アラブ首長国連邦を舞台とするステージレース、ツアー・オブ・シャールジャでレイン・タラマエ(エストニア、キナンレーシングチーム)が総合優勝した。小石祐馬も総合6位に入り、キナンはチーム総合でも首位を獲得した。



1月23日から27日までの5日間にわたり、アラブ首長国連邦で開催されたツアー・オブ・シャールジャ(UCI2.2)。第2ステージで50kmの独走勝利を決めたタラマエは、第3ステージの9.8km個人タイムトライアルを区間7位でフィニッシュし、総合リーダージャージを守った。

リーダージャージを守り、総合優勝したレイン・タラマエ(エストニア、キナンレーシングチーム) photo:KINAN Racing Team, Syunsuke FUKUMITSU

そして最終日は今大会の最難関となったクイーンステージ。4つのカテゴリー山岳を越え、最後に1級山岳アル・スフブを登るレイアウトで争われた。区間優勝したマッテオ・ファッブロ(イタリア、ソリューションテックNIPPOラーリ)から40秒遅れの区間9位でフィニッシュしたタラマエは、総合首位を維持。最終第5ステージは集団スプリントで決着し、先頭集団でレースを終えたタラマエが総合優勝を決めた。

総合では小石祐馬が3分55秒遅れの6位につけ、キナンはチーム総合でトップ。チーム全員で表彰台に上がり、チームとしてUCIポイントを獲得。今季初戦として最高の滑り出しを見せた。

チーム総合で首位になり、チーム全員で表彰台に上がったキナン photo:KINAN Racing Team, Syunsuke FUKUMITSU

キナンによるレースレポートでタラマエは、「スタート前から風向きが気にはなっていたけど、それ以上にモチベーションが私たちを突き動かした。今日は個人総合優勝を決めるためにあらゆる手を尽くすつもりだったし、チームメートもそのために全力で走ってくれた。昨日以上のチームワークが発揮できて、彼らがいなかったら勝てなかったと今は感じている。すべてのチームスタッフ、スポンサー、日本のファンにお礼を言いたい。このレースのためにみんなが施してくれた準備は本当に素晴らしかった」とコメントした。

また「シーズン初戦で得た勝利は、私だけじゃなくチーム全体に良い影響をもたらすはず。新しいチームメンバーはみんな強いし、日本に残っている選手たちもレースに向けた準備を進めている。誰がレースを走っても成功できるチームだから、自信をもって走り続けたい」と喜びを語っている。
個人総合成績
1位 レイン・タラマエ(エストニア、キナンレーシングチーム) 11:10:07
2位 マルチン・ブジンスキ(ポーランド、MBHバンクCSBテレコムフォート) +1:07
3位 アドネ・ファンエングレン(オランダ、トレンガヌ・サイクリングチーム) +1:10
6位 小石祐馬(キナンレーシングチーム) +3:55
photo:KINAN Racing Team, Syunsuke FUKUMITSU