして勝ったものの、健闘を称える姿が、これからのMTBレースの活気を物語るものとなった。
XCOエリート男子
1位 小野寺健(TEAM SPECIALIZED)1:34:08.48
2位 山本和弘(キャノンデールレーシングチーム)+ 1:30.04
3位 斉藤亮(TEAM CORRATEC)+1:51.94
4位 竹之内悠(Team Eurasia-Fondriest)+3:27.47
5位 沢田時(HARO/ENDLESS/ProRide)+4:00.82
6位 平野星矢(チームブリヂストン・アンカー)+4:02.49
7位 松本駿(TREK)+4:33.63
8位 合田正之(サイクルクラブ3UP)+5:57.50
9位 池田祐樹(TOPEAK・ERGON)+ 5:58.12
10位 大江良憲(TEAM轍屋)+8:47.59
XCOエリート女子
1位 片山梨絵(SPECIALIZED)1:32:39.47
2位 中込由香里(SY-Nak SPECIALIZED)+10:32.40
3位 田近郁美(GOD HILL)+11:44.11
4位 小林可奈子(MTBクラブ安曇野)+12:14.81
5位 岩出愛未(Club SY-nak)-1
XCOエキスパート男子
1位 島田真琴(シマノドリンキング)1:28:32.03
2位 西村隆幸(のぼこん・宝塚線)+0:11.78
3位 竹田佳行(kei's power!)+3:09.88
4位 西田尚平(BG8)+3:46.10
5位 関翔太(KHS)+4:06.90
XCOスポーツ男子
1位 山田将輝(LIMITED 846)0:57:36.26
2位 竹内遼(Team GORILLA)+0:27.78
3位 平賀俊郎(サッサーズ)+1:20.06
4位 岡野樹(のぼこん/宝塚線)+1:29.22
5位 鈴木謙太(カントリーモーニング)+1:30.44
XCOスポーツ女子
1位 中村千鶴(アライアンスAC)0:51:16.72
2位 坂井優子(パワースポーツ・SICK)+14:46.28
3位 鈴木美香子(ckirin.com)+21:33.31
text&photo:Akihiro.NAKAO