5月15日(日)に奈良県で「布目湖畔サイクルフェスタ」が開催される。この湖畔を舞台にしたサイクリングイベントの注目は、ツアー・オブ・ジャパン奈良ステージと同じコースを走るクラスが設定されているところ。ロードレースファンも注目のサイクリングイベントだ。

「布目湖畔サイクルフェスタ」は、1991年に奈良の東山中、木津川の支流布目川の主として山添村と奈良市にまたがる地域に建設された布目ダムの完成を記念して同時にスタート。シリーズ化して開催し、今回で20回目を数える。回を追うごとに県内外から多数のサイクリストが参加、今では家族で参加できるものとしては、県下最大のサイクルイベントとなっている。

ツアーオブジャパン 奈良ステージと同じコース
中でもロードレースファンに注目なのは、ツアー・オブ・ジャパン奈良ステージと全く同じコース設定のクラスが設けられていること。東大寺・南大門を出発し、ダム湖畔を12周回するという設定まで再現され、このクラスのみタイム計測が行なわれる。

イベント自体は基本的にはレースではなく、のんびりとサイクリングを楽しむクラスも充実。会場となる布目湖は、大和高原の豊かな自然が広がる美しい場所なので、自然をバックに家族で楽しむには絶好のサイクリングイベントといえる。
主催はNCA奈良県サイクリング協会。