オーストリッチがロングセラーの輪行バッグ「OS-500 トラベルバッグ」を、最新のディスクロードバイクに合わせてアップデートした。新型の「OS-500 ワイドトラベルバッグ」をCW編集部員が、レース遠征でインプレッションしていく。

オーストリッチ OS-500 ワイドトラベルバッグ photo:Michinari TAKAGI
1968年創業の老舗自転車用品ブランドであるオーストリッチ。輪行袋や自転車用バッグを多くラインアップし、今年に入って多くの新製品をリリースしている。なかでも「OS-500 ワイドトラベルバッグ」は、ファンから長く愛されている輪行バッグ「OS-500 トラベルバッグ」を最新のディスクロードバイクに合わせ、改良を施した新型モデルだ。

リアディレイラー側に拡張ファスナーを追加 photo:Michinari TAKAGI
改良点は従来のハンドル側にマチを付け、一体型のハンドルステムにも対応可能となったこと。さらに、リアディレイラー側に拡張ファスナーを追加したことで、バイクの入れやすさが向上している。
内側にはフレームのための大きな収納スペースが用意され、両サイドにはホイールを入れるポケットと、シューズや工具などを入れる小ポケットが備わっている。また外側には送り状を入れるクリアポケットも付いている。

バッグ内はフレームやホイール、小物を分けて収納できる photo:Michinari TAKAGI
表面の生地には、420デニールの太さのナイロン糸で織られた生地「NL420D」を採用。摩擦や引き裂きに強い耐久性があり、自転車の重さに耐えうる丈夫な生地だ。さらに、生地が軽量であることも輪行バッグに適しているポイントだ。
裏面にポリウレタンコーティング(PUC)が施されているため、防水性や防汚性が向上。汚れが付着しても落としやすくなっている。

厚さ約10mmのウレタンを全面に使用することで自転車を衝撃から守ってくれる photo:Michinari TAKAGI

折り畳めるため、コンパクトになる photo:Michinari TAKAGI
さらに厚さ約10mmのウレタンを全面に使用することで、自転車をあらゆる衝撃から守ってくれる。さらに、折りたたむことができるため、使用しない時や運ぶ際にコンパクトにもなってくれる。付属品としてショルダーベルトがついてくるため、肩に担いで持ち運びやすい。価格は30,800円(税込)。
それでは、編集部員によるインプレッションに移っていこう。
─編集部インプレッション

サイクルモードTOKYO2024のオーストリッチブースで、輪行バッグ「OS-500」のプロトタイプも見せてくれた photo:Michinari TAKAGI
今回、インプレッションを担当するのはCW編集部員の高木。高校から自転車競技を始め、現在はJプロツアーのロードレースやクリテリウム、シクロクロスのJCXシリーズ、サイクリングイベントなどのレースやイベントで全国各地を遠征している。
東京に暮らしているため関東圏の近場であれば、車のサイクルキャリアに車載して遠征に行っている。しかし、北は北海道、南は広島から九州、沖縄などといった遠方になれば、新幹線や飛行機など公共交通機関を利用している。そのため、当然輪行袋や輪行バッグは必需品となっており、高校生の時に購入したオーストリッチ OS-500トラベルバッグを、これまで16年間も愛用してきた。

電車と飛行機の輪行でオーストリッチ OS-500 ワイドトラベルバッグを使用してみた photo:Michinari TAKAGI
これまで実に100レース以上を輪行してきたが、OS-500トラベルバッグは破れることなく愛車を守り続けてくれた。ただここ数年、ディスクブレーキが搭載されたロードバイクに乗り換えたことや、ステム一体型ハンドルを搭載したバイクにしたことで、OS-500 TRAVEL BAGでは些か不便に感じてしまうシーンが増えてきた。
そんな折、後継モデルとなるOS-500ワイドトラベルバッグがリリースされ、すぐに導入を決めた。
3月末に開催されたJプロツアーの広島ロードレースと広島クリテリウムのレース遠征では、電車と飛行機で移動するため、実際にOS-500ワイドトラベルバッグを使用した。
ディスクロードを収納して飛行機輪行へ

愛車のスペシャライズド S-WORKS TARMAC SL8は52サイズでロヴァールのステム一体型ハンドルがついているが、スムーズにバッグの中に納まっていった photo:Michinari TAKAGI
愛車を仕舞う手順はこうだ。まずはバイクからホイールとペダルを外し、フレームをひっくり返して床に置く。フレームにはフレームカバーや毛布を巻き、万が一のことがあっても割れないようにしっかりと保護していく。また、ディスクブレーキにはダミーローターの装着も忘れずに。
そしてOS-500ワイドトラベルバッグを広げ、ハンドルを目一杯切った状態でフレームを入れていく。バイクはスペシャライズド S-WORKS TARMAC SL8の52サイズで、ロヴァールのステム一体型ハンドルがついているが、スムーズにバッグの中に納まっていった。確かに、最新のディスクロードバイクに合わせられており、アップデートを感じた。

ホイールのポケット部にはローターが当たる部分に補強材が備えられている photo:Michinari TAKAGI

小ポケットにはビンディングシューズを入れていく photo:Michinari TAKAGI
そして、両サイドにあるホイールの大ポケットに外した前後輪を入れていく。両サイドにはさらに、小物などを入れられる小ポケットがあり、ここにはシューズやウェアなどを入れた。
従来のOS-500トラベルバッグでは、この時点でパツパツの状態になっていた。しかし、OS-500ワイドトラベルバッグではハンドル側にマチがあることや、リアディレイラー側に拡張ファスナーが備わったことで、まだまだスペースに余裕がある。

広島空港では自転車を組み立てる専用ブースがあり、サイクリストにとって非常に嬉しい photo:Michinari TAKAGI
最後にバッグのファスナーを閉めれば、輪行の準備は完了だ。付属してくるショルダーベルトを取り付ければ、肩に担いで持ち運ぶことができる。しかし、輪行バッグは10kg以上はあるため、担いだ時に肩に食い込んでしまう。そこで、オプションで用意されているオーストリッチの肩パッドを取り付けることで、クッションのおかげで、肩への食い込みを軽減してくれる。ちなみにこの肩パッドは16年愛用してきたOS-500トラベルバッグから移植した。
無事に自宅から電車で空港に移動し、荷物と輪行バッグを預けてチェックインも済ませた。そして、広島空港に到着し、OS-500ワイドトラベルバッグから愛車を組み立てる。OS-500ワイドトラベルバッグは3つ折りにでき、コンパクトになるため、レンタカーなどでもスペースを取らないのもポイントだ。

3つ折りにできてコンパクトになるため、レンタカーなどでもスペースを取らない photo:Michinari TAKAGI
目的であったJプロツアーのレースを走り、再び飛行機輪行の準備をしていく。広島から東京へ。無事、自宅に到着し、愛車を再び組み立て、フレームやパーツの破損もなく無事だった。
ディスクロードやステム一体型ハンドルに対応した最新型のOS-500ワイドトラベルバッグは、確実に使いやすくなっていた。ディスクロードでレースやサイクリングイベントに参加する方は、おすすめできる輪行バッグだ。筆者のように、リムブレーキモデルの輪行バッグを使い続けているのであれば、これを機に新調してみてはどうだろうか。きっと遠征時のストレスを大きく軽減してくれるはずだ。

マチが追加され、スペースに余裕ができた photo:Michinari TAKAGI

最新型のOS-500ワイドトラベルバッグは使いやすさもアップデートされていた photo:Michinari TAKAGI
オーストリッチ OS-500 ワイドトラベルバッグ
素材:NL420D/PUC
付属品:ショルダーベルト
価格:30,800円(税込)

1968年創業の老舗自転車用品ブランドであるオーストリッチ。輪行袋や自転車用バッグを多くラインアップし、今年に入って多くの新製品をリリースしている。なかでも「OS-500 ワイドトラベルバッグ」は、ファンから長く愛されている輪行バッグ「OS-500 トラベルバッグ」を最新のディスクロードバイクに合わせ、改良を施した新型モデルだ。

改良点は従来のハンドル側にマチを付け、一体型のハンドルステムにも対応可能となったこと。さらに、リアディレイラー側に拡張ファスナーを追加したことで、バイクの入れやすさが向上している。
内側にはフレームのための大きな収納スペースが用意され、両サイドにはホイールを入れるポケットと、シューズや工具などを入れる小ポケットが備わっている。また外側には送り状を入れるクリアポケットも付いている。

表面の生地には、420デニールの太さのナイロン糸で織られた生地「NL420D」を採用。摩擦や引き裂きに強い耐久性があり、自転車の重さに耐えうる丈夫な生地だ。さらに、生地が軽量であることも輪行バッグに適しているポイントだ。
裏面にポリウレタンコーティング(PUC)が施されているため、防水性や防汚性が向上。汚れが付着しても落としやすくなっている。


さらに厚さ約10mmのウレタンを全面に使用することで、自転車をあらゆる衝撃から守ってくれる。さらに、折りたたむことができるため、使用しない時や運ぶ際にコンパクトにもなってくれる。付属品としてショルダーベルトがついてくるため、肩に担いで持ち運びやすい。価格は30,800円(税込)。
それでは、編集部員によるインプレッションに移っていこう。
─編集部インプレッション

今回、インプレッションを担当するのはCW編集部員の高木。高校から自転車競技を始め、現在はJプロツアーのロードレースやクリテリウム、シクロクロスのJCXシリーズ、サイクリングイベントなどのレースやイベントで全国各地を遠征している。
東京に暮らしているため関東圏の近場であれば、車のサイクルキャリアに車載して遠征に行っている。しかし、北は北海道、南は広島から九州、沖縄などといった遠方になれば、新幹線や飛行機など公共交通機関を利用している。そのため、当然輪行袋や輪行バッグは必需品となっており、高校生の時に購入したオーストリッチ OS-500トラベルバッグを、これまで16年間も愛用してきた。

これまで実に100レース以上を輪行してきたが、OS-500トラベルバッグは破れることなく愛車を守り続けてくれた。ただここ数年、ディスクブレーキが搭載されたロードバイクに乗り換えたことや、ステム一体型ハンドルを搭載したバイクにしたことで、OS-500 TRAVEL BAGでは些か不便に感じてしまうシーンが増えてきた。
そんな折、後継モデルとなるOS-500ワイドトラベルバッグがリリースされ、すぐに導入を決めた。
3月末に開催されたJプロツアーの広島ロードレースと広島クリテリウムのレース遠征では、電車と飛行機で移動するため、実際にOS-500ワイドトラベルバッグを使用した。
ディスクロードを収納して飛行機輪行へ

愛車を仕舞う手順はこうだ。まずはバイクからホイールとペダルを外し、フレームをひっくり返して床に置く。フレームにはフレームカバーや毛布を巻き、万が一のことがあっても割れないようにしっかりと保護していく。また、ディスクブレーキにはダミーローターの装着も忘れずに。
そしてOS-500ワイドトラベルバッグを広げ、ハンドルを目一杯切った状態でフレームを入れていく。バイクはスペシャライズド S-WORKS TARMAC SL8の52サイズで、ロヴァールのステム一体型ハンドルがついているが、スムーズにバッグの中に納まっていった。確かに、最新のディスクロードバイクに合わせられており、アップデートを感じた。


そして、両サイドにあるホイールの大ポケットに外した前後輪を入れていく。両サイドにはさらに、小物などを入れられる小ポケットがあり、ここにはシューズやウェアなどを入れた。
従来のOS-500トラベルバッグでは、この時点でパツパツの状態になっていた。しかし、OS-500ワイドトラベルバッグではハンドル側にマチがあることや、リアディレイラー側に拡張ファスナーが備わったことで、まだまだスペースに余裕がある。

最後にバッグのファスナーを閉めれば、輪行の準備は完了だ。付属してくるショルダーベルトを取り付ければ、肩に担いで持ち運ぶことができる。しかし、輪行バッグは10kg以上はあるため、担いだ時に肩に食い込んでしまう。そこで、オプションで用意されているオーストリッチの肩パッドを取り付けることで、クッションのおかげで、肩への食い込みを軽減してくれる。ちなみにこの肩パッドは16年愛用してきたOS-500トラベルバッグから移植した。
無事に自宅から電車で空港に移動し、荷物と輪行バッグを預けてチェックインも済ませた。そして、広島空港に到着し、OS-500ワイドトラベルバッグから愛車を組み立てる。OS-500ワイドトラベルバッグは3つ折りにでき、コンパクトになるため、レンタカーなどでもスペースを取らないのもポイントだ。

目的であったJプロツアーのレースを走り、再び飛行機輪行の準備をしていく。広島から東京へ。無事、自宅に到着し、愛車を再び組み立て、フレームやパーツの破損もなく無事だった。
ディスクロードやステム一体型ハンドルに対応した最新型のOS-500ワイドトラベルバッグは、確実に使いやすくなっていた。ディスクロードでレースやサイクリングイベントに参加する方は、おすすめできる輪行バッグだ。筆者のように、リムブレーキモデルの輪行バッグを使い続けているのであれば、これを機に新調してみてはどうだろうか。きっと遠征時のストレスを大きく軽減してくれるはずだ。


オーストリッチ OS-500 ワイドトラベルバッグ
素材:NL420D/PUC
付属品:ショルダーベルト
価格:30,800円(税込)
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