2011/07/07(木) - 11:34
強風によった落車が多発するナーバスな一日となったツール・ド・フランス第5ステージ。トレインを失いながらもゴール前のアップダウンで生き残り、自らの力で活路を開いたマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード)が今大会初勝利を飾った。
ブルターニュ地方を東進する第5ステージ。全長164kmのコースは細かい起伏の連続で、道幅も小さく、コーナーが続く。しかも後半は海沿いを走るため風に要注意。概ね追い風基調のコンディションにより、レース全体の平均スピードは45.1km/hに達した。
この日も序盤から逃げのスペシャリストたちが奮起する。
2日前にも逃げていたホセイバン・グティエレス(スペイン、モビスター)や、今大会最年少の21位アントニー・ドゥラプラス(フランス、ソール・ソジャサン)、トリスタン・ヴァランタン(フランス、コフィディス)、セバスティアン・テュルゴー(フランス、ユーロップカー)は、最大6分のリードを得た。
レース中盤に差し掛かると、細くテクニカルなコースが多くの落車を誘発。ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ)やリーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、レディオシャック)、シルヴァン・シャヴァネル(フランス、クイックステップ)も落車の被害に。いずれの選手も大怪我を負うことなく集団に復帰している。
70km地点に置かれたスプリントポイントはテュルゴーが先頭通過。4分遅れのメイン集団は、激しいスプリントの末、ボルト・ボジッチ(スロベニア、ヴァカンソレイユ・DCM)が穫る。この際、カヴェンディッシュの進路を妨害したとして、集団2番手通過のトム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)と集団5番手通過のホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター)は降格処分を受けた。
このスプリントポイント通過後、緊張感が緩んだ集団内で再び落車が発生。ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア、レディオシャック)やロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク)が地面に投げ出された。
ヘーシンクは膝と肘から血を流しながらもスタートを切ったが、ブライコヴィッチは自力で立ち上がれず、脳しんとうによってリタイアを余儀なくされた。
その後も、横風を警戒してスピードが上がるメイン集団では落車が連続。アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソバンク・サンガード)やニキ・セレンセン(デンマーク、サクソバンク・サンガード)が転び、続いて102km地点でトム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)がクラッシュ。ボーネンは痛みに耐えながら何とか再スタートを切ったが、集団復帰は不可能。
追い風に押されるようにペースを上げたメイン集団は、ラスト45km地点で早くも逃げグループを捉える。この早期の逃げ吸収は更なるアタックの火種となり、ゴールまで32kmを残してジェレミー・ロワ(フランス、FDJ)とトマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)がアタック。2人は協力して1分のリードを築き上げた。
粘り強く逃げるロワとヴォクレール。しかしスプリント勝負に持ち込みたいHTC・ハイロード、ガーミン・サーヴェロ、ランプレ・ISDが総力を上げてメイン集団を率いたため、タイム差は縮小傾向に。結局先頭2名はラスト2kmで吸収。起伏のあるコースで縦に長く伸びた集団が、フラムルージュに差し掛かった。
HTC・ハイロードは主導権を得たが、リードアウト役のマルティンとゴスの後ろにカヴェンディッシュの姿が無い。エースの不在を知ったHTCトレインが失速する隙を突いて、ラスト700mでエドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームスカイ)がロングスパートを仕掛ける。
しかしボアッソンのスパートは伸びず、ラスト300mからスプリンターによるバトルが開始。登り基調のスプリントでフィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット)が先頭に立ったが、後方から伸びたカヴェンディッシュが横に並び、そして力づくで前に出る。カヴのガッツポーズが決まった。
集団を支配するトレインから発射されるという得意のパターンではなく、自力でポジションを確保し、ラインを作り、持ち前の加速力で勝利したカヴ。その様子を後方から見ていたというカデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)は「ラスト300〜400mの時点で、カヴェンディッシュはかなり番手を下げていた。その時点で彼は諦めたと思ったよ」と証言する。
「本当にハードなステージだった!」カヴはレース後のインタビューにそう答える。「ゴールまで数キロを残したところで、グライペルが割り込んできてチームメイトから離れしまった。その時『これで終わり。今日はグリーンジャージのポイントだけを狙うか』と思った」。
「でも、ジェレイント・トーマスに反応し、ラスト200mで加速。一気に先頭にジャンプして、ジルベールと競り合っているとき、脚が燃え尽きるんじゃないかと思ったよ。本当に、本当にキツいスプリントだった。かなり後ろからのスプリントで勝てたことに本当に驚いている。登りでも千切れなかったのは調子が良い証拠だと思う」。ステージ通算16勝目を飾ったカヴはこの勝利で勢いに乗るか?カヴはポイント賞4位に浮上している。
得意な登り基調のスプリントに絡みながらも、精彩を欠いたフースホフトは10位。前日のステージの疲労が残っているのは間違いない。「ずっと集団の前方で安全に走ることを心がけた。風が強くて本当に危険なステージだった。これまで経験したツールのステージの中で最も危険だったと思う。最後はタイラー(ファラー)で勝負する予定が、彼は調子が良くないと言ってきたので、自分のスプリントに徹した。でも飛び出すのが早くてスピードに乗らず。昨日のミュールでの走りが堪えている」。フースホフトは1秒差で総合首位の座を守っている。
この日は終始落車や機材トラブルの情報が飛び交ったが、リタイアしたブライコヴィッチ以外、総合狙いの選手は一人も遅れず。中盤に落車したコンタドールは「今日は集団の雰囲気がピリピリしていた。深刻なトラブルが起きずにホッとしている。これもチームメイトのおかげだ」とコメントしている。
マイヨアポワを着て走ったエヴァンスは総合2位をキープ。「強い風と細い道が続き、それでいて速いステージだった。だから一日中ずっと集団の前方に位置していた。無線からは『落車!落車!落車!』という情報が絶えず入ってきて、落車して砂ぼこりに塗れたヘーシンクらの姿も見た。本当に危険な一日だった。こんなステージでは、クインツィアートやブルグハートのようなクラシックを得意とする選手の存在が有り難い」。エヴァンスはここまで安定した走りを見せている。
ゴールまで62kmを残して落車したボーネンは、チームメイトのアディ・エンヘルス(オランダ)のサポートを得て、13分08秒遅れでゴール。タイムアウトを免れたボーネンは「前走者と接触して前転。頭と右半身を打ったが、ヘルメットが衝撃を吸収してくれた。しばらくショックで立ち上がれなかったけど、今日は何としてもゴールしたかったんだ。エンヘルスのおかげでタイムアウトにならずに済んだ。明日からのステージに向けてリカバリーしたい」と、レース続行を表明している。
選手コメントはレース公式サイト、ならびにクイックステップ公式サイトより。
ツール・ド・フランス2011第5ステージ結果
1位 マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード) 3h38'32"
2位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット)
3位 ホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター)
4位 トニー・ギャロパン(フランス、コフィディス)
5位 ジェレイント・トーマス(イギリス、チームスカイ)
6位 アンドレ・グライペル(ドイツ、オメガファーマ・ロット)
7位 セバスティアン・イノー(フランス、アージェードゥーゼル)
8位 ウィリアム・ボネ(フランス、FDJ)
9位 ダニエル・オス(イタリア、リクイガス・キャノンデール)
10位 トル・フースホフト(ノルウェー、ガーミン・サーヴェロ)
個人総合成績 マイヨ・ジョーヌ
1位 トル・フースホフト(ノルウェー、ガーミン・サーヴェロ) 17h36'57"
2位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシング) +01"
3位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック) +04"
4位 デーヴィット・ミラー(イギリス、ガーミン・サーヴェロ) +08"
5位 アンドレアス・クレーデン(ドイツ、レディオシャック) +10"
6位 ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ)
7位 ジェレイント・トーマス(イギリス、チームスカイ) +12"
8位 エドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームスカイ)
9位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、レオパード・トレック)
10位 アンディ・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック)
11位 トニ・マルティン(ドイツ、HTC・ハイロード) +13"
14位 リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、レディオシャック) +18"
15位 ロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク) +20"
16位 アレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン、アスタナ) +32"
18位 ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、オメガファーマ・ロット) +39"
21位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +1'03"
25位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ・ISD) +1'12"
39位 アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソバンク・サンガード) +1'42"
51位 ロマン・クロイツィゲル(チェコ、アスタナ) +2'29"
53位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル) +2'36"
ポイント賞 マイヨ・ヴェール
1位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット) 120pts
2位 ホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター) 112pts
3位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム) 90pts
山岳賞 マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ
1位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム) 2pts
2位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット) 1pt
3位 ミカエル・ドラージュ(フランス、FDJ) 1pt
新人賞 マイヨ・ブラン
1位 ジェレイント・トーマス(イギリス、チームスカイ) 17h37'09"
2位 エドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームスカイ)
3位 ロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク) +08"
チーム総合成績
1位 ガーミン・サーヴェロ 52h01'31"
2位 チームスカイ +02"
3位 レオパード・トレック +04"
敢闘賞
ホセイバン・グティエレス(スペイン、モビスター)
text:Kei Tsuji
photo:Makoto Ayano, Cor Vos
ブルターニュ地方を東進する第5ステージ。全長164kmのコースは細かい起伏の連続で、道幅も小さく、コーナーが続く。しかも後半は海沿いを走るため風に要注意。概ね追い風基調のコンディションにより、レース全体の平均スピードは45.1km/hに達した。
この日も序盤から逃げのスペシャリストたちが奮起する。
2日前にも逃げていたホセイバン・グティエレス(スペイン、モビスター)や、今大会最年少の21位アントニー・ドゥラプラス(フランス、ソール・ソジャサン)、トリスタン・ヴァランタン(フランス、コフィディス)、セバスティアン・テュルゴー(フランス、ユーロップカー)は、最大6分のリードを得た。
レース中盤に差し掛かると、細くテクニカルなコースが多くの落車を誘発。ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ)やリーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、レディオシャック)、シルヴァン・シャヴァネル(フランス、クイックステップ)も落車の被害に。いずれの選手も大怪我を負うことなく集団に復帰している。
70km地点に置かれたスプリントポイントはテュルゴーが先頭通過。4分遅れのメイン集団は、激しいスプリントの末、ボルト・ボジッチ(スロベニア、ヴァカンソレイユ・DCM)が穫る。この際、カヴェンディッシュの進路を妨害したとして、集団2番手通過のトム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)と集団5番手通過のホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター)は降格処分を受けた。
このスプリントポイント通過後、緊張感が緩んだ集団内で再び落車が発生。ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア、レディオシャック)やロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク)が地面に投げ出された。
ヘーシンクは膝と肘から血を流しながらもスタートを切ったが、ブライコヴィッチは自力で立ち上がれず、脳しんとうによってリタイアを余儀なくされた。
その後も、横風を警戒してスピードが上がるメイン集団では落車が連続。アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソバンク・サンガード)やニキ・セレンセン(デンマーク、サクソバンク・サンガード)が転び、続いて102km地点でトム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)がクラッシュ。ボーネンは痛みに耐えながら何とか再スタートを切ったが、集団復帰は不可能。
追い風に押されるようにペースを上げたメイン集団は、ラスト45km地点で早くも逃げグループを捉える。この早期の逃げ吸収は更なるアタックの火種となり、ゴールまで32kmを残してジェレミー・ロワ(フランス、FDJ)とトマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)がアタック。2人は協力して1分のリードを築き上げた。
粘り強く逃げるロワとヴォクレール。しかしスプリント勝負に持ち込みたいHTC・ハイロード、ガーミン・サーヴェロ、ランプレ・ISDが総力を上げてメイン集団を率いたため、タイム差は縮小傾向に。結局先頭2名はラスト2kmで吸収。起伏のあるコースで縦に長く伸びた集団が、フラムルージュに差し掛かった。
HTC・ハイロードは主導権を得たが、リードアウト役のマルティンとゴスの後ろにカヴェンディッシュの姿が無い。エースの不在を知ったHTCトレインが失速する隙を突いて、ラスト700mでエドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームスカイ)がロングスパートを仕掛ける。
しかしボアッソンのスパートは伸びず、ラスト300mからスプリンターによるバトルが開始。登り基調のスプリントでフィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット)が先頭に立ったが、後方から伸びたカヴェンディッシュが横に並び、そして力づくで前に出る。カヴのガッツポーズが決まった。
集団を支配するトレインから発射されるという得意のパターンではなく、自力でポジションを確保し、ラインを作り、持ち前の加速力で勝利したカヴ。その様子を後方から見ていたというカデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)は「ラスト300〜400mの時点で、カヴェンディッシュはかなり番手を下げていた。その時点で彼は諦めたと思ったよ」と証言する。
「本当にハードなステージだった!」カヴはレース後のインタビューにそう答える。「ゴールまで数キロを残したところで、グライペルが割り込んできてチームメイトから離れしまった。その時『これで終わり。今日はグリーンジャージのポイントだけを狙うか』と思った」。
「でも、ジェレイント・トーマスに反応し、ラスト200mで加速。一気に先頭にジャンプして、ジルベールと競り合っているとき、脚が燃え尽きるんじゃないかと思ったよ。本当に、本当にキツいスプリントだった。かなり後ろからのスプリントで勝てたことに本当に驚いている。登りでも千切れなかったのは調子が良い証拠だと思う」。ステージ通算16勝目を飾ったカヴはこの勝利で勢いに乗るか?カヴはポイント賞4位に浮上している。
得意な登り基調のスプリントに絡みながらも、精彩を欠いたフースホフトは10位。前日のステージの疲労が残っているのは間違いない。「ずっと集団の前方で安全に走ることを心がけた。風が強くて本当に危険なステージだった。これまで経験したツールのステージの中で最も危険だったと思う。最後はタイラー(ファラー)で勝負する予定が、彼は調子が良くないと言ってきたので、自分のスプリントに徹した。でも飛び出すのが早くてスピードに乗らず。昨日のミュールでの走りが堪えている」。フースホフトは1秒差で総合首位の座を守っている。
この日は終始落車や機材トラブルの情報が飛び交ったが、リタイアしたブライコヴィッチ以外、総合狙いの選手は一人も遅れず。中盤に落車したコンタドールは「今日は集団の雰囲気がピリピリしていた。深刻なトラブルが起きずにホッとしている。これもチームメイトのおかげだ」とコメントしている。
マイヨアポワを着て走ったエヴァンスは総合2位をキープ。「強い風と細い道が続き、それでいて速いステージだった。だから一日中ずっと集団の前方に位置していた。無線からは『落車!落車!落車!』という情報が絶えず入ってきて、落車して砂ぼこりに塗れたヘーシンクらの姿も見た。本当に危険な一日だった。こんなステージでは、クインツィアートやブルグハートのようなクラシックを得意とする選手の存在が有り難い」。エヴァンスはここまで安定した走りを見せている。
ゴールまで62kmを残して落車したボーネンは、チームメイトのアディ・エンヘルス(オランダ)のサポートを得て、13分08秒遅れでゴール。タイムアウトを免れたボーネンは「前走者と接触して前転。頭と右半身を打ったが、ヘルメットが衝撃を吸収してくれた。しばらくショックで立ち上がれなかったけど、今日は何としてもゴールしたかったんだ。エンヘルスのおかげでタイムアウトにならずに済んだ。明日からのステージに向けてリカバリーしたい」と、レース続行を表明している。
選手コメントはレース公式サイト、ならびにクイックステップ公式サイトより。
ツール・ド・フランス2011第5ステージ結果
1位 マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード) 3h38'32"
2位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット)
3位 ホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター)
4位 トニー・ギャロパン(フランス、コフィディス)
5位 ジェレイント・トーマス(イギリス、チームスカイ)
6位 アンドレ・グライペル(ドイツ、オメガファーマ・ロット)
7位 セバスティアン・イノー(フランス、アージェードゥーゼル)
8位 ウィリアム・ボネ(フランス、FDJ)
9位 ダニエル・オス(イタリア、リクイガス・キャノンデール)
10位 トル・フースホフト(ノルウェー、ガーミン・サーヴェロ)
個人総合成績 マイヨ・ジョーヌ
1位 トル・フースホフト(ノルウェー、ガーミン・サーヴェロ) 17h36'57"
2位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシング) +01"
3位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック) +04"
4位 デーヴィット・ミラー(イギリス、ガーミン・サーヴェロ) +08"
5位 アンドレアス・クレーデン(ドイツ、レディオシャック) +10"
6位 ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ)
7位 ジェレイント・トーマス(イギリス、チームスカイ) +12"
8位 エドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームスカイ)
9位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、レオパード・トレック)
10位 アンディ・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック)
11位 トニ・マルティン(ドイツ、HTC・ハイロード) +13"
14位 リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、レディオシャック) +18"
15位 ロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク) +20"
16位 アレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン、アスタナ) +32"
18位 ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、オメガファーマ・ロット) +39"
21位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +1'03"
25位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ・ISD) +1'12"
39位 アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソバンク・サンガード) +1'42"
51位 ロマン・クロイツィゲル(チェコ、アスタナ) +2'29"
53位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル) +2'36"
ポイント賞 マイヨ・ヴェール
1位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット) 120pts
2位 ホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター) 112pts
3位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム) 90pts
山岳賞 マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ
1位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム) 2pts
2位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット) 1pt
3位 ミカエル・ドラージュ(フランス、FDJ) 1pt
新人賞 マイヨ・ブラン
1位 ジェレイント・トーマス(イギリス、チームスカイ) 17h37'09"
2位 エドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームスカイ)
3位 ロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク) +08"
チーム総合成績
1位 ガーミン・サーヴェロ 52h01'31"
2位 チームスカイ +02"
3位 レオパード・トレック +04"
敢闘賞
ホセイバン・グティエレス(スペイン、モビスター)
text:Kei Tsuji
photo:Makoto Ayano, Cor Vos
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