ブリュッセル自由大学のキャンパスで開催されたX2Oトロフェー最終戦はスノークロスに。テクニカルなコースを味方につけたセイリン・アルバラード(オランダ、フェニックス・プレミアテック)とマイケル・ファントーレンハウト(ベルギー、パウェルスサウゼン・アルテスインダストリーバウ)がそれぞれ男女レースを制している。
攻めの走りでアルバラード逆転勝利 ブラントがシリーズ優勝を決める

鮮やかな走りで勝利したセイリン・アルバラード(オランダ、フェニックス・プレミアテック) photo:X2O Trofee
締めくくりに向かう欧州シクロクロスシーズン。2月15日に開催されたのは、3大シリーズの一つに数えられるX2Oトロフェーの最終戦「ブリュッセル・ユニバーシティクロス」だ。ブリュッセル自由大学のキャンパス内に敷設されたアップダウンとキャンバー多めのコースは湿り気を帯び、最終種目の男子エリートレース中には雪が振り付けたことで難コンディションに仕上がった。
女子エリートレースは昨今の女子シクロクロス界を牽引し、前日のエクザクトクロスでアルカンシエル姿での初勝利を挙げたルシンダ・ブラント(オランダ、バロワーズ・フェルゼクリンゲン・ヘットプーツブーロー・ライオンズ)と、シーズン後半に調子を上げたセイリン・アルバラード(オランダ、フェニックス・プレミアテック)のバトルに。途中アルバラードがパンクに見舞われて遅れ、勝負が決まったかに思われたが「自分を信じ続けて完璧な走りを続けたら勝負に戻ることができた」と復活。軽快な走りでスリッピーコースを攻め続け、ついに「あまり足の調子が良くなかった」というブラントを最終盤で抜き去った。
パンクすらも燃料に変えてしまうほどの気合の入った走りでアルバラードが独走勝利。前日のエクザクトクロスではブラントたちに敗れて4位に留まっていた悔しさを、目覚ましい走りで挽回してみせた。2位に入ったブラントは、今季絶好調だった貯金で余裕のシリーズ総合優勝を確定。UCIワールドカップとのダブルシリーズ優勝を果たして(スーパープレスティージュは不参加が多くシリーズ4位)いる。
雪レースでファントーレンハウトが鮮やかな勝利、ニューウェンハイスが総合優勝確定

今季不調を払拭する走りで勝利したマイケル・ファントーレンハウト(ベルギー、パウェルスサウゼン・アルテスインダストリーバウ) photo:X2O Trofee
突然レース中に降り始めた大雪でスノークロスと化した男子エリートレースを掌握したのはマイケル・ファントーレンハウト(ベルギー、パウェルスサウゼン・アルテスインダストリーバウ)。前日のエクザクトクロスで2位に終わった悔しさを晴らすべく「今日は絶対に勝つと決めていたんだ。雪の中で1時間耐えて、ミスをできるだけ少なくしようと努めた」と気合の走りで終始先頭をリード。前日勝者のニルス・ファンデプッテ(ベルギー、アルペシン・プレミアテック)も対抗したものの、テクニカルなキャンバーに手を焼きファントーレンハウトのリードを許してしまった。
引退まであと1戦に迫ったラース・ファンデルハール(オランダ、バロワーズ・フェルゼクリンゲン・ヘットプーツブーロー・ライオンズ)たちがコースに手を焼き、ファントーレンハウトと一緒に抜け出したヘルべン・クイペルス(ベルギー、パウェルスサウゼン・アルテスインダストリーバウ)は、バニーホップ中にリアディレイラーが脱落するトラブルで後退。チームメイト2人のワンツーフィニッシュは叶わなかったものの、一人淡々とファステストタイムを刻むファントーレンハウトがテクニカル度合いを一気に増したコースを最後までリードし続けた。

引退を記念した特別バイクで走ったラース・ファンデルハール(オランダ、バロワーズ・フェルゼクリンゲン・ヘットプーツブーロー・ライオンズ) photo:Baloise verzekeringen - Het Poetsbureau Lions 
キャリアを讃える表彰を受けるラース・ファンデルハール(オランダ、バロワーズ・フェルゼクリンゲン・ヘットプーツブーロー・ライオンズ) photo:Baloise verzekeringen - Het Poetsbureau Lions
今季思うような走りができず、世界選手権でも存在感を発揮できなかったファントーレンハウトが鮮やかな走りで勝利した。シリーズ1勝を上げ、コンスタントに上位入賞を繰り返したヨリス・ニューウェンハイス(オランダ、リドレーレーシングチーム)がシリーズ総合優勝を射止めることに成功した。
攻めの走りでアルバラード逆転勝利 ブラントがシリーズ優勝を決める

締めくくりに向かう欧州シクロクロスシーズン。2月15日に開催されたのは、3大シリーズの一つに数えられるX2Oトロフェーの最終戦「ブリュッセル・ユニバーシティクロス」だ。ブリュッセル自由大学のキャンパス内に敷設されたアップダウンとキャンバー多めのコースは湿り気を帯び、最終種目の男子エリートレース中には雪が振り付けたことで難コンディションに仕上がった。
女子エリートレースは昨今の女子シクロクロス界を牽引し、前日のエクザクトクロスでアルカンシエル姿での初勝利を挙げたルシンダ・ブラント(オランダ、バロワーズ・フェルゼクリンゲン・ヘットプーツブーロー・ライオンズ)と、シーズン後半に調子を上げたセイリン・アルバラード(オランダ、フェニックス・プレミアテック)のバトルに。途中アルバラードがパンクに見舞われて遅れ、勝負が決まったかに思われたが「自分を信じ続けて完璧な走りを続けたら勝負に戻ることができた」と復活。軽快な走りでスリッピーコースを攻め続け、ついに「あまり足の調子が良くなかった」というブラントを最終盤で抜き去った。
パンクすらも燃料に変えてしまうほどの気合の入った走りでアルバラードが独走勝利。前日のエクザクトクロスではブラントたちに敗れて4位に留まっていた悔しさを、目覚ましい走りで挽回してみせた。2位に入ったブラントは、今季絶好調だった貯金で余裕のシリーズ総合優勝を確定。UCIワールドカップとのダブルシリーズ優勝を果たして(スーパープレスティージュは不参加が多くシリーズ4位)いる。
雪レースでファントーレンハウトが鮮やかな勝利、ニューウェンハイスが総合優勝確定

突然レース中に降り始めた大雪でスノークロスと化した男子エリートレースを掌握したのはマイケル・ファントーレンハウト(ベルギー、パウェルスサウゼン・アルテスインダストリーバウ)。前日のエクザクトクロスで2位に終わった悔しさを晴らすべく「今日は絶対に勝つと決めていたんだ。雪の中で1時間耐えて、ミスをできるだけ少なくしようと努めた」と気合の走りで終始先頭をリード。前日勝者のニルス・ファンデプッテ(ベルギー、アルペシン・プレミアテック)も対抗したものの、テクニカルなキャンバーに手を焼きファントーレンハウトのリードを許してしまった。
引退まであと1戦に迫ったラース・ファンデルハール(オランダ、バロワーズ・フェルゼクリンゲン・ヘットプーツブーロー・ライオンズ)たちがコースに手を焼き、ファントーレンハウトと一緒に抜け出したヘルべン・クイペルス(ベルギー、パウェルスサウゼン・アルテスインダストリーバウ)は、バニーホップ中にリアディレイラーが脱落するトラブルで後退。チームメイト2人のワンツーフィニッシュは叶わなかったものの、一人淡々とファステストタイムを刻むファントーレンハウトがテクニカル度合いを一気に増したコースを最後までリードし続けた。


今季思うような走りができず、世界選手権でも存在感を発揮できなかったファントーレンハウトが鮮やかな走りで勝利した。シリーズ1勝を上げ、コンスタントに上位入賞を繰り返したヨリス・ニューウェンハイス(オランダ、リドレーレーシングチーム)がシリーズ総合優勝を射止めることに成功した。
X2Oトロフェー2025-2026第8戦 女子エリート結果
| 1位 | セイリン・アルバラード(オランダ、フェニックス・プレミアテック) | 46:58 |
| 2位 | ルシンダ・ブラント(オランダ、バロワーズ・フェルゼクリンゲン・ヘットプーツブーロー・ライオンズ) | +0:22 |
| 3位 | マノン・バッカー(オランダ、クレラン・コレンドン) | +0:32 |
| 4位 | インゲ・ファンデルヘイデン(オランダ、クレラン・コレンドン) | +0:38 |
| 5位 | アマンディーヌ・フークネ(フランス、、パウェルスサウゼン・アルテスインダストリーバウ) | +1:11 |
X2Oトロフェー2025-2026第8戦 男子エリート結果
| 1位 | マイケル・ファントーレンハウト(ベルギー、パウェルスサウゼン・アルテスインダストリーバウ) | 1:04:14 |
| 2位 | ニルス・ファンデプッテ(ベルギー、アルペシン・プレミアテック) | +0:41 |
| 3位 | ヘルべン・クイペルス(ベルギー、パウェルスサウゼン・アルテスインダストリーバウ) | +1:13 |
| 4位 | フェリペ・オルツ(スペイン、リドレーレーシングチーム) | +1:39 |
| 5位 | ヨリス・ニューウェンハイス(オランダ、リドレーレーシングチーム) | +1:58 |
text:So.Isobe
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