東日本大震災からの復興サイクリングイベントとして開催される「ツール・ド・ふくしま2026」。震災から15年の今年は、6月13日(土)にサイクリング種目を4コース開催。初のグラベル種目が加わり、よりその魅力を深めたイベントを紹介しよう。

震災から15年で沿岸部は見違えるほどに整備され、サイクリングに好適な環境が広がる photo:ツール・ド・ふくしま
今年で4年目を迎えた「ツール・ド・ふくしま2026」。UCIグランフォンドワールドシリーズとして開催される市民ロードレース部門だけでなく、震災から15年目を迎えた福島の「現在」を体感できるサイクリング部門も併催される。
サイクリング部門は、6月13日(土)に4つの種目が用意される。
1:シーサイドを中心に疾走する「いわき浜海道ライド110」
2:自然豊かな浜通りの海と山を駆け巡る「ふくしま復興ライド80」
3:3:贅沢グルメにくわえコスプレ参加大歓迎!「あぶくま山岳グルメライド40」
4:グラベルデビューにもピッタリな「ならはグラベルライド40」(42km)

昨年も多くのサイクリストが集まった photo:Ryota Nakatani

サイクリングターミナル「天神岬温泉しおかぜ荘」は旅の拠点にもなる
全4コースのいずれの種目でもエイドステーションで山の幸、海の幸がふるまわれ、福島の食を堪能できる。さらに、参加者は無料で入浴できる「天神岬温泉 しおかぜ荘」付き。走り終わったら汗を流し、ロングライドを走り切った達成感に浸れる。4コースそれぞれの特徴を、大会事務局・ハシケンこと橋本謙司が紹介する。
距離への挑戦! 浜通りの魅力が詰まった いわき浜海道ライド110

最長距離のいわき浜海道ライド110 photo:Makoto AYANO
最長距離の種目になる「いわき浜海道ライド110」は、浜通りの美しいシーサイドとダイナミックな道を繋ぐ絶景ロングライド。ナショナルサイクルルートの指定を目指し、サイクリング環境の整備が進む「ふくしま浜通りサイクルルート」の一部も含まれるコースだ。
スタート・ゴール地点は太平洋に面した天神岬スポーツ公園。北田天満宮の大鳥居をくぐってスタートしたのち、震災後に新たに舗装された区間が多い浜街道を北上。

全国でもあまり見かけない赤い矢羽を発見 photo:Ryota Nakatani
そして、浜通りを代表する絶景エリアのひとつである富岡町のシーサイドへ。さらに、桜の季節には全国から観光客が訪れる夜の森の桜並木通りへ。この区間の路面には、通常の青色ではなくピンク色の矢羽根が敷かれ、サイクリストを楽しませてくれる。
以降、山麓線の愛称で親しまれている内陸区間をおよそ35kmにわたって南下。長い上り坂はないものの、小刻みな起伏が連続し走りごたえは十分。53km地点、トマトのテーマパークとして知られるいわきを代表する観光施設「ワンダーファーム」では、トマトを使った振る舞いが今年も用意される予定です。

「いわき七浜街道」シーサイドロードのハイライトへ
およそ74km地点で北側に進路を変えると、ここからはいわきが誇るシーサイドルートが広がる。いわきの7つの浜を繋ぐ復興サイクリングロードである「いわき七浜海道」がルートに。豊間海岸、塩屋崎灯台、薄磯海水浴場、新舞子海岸など、いわきを代表する観光名所を巡っていく。防潮堤の上からの眺めはまさに絶景!
今年も「いわき新舞子ハイツ」では、贅沢な海鮮丼のふるまいが用意される予定。ロングライドのエイドで本格的な海鮮丼が食べられるイベントは寡聞にして聞いたことがない。

こんな立派な海鮮丼がエイドで提供されました photo:Makoto AYANO
お腹を満たした後も、四倉海水浴場や弁天島など海沿いの見どころはまだまだ続く。終盤の末続や夕筋地域は、ローカルな道やトンネルなど情緒あふれる景色が続く。浜街道に合流し、広野火力発電所が見えてきたらゴールは間も無く。サッカーの聖地であるJヴィレッジ前を通って天神岬へとゴール!
距離も景色も妥協したくないサイクリストに向けた、大会最長のチャレンジコースだ。
走りも楽しみも、ちょうどいい王道コース ふくしま復興ライド80

福島の魅力をバランスよく味わえるふくしま復興ライド80 photo:Ryota Nakatani
ふくしま復興ライド80は海と里山、福島の魅力をバランスよく味わえる80kmコース。爽快な海沿いの景色と、のどかな田園風景が交互に現れ、ペダルを漕ぐたびに表情の変わるルートが楽しめる。
およそ17km地点までは「いわき浜海道ライド110」と同じルートを辿り、それ以降は川内村へ向けた上り坂がスタート。12kmほど続く上り坂ですが、勾配は緩やかなのでロングライド初挑戦者でも無理なく参加できるはず。

第2エイド「いわなの郷」では立派な岩魚の丸焼きを堪能できた。施設裏の川でたくさん採れるそうだ photo:Ryota Nakatani
エイドステーションでは、地域ならではのグルメをご用意。川内村の特産でもあるイワナを贅沢にいただくイワナの塩焼きを、昨年に続いて予定しているとのこと。適度なアップダウンが心地よい達成感を生み、初めてのロングライドにもおすすめのコースです。
「走る楽しさ」と「味わう楽しさ」を両立した、多くの方が満足できるコースとなっている。
50名限定の贅沢グルメ! あぶくま山岳グルメライド40

あぶくま山岳グルメライド40 (c)ツール・ド・ふくしま実行委員会
ツール・ド・ふくしま大会の中で、もっともアットホームで、贅沢なエイドが用意される種目があぶくま山岳グルメライド40。
参加者は限定50名で、ライド後には会場の「川俣町峠の森自然公園」で川俣町の地鶏であるシャモの丸焼きのふるまいを予定。昨年はこのほか、飯舘牛バーガーや豚汁、削りいちごスイーツなどが振舞われた。

川俣町の地鶏であるシャモの丸焼き (c)ツール・ド・ふくしま実行委員会
そして、ただ景色や色を楽しむだけでなく、地元で活動する方のお話をお聞きしたりと交流を深めるセッションも用意。大人数のイベントではできない様々な工夫を凝らし、サイクリングにプラスアルファの体験を楽しめるプレミアムな一日。
コースは、多少の標高差はあるものの、昨年よりも難易度を下げ、体力に自信がない人でも参加しやすくなっている。距離は短めながら、山岳ポイントをしっかり盛り込んでいるので、達成感も存分に感じられるだろう。
小人数イベントらしく、参加者同士、スタッフとも仲良くなれるほどアットホームなイベントだ。ファミリーやカップルなど、気軽にサイクリングイベントを楽しみたい方にぴったりの種目だ。
今年はコスプレ参加者も大歓迎する。主催がとあるテーマ(お題)を設けたコスプレで参加すると、当日会場で特別表彰も行う予定だ。テーマは近日中に、大会サイトでお知らせする。
楢葉の自然を、未舗装路で味わえる ならはグラベル40

初めてのグラベルにもぴったり ならはグラベルライド (c)ツール・ド・ふくしま実行委員会
今大会から新設されたならはグラベル40は、ツール・ド・ふくしま初となるグラベルライド種目だ。舗装路だけでなく、林道や未舗装路(グラベル)を織り交ぜたコースは、楢葉町の自然をより深く、よりダイナミックに体感できる。
砂利道や土道といったグラベル区間では、路面状況の変化を楽しみながら走行する冒険心をくすぐるルートが特徴。スピードを競うレースではなく、景色や走行そのものを楽しむライドイベントとであり、コースの難易度自体も高くないため、グラベル初挑戦の方でも安心して参加できる種目だ。
エイドはグラベル区間に2つ、舗装路区間に1つ、計3つを用意。山林の静けさや里山の風景、楢葉町ならではのローカルな道を走り抜けることで、通常のロードライドとはひと味違うサイクリング体験を楽しめるはずだ。
ツール・ド・ふくしま2026サイクリング部門
種目定員:
・いわき浜海道ライド110:500人
・ふくしま復興ライド80:300人
・あぶくま山岳グルメライド40:50人
・ならはグラベル40:150人(予定)
申込:スポーツエントリー
https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/103425
申込期間:5月10日まで

今年で4年目を迎えた「ツール・ド・ふくしま2026」。UCIグランフォンドワールドシリーズとして開催される市民ロードレース部門だけでなく、震災から15年目を迎えた福島の「現在」を体感できるサイクリング部門も併催される。
サイクリング部門は、6月13日(土)に4つの種目が用意される。
1:シーサイドを中心に疾走する「いわき浜海道ライド110」
2:自然豊かな浜通りの海と山を駆け巡る「ふくしま復興ライド80」
3:3:贅沢グルメにくわえコスプレ参加大歓迎!「あぶくま山岳グルメライド40」
4:グラベルデビューにもピッタリな「ならはグラベルライド40」(42km)


全4コースのいずれの種目でもエイドステーションで山の幸、海の幸がふるまわれ、福島の食を堪能できる。さらに、参加者は無料で入浴できる「天神岬温泉 しおかぜ荘」付き。走り終わったら汗を流し、ロングライドを走り切った達成感に浸れる。4コースそれぞれの特徴を、大会事務局・ハシケンこと橋本謙司が紹介する。
距離への挑戦! 浜通りの魅力が詰まった いわき浜海道ライド110

最長距離の種目になる「いわき浜海道ライド110」は、浜通りの美しいシーサイドとダイナミックな道を繋ぐ絶景ロングライド。ナショナルサイクルルートの指定を目指し、サイクリング環境の整備が進む「ふくしま浜通りサイクルルート」の一部も含まれるコースだ。
スタート・ゴール地点は太平洋に面した天神岬スポーツ公園。北田天満宮の大鳥居をくぐってスタートしたのち、震災後に新たに舗装された区間が多い浜街道を北上。

そして、浜通りを代表する絶景エリアのひとつである富岡町のシーサイドへ。さらに、桜の季節には全国から観光客が訪れる夜の森の桜並木通りへ。この区間の路面には、通常の青色ではなくピンク色の矢羽根が敷かれ、サイクリストを楽しませてくれる。
以降、山麓線の愛称で親しまれている内陸区間をおよそ35kmにわたって南下。長い上り坂はないものの、小刻みな起伏が連続し走りごたえは十分。53km地点、トマトのテーマパークとして知られるいわきを代表する観光施設「ワンダーファーム」では、トマトを使った振る舞いが今年も用意される予定です。

およそ74km地点で北側に進路を変えると、ここからはいわきが誇るシーサイドルートが広がる。いわきの7つの浜を繋ぐ復興サイクリングロードである「いわき七浜海道」がルートに。豊間海岸、塩屋崎灯台、薄磯海水浴場、新舞子海岸など、いわきを代表する観光名所を巡っていく。防潮堤の上からの眺めはまさに絶景!
今年も「いわき新舞子ハイツ」では、贅沢な海鮮丼のふるまいが用意される予定。ロングライドのエイドで本格的な海鮮丼が食べられるイベントは寡聞にして聞いたことがない。

お腹を満たした後も、四倉海水浴場や弁天島など海沿いの見どころはまだまだ続く。終盤の末続や夕筋地域は、ローカルな道やトンネルなど情緒あふれる景色が続く。浜街道に合流し、広野火力発電所が見えてきたらゴールは間も無く。サッカーの聖地であるJヴィレッジ前を通って天神岬へとゴール!
距離も景色も妥協したくないサイクリストに向けた、大会最長のチャレンジコースだ。
走りも楽しみも、ちょうどいい王道コース ふくしま復興ライド80

ふくしま復興ライド80は海と里山、福島の魅力をバランスよく味わえる80kmコース。爽快な海沿いの景色と、のどかな田園風景が交互に現れ、ペダルを漕ぐたびに表情の変わるルートが楽しめる。
およそ17km地点までは「いわき浜海道ライド110」と同じルートを辿り、それ以降は川内村へ向けた上り坂がスタート。12kmほど続く上り坂ですが、勾配は緩やかなのでロングライド初挑戦者でも無理なく参加できるはず。

エイドステーションでは、地域ならではのグルメをご用意。川内村の特産でもあるイワナを贅沢にいただくイワナの塩焼きを、昨年に続いて予定しているとのこと。適度なアップダウンが心地よい達成感を生み、初めてのロングライドにもおすすめのコースです。
「走る楽しさ」と「味わう楽しさ」を両立した、多くの方が満足できるコースとなっている。
50名限定の贅沢グルメ! あぶくま山岳グルメライド40

ツール・ド・ふくしま大会の中で、もっともアットホームで、贅沢なエイドが用意される種目があぶくま山岳グルメライド40。
参加者は限定50名で、ライド後には会場の「川俣町峠の森自然公園」で川俣町の地鶏であるシャモの丸焼きのふるまいを予定。昨年はこのほか、飯舘牛バーガーや豚汁、削りいちごスイーツなどが振舞われた。

そして、ただ景色や色を楽しむだけでなく、地元で活動する方のお話をお聞きしたりと交流を深めるセッションも用意。大人数のイベントではできない様々な工夫を凝らし、サイクリングにプラスアルファの体験を楽しめるプレミアムな一日。
コースは、多少の標高差はあるものの、昨年よりも難易度を下げ、体力に自信がない人でも参加しやすくなっている。距離は短めながら、山岳ポイントをしっかり盛り込んでいるので、達成感も存分に感じられるだろう。
小人数イベントらしく、参加者同士、スタッフとも仲良くなれるほどアットホームなイベントだ。ファミリーやカップルなど、気軽にサイクリングイベントを楽しみたい方にぴったりの種目だ。
今年はコスプレ参加者も大歓迎する。主催がとあるテーマ(お題)を設けたコスプレで参加すると、当日会場で特別表彰も行う予定だ。テーマは近日中に、大会サイトでお知らせする。
楢葉の自然を、未舗装路で味わえる ならはグラベル40

今大会から新設されたならはグラベル40は、ツール・ド・ふくしま初となるグラベルライド種目だ。舗装路だけでなく、林道や未舗装路(グラベル)を織り交ぜたコースは、楢葉町の自然をより深く、よりダイナミックに体感できる。
砂利道や土道といったグラベル区間では、路面状況の変化を楽しみながら走行する冒険心をくすぐるルートが特徴。スピードを競うレースではなく、景色や走行そのものを楽しむライドイベントとであり、コースの難易度自体も高くないため、グラベル初挑戦の方でも安心して参加できる種目だ。
エイドはグラベル区間に2つ、舗装路区間に1つ、計3つを用意。山林の静けさや里山の風景、楢葉町ならではのローカルな道を走り抜けることで、通常のロードライドとはひと味違うサイクリング体験を楽しめるはずだ。
ツール・ド・ふくしま2026サイクリング部門
種目定員:
・いわき浜海道ライド110:500人
・ふくしま復興ライド80:300人
・あぶくま山岳グルメライド40:50人
・ならはグラベル40:150人(予定)
申込:スポーツエントリー
https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/103425
申込期間:5月10日まで
Amazon.co.jp