2011/08/02(火) - 13:51
チネリはイタリアを発祥とする伝統あるブランド。近年はロードフレームだけでなく、機能性とビジュアルを両立するパーツ群でも有名だ。このEXPERIENCE(イクスピリエンス)は直訳すると「経験」という名になり、なにやら意味深なネーミングである。ベーシックなアルミフレームのバイクになるが、そのポテンシャルに迫ってみよう。
1945年に元プロロードレーサ、チーノ・チネリがミラノで工房を開いたのが、チネリの始まりだ。当初、イギリスのレイノルズ・パイプを使っていたが、後にコロンブスのパイプを好んで使用するようになり、このイクスピリエンスもコロンブスのアルミパイプを使っている。ちなみに、当初はこの工房スタイルでスタートしたチネリは現在、コロンブスのグループ会社という位置付けに変わっている。
気になるイクスピリエンスのバイクとしての立ち位置は、アルミのベーシック・ロードレーサーであり、レースバイクであるという。注目は、この2011年モデルになってフルモデルチェンジを果たした点。レーシング性能だけでなく快適性にも気を配り、28mm幅のタイヤが装着できるようなフレーム設計に変更された。レースを見据え、昨年モデルからの100gの軽量化、空力に有効な内蔵ケーブルシステムの採用を行い、BBシェルから伸びる円錐状のシートチューブは快適性に寄与するという。
また、その他のトータルなセッティング変更などで、ロングライド性能も向上しているとのことだ。使用するコロンブスのアルミパイプはエアプレーン7020番。極めてベーシックな素材で構成される。また、軽量化と快適性を両立させるために、シートポスト径は27.2mmを採用。流行のテーパードヘッドや極端なエアロフロントフォークなどは取り入れず、極めてシンプルに作られている。
完成車でカンパニョーロのベローチェをメインとしたセットが用意され、ホイールは統一された専用グラフィックのチネリバージョンのAクラス製品が組み合わされる。また、通常はブラックアルバとクイックシルバーの2色展開のところ、日本のみ限定でイタリアンホワイトカラーが用意される。
パーツでも秀逸な製品を多く送り出すチネリだけに、自社の自信溢れるパーツ群で構成されているのも本機の特徴だろう。
なお、今回の試乗にあたって2人の開発者からコメントを寄せて頂いたので、その一部を紹介しよう。
ファブリッツィオ・アギト(R&Dマネージャー)からのコメント
「プロレース用アルミチューブのエキスパートであるコロンブス・チューブ部門との協力で、新しいレーシングバイクに求められる要素を取り入れたハイエンド・アルミチューブを開発しました。最軽量アルミ素材AL7020はつとに有名ですが、径と形状を変化させることでステージレース用機材に求められる汎用性を手に入れました。」
アレッサンドラ・クサテーリ(アートディレクター)からのコメント
「多くの人たちがロードバイクを使って冒険的なライディングを行っています。その中で、ライダーがアルミ製ロードバイクに求めるものが変化してきました。そこで、現代的で多用途に対応できるアルミチューブの設計が必要になったのです。軽量化、BBとチェーンステイ付近の高剛性化、高い反応性を持ちながらも荒れた路面では快適な走行感を得る事に成功しました。」
サイズ展開は、日本人にはうれしいXSから、S、M、L、XLがラインナップされる。完成車での販売価格は231,000円。フレームセットでの販売もあり、こちらは92,400円で、自慢の自社ステム&ハンドルが付属する。
見た目も素材も現代のロードバイクの中で見るとベーシックさが際立つ本モデルだが、そこを名門チネリがどのように方向付けをしたのか、気になるその実力を2人のインプレッションライダーに伺った。
—インプレッション
「ロードレーサーの基本を知るうえでおすすめの一台」
二戸康寛(なるしまフレンド立川店)
これはずばり、「ザッツアルミバイク!」という感じですね。踏み出しなどの軽快感がすごく良いですね。ひと踏みひと踏みがススッと反応が良くて、軽く進む感じです。乗り心地も「これぞアルミバイク」で、振動の吸収性などは、どうしてもカーボンバイクに較べてしまうとやや乏しいです。
ただ、アルミバイクの良さと、そうでもない面が際立ったかな、というハッキリとしたキャラクターで、これからロードを始めようと思っている人には、ロードレーサーの基本を知るうえでおすすめの一台になります。
バイクの作りはシンプルですが、随所に光る点があります。接合部に向けて太さが変わるメイン三角のチューブは堅実な造りをですし、エントリーモデルでありながらワイヤー類を内蔵処理していて、すっきりした外観がチネリ特有のスタイリッシュさを醸し出しています。また、28mmのタイヤにも対応するようにチェーンステーも広めにオフセットしていて、こういうエントリーライダーからシティサイクルまで幅広く対応できるような気配りは嬉しいですね。
あとは、アッセンブルとしてもカンパニョーロ・ヴェローチェが付いて、パーツ構成は自社のチネリ。それにタイヤはヴィットリアと、全てイタリアブランドで統一されていて、初めての一台が純粋なイタリアンバイクというこだわりも実現できてしまう。こういうポイントもいいと思います。
しっかりしたアルミバイクで、ここからグレードアップも可能ですし。アルミを使ってこのパフォーマンスは満足です。ハンドル幅が広い、という意見もありましたが自分的にはありかと思いました。安定感が増しますし、レーシーレーシーしていない感じで、これはこれでよいと思います。
キビキビした走りがとにかく印象的で、レースからロングライドまで問題なく対応しそうですが、堅いのですこし長距離の心配はありますね。後半で足にきて踏めなくなってしまう、という。そこだけは要注意ですね。最初からローディーになりきれるバイク。格好もいいですよね。最初の一台としてよくできたバイクだと思います。
「堅めのフレームが欲しい人には実にピッタリ」
白川賢治(YOUCAN リバーシティ店)
このバイクって純アルミですよね。まず乗ってみて感じたのは、やはりアルミらしい剛性の高さ。とてもキビキビ走ります。スケルトンによるところもあるのでしょうが、結構、軽快感が強くて、ダンシングしてもとても振りやすいです。スパルタンとまではいかないですけど、レーシング志向の人が乗っても満足させてくれるバイクです。
ただ、快適性が格段に高まっている、というバイクではないので、長い距離を乗ると足にきてしまうかもしれません。反面、ダイレクト感は実に頼もしいので、ライダーのパワーは余すところなく引き出してくれますね。しっかりした堅めのフレームが欲しい人には実にピッタリです。そういう人にはドンピシャなバイクでしょう。
個人的にはまったりめの特性が好きなこともあって、ハンドリングはもうすこしまったり・穏やかめでもいいかもしれないと感じました。ダンシングもここまで振れなくてもいいかな、と。このバイクの持っている特性だと、クイック過ぎて軽快さが前面に出過ぎて、元気なうちに踏み過ぎちゃうかも、という心配も感じました。
市民レースとか耐久レースで、長い距離でアベレージペースを維持している時、踏めなくなってしまうとそこで一気に踏めなくなってしまう。その反面、短距離のレースとかだとすごいプラスになりますね、この特性は。
このバイクをジャンル分けするなら、やはりレースモデルになると思いますね。ロードレーサーらしいキビキビした乗り味を楽しめます。それと、カーボン素材の方がいいという先入観が多いですが、アルミでもしっかり走るバイクは多いですし、最終的には全体の仕上がりが重要。その意味でバイクとして良くできていて、お薦めです。アルミを選択肢にすることをためらうことのない仕上がりです。
フロントフォークが必要充分な強度を持っていて、フレーム剛性とのバランスがとても取れているのも印象的です。個々がよくてもパーツのチグハグ感があると致命的ですけど、そういうところもまったくなかったです。
完成車のパーツアッセンブルでは、ハンドルがやや広い、という印象を受けました。これが先程の“振りやすさ”に繋がっているのかな? とも感じましたが、でもこれは恐らく幅を狭めても、変わらない特性だと思います。軽快に振りやすいバイクでした。
チネリ イクスピリエンス ヴェローチェCT
カラー:ブラックアルバ、クイックシルバー、イタリアンホワイト
チューブ:コロンブス エアプレーン 7020
サイズ:XS、S、M、L、XL
フォーク:チネリ サエッタ トップ&ボトム: 1-1/8"
メインコンポ:カンパニョーロ ヴェローチェ(10スピード)
ホイール:アレックス 470チネリ
タイヤ:ヴィットリア ルビノ
クランク:FSA ゴッサマープロCK-6021CC 34/50
ヘッドセット:コロンブス N°8bプラスφ45
ハンドル:チネリ ヴァイφ31.8(ブラックアルバ)/ヴァイビアンカφ31.8(クイックシルバー、イタリアンホワイト)
ステム:チネリ ヴァイφ31.8(ブラックアルバ)/ヴァイビアンカφ31.8(クイックシルバー、イタリアンホワイト)
シートポスト:チネリ ヴァイφ27.2(ブラックアルバ)/ヴァイビアンカφ27.2(クイックシルバー、イタリアンホワイト)
バーテープ:チネリ コルクリボン
価格:完成車 231,000円、フレームセット 92,400円(税込)
インプレライダーのプロフィール
二戸康寛(なるしまフレンド立川店)
なるしまフレンド神宮店販売チーフを経て現在は立川店勤務。かつて実業団チーム日本鋪道(昨年までのチームNIPPO)に所属してツール・ド・北海道をはじめとした国内外のトップレースを走った経験を持つ。高校時のインターハイ2位を始めツールド北海道特別賞(堅実なアシストに贈られる賞)やツールド東北総合4位等の実績を持つ。なるしまフレンドに入社後もレース活動を欠かさない36歳にしていまだ現役?のJPTレーサー。ショップではレースから得た経験を通じ自転車の魅力と楽しさをより多くの人に伝えられるよう日々自分磨きに勤しんでいる。現在の愛車はタイム・RXインスティンクト。
なるしまフレンド
白川賢治(YOU CAN リバーシティ店)
2010年4月に山梨県中央市にOPENしたYOUCANリバーシティ店の店長。高校時代から20代後半まで競技に打ち込み、現役時代にはツール・ド・北海道総合スプリント賞や全日本選手権100kmチームタイムトライアル優勝、全日本選手権ポイントレース3位等の成績を収める。実業団レースを走った経験や、輸入代理店において広報車両のセットアップを担当した経験を生かしながら、自身の「自転車大好き」な気持ちで一生つき合える自転車の楽しみを提供できるショップを目指している。普段はキャノンデール・スーパーシックスHI-MODに乗る。
YOU CAN
ウェア協力:MAVIC
text:Harumichi SATO
photo:Makoto AYANO
1945年に元プロロードレーサ、チーノ・チネリがミラノで工房を開いたのが、チネリの始まりだ。当初、イギリスのレイノルズ・パイプを使っていたが、後にコロンブスのパイプを好んで使用するようになり、このイクスピリエンスもコロンブスのアルミパイプを使っている。ちなみに、当初はこの工房スタイルでスタートしたチネリは現在、コロンブスのグループ会社という位置付けに変わっている。
気になるイクスピリエンスのバイクとしての立ち位置は、アルミのベーシック・ロードレーサーであり、レースバイクであるという。注目は、この2011年モデルになってフルモデルチェンジを果たした点。レーシング性能だけでなく快適性にも気を配り、28mm幅のタイヤが装着できるようなフレーム設計に変更された。レースを見据え、昨年モデルからの100gの軽量化、空力に有効な内蔵ケーブルシステムの採用を行い、BBシェルから伸びる円錐状のシートチューブは快適性に寄与するという。
また、その他のトータルなセッティング変更などで、ロングライド性能も向上しているとのことだ。使用するコロンブスのアルミパイプはエアプレーン7020番。極めてベーシックな素材で構成される。また、軽量化と快適性を両立させるために、シートポスト径は27.2mmを採用。流行のテーパードヘッドや極端なエアロフロントフォークなどは取り入れず、極めてシンプルに作られている。
完成車でカンパニョーロのベローチェをメインとしたセットが用意され、ホイールは統一された専用グラフィックのチネリバージョンのAクラス製品が組み合わされる。また、通常はブラックアルバとクイックシルバーの2色展開のところ、日本のみ限定でイタリアンホワイトカラーが用意される。
パーツでも秀逸な製品を多く送り出すチネリだけに、自社の自信溢れるパーツ群で構成されているのも本機の特徴だろう。
なお、今回の試乗にあたって2人の開発者からコメントを寄せて頂いたので、その一部を紹介しよう。
ファブリッツィオ・アギト(R&Dマネージャー)からのコメント
「プロレース用アルミチューブのエキスパートであるコロンブス・チューブ部門との協力で、新しいレーシングバイクに求められる要素を取り入れたハイエンド・アルミチューブを開発しました。最軽量アルミ素材AL7020はつとに有名ですが、径と形状を変化させることでステージレース用機材に求められる汎用性を手に入れました。」
アレッサンドラ・クサテーリ(アートディレクター)からのコメント
「多くの人たちがロードバイクを使って冒険的なライディングを行っています。その中で、ライダーがアルミ製ロードバイクに求めるものが変化してきました。そこで、現代的で多用途に対応できるアルミチューブの設計が必要になったのです。軽量化、BBとチェーンステイ付近の高剛性化、高い反応性を持ちながらも荒れた路面では快適な走行感を得る事に成功しました。」
サイズ展開は、日本人にはうれしいXSから、S、M、L、XLがラインナップされる。完成車での販売価格は231,000円。フレームセットでの販売もあり、こちらは92,400円で、自慢の自社ステム&ハンドルが付属する。
見た目も素材も現代のロードバイクの中で見るとベーシックさが際立つ本モデルだが、そこを名門チネリがどのように方向付けをしたのか、気になるその実力を2人のインプレッションライダーに伺った。
—インプレッション
「ロードレーサーの基本を知るうえでおすすめの一台」
二戸康寛(なるしまフレンド立川店)
これはずばり、「ザッツアルミバイク!」という感じですね。踏み出しなどの軽快感がすごく良いですね。ひと踏みひと踏みがススッと反応が良くて、軽く進む感じです。乗り心地も「これぞアルミバイク」で、振動の吸収性などは、どうしてもカーボンバイクに較べてしまうとやや乏しいです。
ただ、アルミバイクの良さと、そうでもない面が際立ったかな、というハッキリとしたキャラクターで、これからロードを始めようと思っている人には、ロードレーサーの基本を知るうえでおすすめの一台になります。
バイクの作りはシンプルですが、随所に光る点があります。接合部に向けて太さが変わるメイン三角のチューブは堅実な造りをですし、エントリーモデルでありながらワイヤー類を内蔵処理していて、すっきりした外観がチネリ特有のスタイリッシュさを醸し出しています。また、28mmのタイヤにも対応するようにチェーンステーも広めにオフセットしていて、こういうエントリーライダーからシティサイクルまで幅広く対応できるような気配りは嬉しいですね。
あとは、アッセンブルとしてもカンパニョーロ・ヴェローチェが付いて、パーツ構成は自社のチネリ。それにタイヤはヴィットリアと、全てイタリアブランドで統一されていて、初めての一台が純粋なイタリアンバイクというこだわりも実現できてしまう。こういうポイントもいいと思います。
しっかりしたアルミバイクで、ここからグレードアップも可能ですし。アルミを使ってこのパフォーマンスは満足です。ハンドル幅が広い、という意見もありましたが自分的にはありかと思いました。安定感が増しますし、レーシーレーシーしていない感じで、これはこれでよいと思います。
キビキビした走りがとにかく印象的で、レースからロングライドまで問題なく対応しそうですが、堅いのですこし長距離の心配はありますね。後半で足にきて踏めなくなってしまう、という。そこだけは要注意ですね。最初からローディーになりきれるバイク。格好もいいですよね。最初の一台としてよくできたバイクだと思います。
「堅めのフレームが欲しい人には実にピッタリ」
白川賢治(YOUCAN リバーシティ店)
このバイクって純アルミですよね。まず乗ってみて感じたのは、やはりアルミらしい剛性の高さ。とてもキビキビ走ります。スケルトンによるところもあるのでしょうが、結構、軽快感が強くて、ダンシングしてもとても振りやすいです。スパルタンとまではいかないですけど、レーシング志向の人が乗っても満足させてくれるバイクです。
ただ、快適性が格段に高まっている、というバイクではないので、長い距離を乗ると足にきてしまうかもしれません。反面、ダイレクト感は実に頼もしいので、ライダーのパワーは余すところなく引き出してくれますね。しっかりした堅めのフレームが欲しい人には実にピッタリです。そういう人にはドンピシャなバイクでしょう。
個人的にはまったりめの特性が好きなこともあって、ハンドリングはもうすこしまったり・穏やかめでもいいかもしれないと感じました。ダンシングもここまで振れなくてもいいかな、と。このバイクの持っている特性だと、クイック過ぎて軽快さが前面に出過ぎて、元気なうちに踏み過ぎちゃうかも、という心配も感じました。
市民レースとか耐久レースで、長い距離でアベレージペースを維持している時、踏めなくなってしまうとそこで一気に踏めなくなってしまう。その反面、短距離のレースとかだとすごいプラスになりますね、この特性は。
このバイクをジャンル分けするなら、やはりレースモデルになると思いますね。ロードレーサーらしいキビキビした乗り味を楽しめます。それと、カーボン素材の方がいいという先入観が多いですが、アルミでもしっかり走るバイクは多いですし、最終的には全体の仕上がりが重要。その意味でバイクとして良くできていて、お薦めです。アルミを選択肢にすることをためらうことのない仕上がりです。
フロントフォークが必要充分な強度を持っていて、フレーム剛性とのバランスがとても取れているのも印象的です。個々がよくてもパーツのチグハグ感があると致命的ですけど、そういうところもまったくなかったです。
完成車のパーツアッセンブルでは、ハンドルがやや広い、という印象を受けました。これが先程の“振りやすさ”に繋がっているのかな? とも感じましたが、でもこれは恐らく幅を狭めても、変わらない特性だと思います。軽快に振りやすいバイクでした。
チネリ イクスピリエンス ヴェローチェCT
カラー:ブラックアルバ、クイックシルバー、イタリアンホワイト
チューブ:コロンブス エアプレーン 7020
サイズ:XS、S、M、L、XL
フォーク:チネリ サエッタ トップ&ボトム: 1-1/8"
メインコンポ:カンパニョーロ ヴェローチェ(10スピード)
ホイール:アレックス 470チネリ
タイヤ:ヴィットリア ルビノ
クランク:FSA ゴッサマープロCK-6021CC 34/50
ヘッドセット:コロンブス N°8bプラスφ45
ハンドル:チネリ ヴァイφ31.8(ブラックアルバ)/ヴァイビアンカφ31.8(クイックシルバー、イタリアンホワイト)
ステム:チネリ ヴァイφ31.8(ブラックアルバ)/ヴァイビアンカφ31.8(クイックシルバー、イタリアンホワイト)
シートポスト:チネリ ヴァイφ27.2(ブラックアルバ)/ヴァイビアンカφ27.2(クイックシルバー、イタリアンホワイト)
バーテープ:チネリ コルクリボン
価格:完成車 231,000円、フレームセット 92,400円(税込)
インプレライダーのプロフィール
二戸康寛(なるしまフレンド立川店)
なるしまフレンド神宮店販売チーフを経て現在は立川店勤務。かつて実業団チーム日本鋪道(昨年までのチームNIPPO)に所属してツール・ド・北海道をはじめとした国内外のトップレースを走った経験を持つ。高校時のインターハイ2位を始めツールド北海道特別賞(堅実なアシストに贈られる賞)やツールド東北総合4位等の実績を持つ。なるしまフレンドに入社後もレース活動を欠かさない36歳にしていまだ現役?のJPTレーサー。ショップではレースから得た経験を通じ自転車の魅力と楽しさをより多くの人に伝えられるよう日々自分磨きに勤しんでいる。現在の愛車はタイム・RXインスティンクト。
なるしまフレンド
白川賢治(YOU CAN リバーシティ店)
2010年4月に山梨県中央市にOPENしたYOUCANリバーシティ店の店長。高校時代から20代後半まで競技に打ち込み、現役時代にはツール・ド・北海道総合スプリント賞や全日本選手権100kmチームタイムトライアル優勝、全日本選手権ポイントレース3位等の成績を収める。実業団レースを走った経験や、輸入代理店において広報車両のセットアップを担当した経験を生かしながら、自身の「自転車大好き」な気持ちで一生つき合える自転車の楽しみを提供できるショップを目指している。普段はキャノンデール・スーパーシックスHI-MODに乗る。
YOU CAN
ウェア協力:MAVIC
text:Harumichi SATO
photo:Makoto AYANO
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