1月31日に行われたワールドツアー第2戦、カデルエヴァンス・グレートオーシャン・ロードレース・ウィメンでアリー・ウォラストン(ニュージーランド、FDJユナイテッド・スエズ)が勝利。ツアー・ダウンアンダーで区間2勝したスプリンターが、大会連覇を達成した。



第9回カデルエヴァンス・グレートオーシャン・ロードレース・ウィメン photo:CorVos

男子レースに先立ち行われたマペイ・カデルエヴァンス・グレートオーシャン・ロードレース・ウィメン。ジーロングを発着する141.2kmのコースは、例年通りコースの大半が平坦路。しかし終盤に2度越えるチャランブラ・クレセント(距離1.4km/平均7%)が、今年も勝負を面白くした。

昨年の優勝者であり、直近のサントス・ツアー・ダウンアンダーで区間2勝を挙げ、ポイント賞を獲得したアリー・ウォラストン(ニュージーランド、FDJユナイテッド・スエズ)ら76名がスタート。曇り空で気温26度のコンディションの中、ペトラ・スティアスニー(スイス、ヒューマンパワードヘルス)が単独逃げを決めた。

単独逃げとなったペトラ・スティアスニー(スイス、ヒューマンパワードヘルス) photo:Cadel Evans Great Ocean Road Race

1度目のフィニッシュラインを通過する、世界王者のマグドレーヌ・ヴァリエール(カナダ、EFエデュケーション・オートリー) photo:Cadel Evans Great Ocean Road Race

最大8分弱のリードを築いたスティアスニーに対し、メイン集団はFDJユナイテッド・スエズを中心にペースを作る。その結果、残り35km地点でスティアスニーは吸収。1つ目のチャランブラ・クレセントでガイア・レアリーニ(イタリア、リドル・トレック)ら5名が落車するなか、EFエデュケーション・オートリーが一気にペースを上げ、プロトンの人数を絞り込んだ。

1度目のフィニッシュ地点を先頭で通過した小集団にウォラストンの姿はなかったものの、アシストの牽引により2度目のチャランブラ・クレセントの前に集団復帰。その時点で先頭集団は40名となり、マビ・ガルシア(スペイン、UAEチームADQ)のペースアップで再び集団は分断された。

15名の先頭はアタックの応酬により5名に絞られ、ウォラストンは第2集団で追いかける。すると残り4km地点で集団は一つとなり、勝負はスプリントへ。最終ストレートでウォラストンが踏み込み、スピードに乗ると、それに敵う選手はいなかった。

小集団スプリントを制したアリー・ウォラストン(ニュージーランド、FDJユナイテッド・スエズ) photo:CorVos

アリー・ウォラストン(ニュージーランド、FDJユナイテッド・スエズ)の勝利をチーム一丸となり喜ぶ photo:Cadel Evans Great Ocean Road Race

「このレースで再び勝利することを目標としており、達成できてとても嬉しい。今年の方がチャランブラ・クレセントの登りは厳しく感じた。この勢いをシーズンを通して維持していきたい」と、ウォラストンは大会連覇を喜んだ。

女子ワールドツアーの次戦は、2月5日にアラブ首長国連邦で開催されるUAEツアー・ウィメンだ。

大会連覇を達成したアリー・ウォラストン(ニュージーランド、FDJユナイテッド・スエズ) photo:Cadel Evans Great Ocean Road Race
カデルエヴァンス・グレートオーシャン・ロードレース・ウィメン2026結果
1位 アリー・ウォラストン(ニュージーランド、FDJユナイテッド・スエズ) 3:54:55
2位 ジョシー・ネルソン(イギリス、ピクニック・ポストNL)
3位 ミレイア・ベニト(スペイン、AGインシュランス・スーダル)
4位 マッケンジー・クープランド(オーストラリア、リブ・アルウラー・ジェイコ)
5位 ドミニカ・ヴウォダルチク(ポーランド、UAEチームADQ)
6位 サラ・ヴァンダム(カナダ、ヴィスマ・リースアバイク)
7位 ノエミ・リュエッグ(スイス、EFエデュケーション・オートリー)
8位 エラ・ワイリー(ニュージーランド、リブ・アルウラー・ジェイコ)
9位 ロジータ・レインハウト(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク)
10位 アンバー・ペイト(オーストラリア、リブ・アルウラー・ジェイコ)
text:Sotaro.Arakawa
photo:Cadel Evans Great Ocean Road Race, CorVos

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