コルナゴは、ツール・ド・フランスで新城幸也も駆ったピュアレーサーC59 Italiaを発表。コルナゴのカーボンモデルとしてなじみ深いCと数字の組み合わされた車名を持つこの新しいハイエンドモデルは、得意のラグを使ったフルカーボンモデルだ。

ピュアレーサーC59 Italiaを発表

コルナゴC59 ItaliaコルナゴC59 Italia (c)Takashi.Kayaba

トップチューブとダウンチューブは、クロモリ時代のコルナゴの特徴だった8角形の断面形状が復活。しかも内部に板状のリブを備えたチューブを使用して、高い剛性を確保しているという。開発に4年の歳月をかけたという、コルナゴ渾身のハイエンドモデルだ。

イタリア国旗があしらわれるが、トマ・ヴォクレールが乗ったフランスチャンピオンカラーもオーダーが可能だという。
クロモリのエサメキシコを彷彿とさせるチューブシェイプクロモリのエサメキシコを彷彿とさせるチューブシェイプ (c)Takashi.Kayaba新型Q2ステーを搭載新型Q2ステーを搭載 (c)Takashi.Kayaba


Bboxブイグテレコムが駆ったカラーのC59 italiaBboxブイグテレコムが駆ったカラーのC59 italia (c)Takashi.Kayaba多角形のチューブがよく判る多角形のチューブがよく判る (c)Takashi.Kayaba



モノコックカーボンの最高峰M10がデビュー

コルナゴM10コルナゴM10 (c)Takashi.Kayaba

もう一台の注目は、コルナゴのモノコックフレームの最高峰となるM10だ。人気の高かった従来のカーボンモノコックフレームCX-1に比べ、更に軽量で剛性の高い設計となっているという。

コルナゴらしさという点では、ラグフレームのC59 Italiaに譲るものの、無駄のないスマートな形状は、実戦的なバイクを作るコルナゴの姿勢がみえるモデルだ。

メインフレームはモノコック製だメインフレームはモノコック製だ (c)Takashi.KayabaリアはQ2ステー搭載リアはQ2ステー搭載 (c)Takashi.Kayaba


ニューモデルのC59、M10ともに、ワイヤーはフレーム内蔵式となり、シマノの電動シフトDi2のバッテリーが直に取り付けられるなど、現代の流行を取り入れたニューモデルとなっている。

EPSはクラシックな装いで登場

EPSホワイトEPSホワイト (c)Takashi.Kayaba

従来のハイエンドモデルEPSは、コルナゴの旧ロゴがあしらわれ、前後フォークにまるで往年のめっきラグのような塗り分けを施したクラシックテイストな新色が登場した。

EPSにはレトロなロゴがあしらわれたEPSにはレトロなロゴがあしらわれた (c)Takashi.Kayaba

アントニー・シャルトーの山岳賞バイクを展示

アントニー・シャルトーのツール山岳賞獲得モデルアントニー・シャルトーのツール山岳賞獲得モデル (c)Takashi.Kayaba

ツール・ド・フランスで山岳賞を受賞した、アントニー・シャルトーのC59を展示。バイクの後ろには、ツール中のシャルトーと新城幸也の写真が飾られ、写真の下にはシャルトーとともに“Y.ARASHIRO”の文字もしっかりと刻まれる。ユキヤの活躍が讃えられている証として、嬉しい展示だった。

水玉が全面にあしらわれる水玉が全面にあしらわれる (c)Takashi.Kayaba水玉が全面にあしらわれる水玉が全面にあしらわれる (c)Takashi.Kayaba


人気のコルナゴブース人気のコルナゴブース (c)Takashi.Kayaba






photo&report:takashi.Kayaba
edit:Makoto.AYANO

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